繊細さん、在宅ワークをはじめる
昨年から家でクラウドワークをはじめました。
繊細さん、パワハラを受ける(それも2件)
そもそものきっかけは、派遣先で2件立て続けにパワハラにあったことです。私はいわゆる「繊細さん」(HSP)のため、強い言葉や口調で言われるだけで恐ろしくて、焦って、仕事がうまくいかなくなります。
そんな弱っちい私が、立て続けに2件もパワハラを受けました。理由はいろいろです。もちろん、上司の期待に応えられなかった私にも責任はあります。
そんなことが続き、心と体のバランスを崩して、なんでもない時に涙がでたり、動悸が早くなったり、睡眠障害を数カ月に渡って経験することに…。
さらにコロナ禍で外に出るのも怖くなり、思い切って在宅での仕事に切り替えました。家での仕事は、今までも少しずつやってきたのですが、簡単な文章作成くらいで、こどもの小遣いくらいにしかなりません。
そのため、クラウドワーク大手のクラウドワークス(ややこしい…)のクラウドワーカー育成システムを利用し、本格的に在宅で仕事を増やしていくノウハウを学びました。
それから数ヶ月。少しずつですが仕事も増えてきました。そして、気がついたら、あれほど辛かった不調がほとんどなくなりました。「山奥ニート」の作者石井あらたさんが言っていたように、ストレスって人と仕事がほとんどなんだな…。
在宅ワークのメリット
在宅の仕事は、私にとってほぼメリットしかありませんでした。こんなことなら一度目のパワハラの後にクラウドワークを本格的にやっていっていればよかったと思っています。
人に会わなくてよい、合わせなくてよい
私は、集中しているときに話しかけられるとビックリしてしまい、作業に支障をきたすことがありました。以前の職場ではパワハラ上司はもちろん、他の同僚も、変なタイミングで声をかけてくるのでそのたびにビクッとして作業を忘れてしまいました。おまけに、そんな私の驚いた姿を「楽美さん、おもしろ~いww」と、笑う人もいて、本人は悪気はないけれど、こちらはバカにされたような気がして、嫌な気分になりました。
相手もコミュニケーションを取ろうとしてくれるのでしょうが、結局、私は気を使って話を聞いてしまうので、ただただ無駄な時間が過ぎていきました…。
ところが、在宅なら、そんなどうでもいい話に付き合わなくてもいいし、作業の中断は家族の会話や宅配くらいなので、いくらでも集中が可能です。
オンラインミーティングを嫌がる人もいますが、私は大歓迎です。限定的なコミュニケーションなので、相手の顔色をうかがって雑談を不必要に聞かなくていい。
家にいるとお金を使わない
クラウドワークスで在宅の仕事を初めて、唯一にして最大のデメリットは、収入が激減したことです。家事との兼ね合いやパソコンのスペック、パワハラの後遺症でメンタルが安定しない、などで外仕事と同じ仕事量をこなすことができないため、収入は外仕事の1/5ほどに減少しました。
しかし、家から外に出ないとお金をほとんど使いません。基本自炊なので食料品や日用品以外で買うのはコンビニおやつや本、ネット関係の支払いくらい。
交通費、外食費、衣服や化粧品など、余計な出費がかからないとこんなに節約ができるのか…。と驚きました。これまでは仕事のストレスから、昼食、カフェ、雑貨など、最寄り駅のデパートなどで散財していたのが一切なくなったし、なんとか生活できています。
あとは、在宅ワークの経験を積むことで収入を増やしていくことができれば、なんとかやっていけそうです。日々努力は書かせませんが、人に流されず、自分のペースで仕事ができる環境は、仕事へのモチベーションもあがります。
クラウドワークスのワーカー支援プログラム
私が登録しているクラウドワークスのワーカー支援プログラムは、どうやって仕事をとっていくかや、クライアントとの交渉など、スキルアップの講座などが充実しているので、それらを利用することで、少しずつ収入を上げていくことができます。
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