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孤独のデイトレ 上手になりたい

9月のMSQが昨日終わった。来週はアメリカのMSQ!日経平均はMSQと為替の話が相場が始まってからあったので、大きく急落して巻き返しなしで大引けを迎えた。個人的な感想はいろいろあるところだけれども、ここに書いても仕方ない。気になるのは、アップルショック。もしかしたら、買い場なんじゃないかと、、、漠然と思うところ。そう思いながら、不覚にも資源株を利確してしまった。そして、後悔の念を抱いている。利確した理由は、窓を開けておかしなロウソク足をしていたからだ。とはいえ、買値は相当低いから、なんでこの位置でビビって利確したのか意味がわからない。利確したいと思ったのは、3月のSVCショックから半年を迎える頃だから、なんでも下がるんじゃないか?と思ってしまったのも大きい。とはいえ、仕込む時期から行って、この資源株がマイナスになることは1日や2日みたいな短期では起きるわけもないのに、、、と思うところもある。考え方って重要だなと改めて思った。

注)もしも、投資をされている方が読まれていたら、利確したくなるかもしれませんが、、、なんでも利確した方がいいと言っているわけではありません。投資は自分の判断ですることが一番ですし、シナリオをお持ちなら、人の意見に左右されてトレードすることはお勧めできません。買いでも売りでも、ご自身の判断が一番大事です。投資は自己責任です。

そもそも買い方を間えている!

私はいろいろな銘柄を持っている。業種も様々。要は統一感がないというのが特徴だろうか。とはいえ、今は証券も上がっているし、資源株も上がっている。その一方精密機器は危うい雰囲気が漂う印象、、、買ったり売ったりの繰り返し。業績が悪くても、ここから下は考えづらいというのは、何度もチャートを見ていて体感しているので、買えるようになった。株を始めて、いいなと思い、NISAで買いたいとも思ったが、買わず、ようやくスイングで今年になって入れるようになった、20万前後の精密機器の銘柄、たった1つである。かれこれ3年やっていて、レンジだと思ってはいれるようになったのは1つしかまだない。

もう少し銘柄を絞るというより、エントリーする銘柄数を減らせば、1銘柄で100株ではなく、300株とか500株とか買えるのではないか?ということ。初心者の域を出ていないのに、エントリーする銘柄数があれこれ手を出していることが悪いのではないか?という結論。もちろん、1銘柄で全力なんて悪いに決まっていると思うけれど、私の場合、片手以上の銘柄をスイングとか1年未満くらいの短期しようとしていることに無理があるのではないか?という話。


買い時も売り時もそれぞれ

買う時に、どう見た時に安いと思えるのか?っていうのも重要だと感じる。売るときに、そろそろ利確の時だと思うのもそれ以上に重要。特に利益が出れば出るほど、手放せなくなる。不思議だ。自分の口座に+で表示された金額は、売らなきゃプラスにならないので、見ているだけで嬉しくなるのも不思議。ただ、マイナスになると自分が投じたお金が今売ってしまうと減るので悲しいということを思うし、手放したくないと思う。同値や同値よりももっと上がってほしいと思うのも人の心理。だから、損切が重要と言われても、なかなかできるわけがない。買ってから一度も買値まで上がらない株なんて、いくつでもあるし、こんなに上がったの?と驚く株もいくらでもある。いつの価格を見て判断しているかというのも人それぞれ。だから、買値からのパーセンテージや金額で損切りを決めておくことは重要。たぶん、チャートでここが下値だからとか移動平均線を割ったから、、、とか下値を調べて売るよりも、そういったチャートのテクニカル判断より、数値で決めておいた方がやりやすいのではないか?あるいは、、、チャートの下値水準と損切りする金額や数値がピッタリ合ったときの金額で買えば理屈が合うから損切もなっとくしやすいのではないか?とさえも思う。例えば、、、買おうとしている株が1株250円で下値と思える抵抗ラインが200円がだとして、自分が数値で決めた損切のパーセンテージが3%だったら、242.5円になるから、一致しない。仮に、242.5円を切った時、数値なら損切だけど、抵抗線はまだ下だから200円まではいいや、、という気持ちにならないだろうか?私はいつもこれで、損が膨らむ。(本来なら、200円を損切りにしたいなら、210円くらいまでの買い値が妥当なはず。)そう、値幅いっぱいまで損切を放置してしまう。まだ、確認しているならともかく、日々、、、あれ?あれ?あれ?毎日下がるけどどうしたんだろう?なんて思って、よくよくチャートを見ているとすでに下値の抵抗線と思しきラインを突き抜けている、、、ああ、これは無理だ、、ハイ損切!ここは損切!となんだか額が膨らんでいるのに、潔く損切してしまうパターンもある。その後14日くらいして、そういえば、もっと下がってるのかな?損切を後悔せず、肯定して自分をほめられるのか?なんて思ってチャートを見て株価を見ると、、あれ?私の買値に近いくらいならまだしも、買値を上回って見事に反発しているなんていうケースもある。要するに自分が損切りしたところが底だったのだ。だから、テクニカルでもなければ、ファンダでもないとプロや利益を伸ばしている投資家の方々は株は需給だとおっしゃる。もっともだと思う、ファンダが良くてもどんどん下がる株もある、、、人気がないから、買われないし、買う人がいないから大口が売りに売るという状況だと、個人投資家も下がるから損を承知で売りに回る、、、いわゆる売りが売りを呼ぶ状態。いわゆる経済ショックといわれるもので、大損になるケースもあるけれど、売り圧力が強くなる銘柄を持っているのも危険だし、売り圧力が強い銘柄かどうかを確認しておくことも重要。グロース市場にはこういった状況が起こりやすい。閑散としたプライム市場は、安いと思えば買ってくる人がいて、何年かすると上がることもある。閑散としているから、売り圧力は少ないけど、、、もう上がらないから売ってしまおうという人が、下値でも売ってくれる場合があるから下がるだけなのではないだろうか?あくまで、個人的な感想。別に大口が仕掛けてこなくても、閑散としたプライム市場には起こりやすいのかと思う。だから、板が薄いのは初心者は買ってはいけないと言われる。年初来安値とか上場来安値とか調べて、難平の計画もして、優待や配当、最近だとPBRの数値も調べて上がると思えばすごい低いところで長時間の魚釣りの気分で待つのもありかもしれない。気が短いせっかちには向いていないトレードなのでやりませんが、、、



もう、同じ値段で手に入りそうにない

利確した銘柄でまた持ちたいと思うことはよくあるし、やっぱりあの価格は底だったのか、、、買いたかったと思うこともよくある。下手は下手でも数年やっていて、気になる銘柄が下がってきてどのくらいで上がるのかは一応わかってはいる。ここは買っていい、、、ボーナスゾーンなのかどうか、、、それで、少しは買えるようにはなったものの、、、残念なことに100株で買うことが多いから、利確したら、次のチャンスがないのである。利益も伸ばすことができない。200株とか買っていたら、100株は売って、もう100株はもっと上がれば買うし、また買値に近づく様子なら、最初の売値の位置でも潔く売ればいい。損をしたように思うことはない。上に行ってくれれば、、、今度は逆に最初の買値よりも高い位置でもここは押し目だと思えるところでエントリーができるから、、、メリットはある。そして、何より、毎日否が応でも株価をチェックしているから、機敏に動ける確率が上がる。要は、チャンスを今までよりも広げていることになる。だって、知っているのだからやればいいだけ。自分でわかっている底値を知っているのだから。どーんと下がってどこまで下に行くんだろうという不安も少なく、万一難平するとしても、難平の判断もしやすいのではないだろうか?


値動きなくて、つまらない、、、と思ったときに利確する後悔

今年何度もやってしまっている。理由はエントリーのポイントが悪いのと、買い増ししないから。難平と買い増しは違う。ここの理解もまだ私は不十分。買値より下で買ったら難平と思うのもよろしくない。買値ゾーンを作っているかどうか?ということ。よく、上手な方は○○円台で買いを集めるという方法を使っている場合が多い。これは、同じ値段で買わず違う値段で、損切ラインを決めておいて、上がるのを待つ方法。そして、ここで重要なのは、売るときも一気に売らない。少しずつ売る。できるだけ利益が伸びるように売る。万一下がったとしても、別にそれはそれで仕方ないし、しばらく忍耐があれば、1度は利確しているから、気が楽なのだろう。利確しているとメンタルが強くなるからその分、株との向き合い方も違ってくるのだと思う。利確した分があるので、万一生じる損は許容範囲を広げられる。1万円の+で利確すれば、1万円分の範囲なら、同値で撤退しても損した気分にもならないし、半分であきらめて利確しても別に負けたとも思わないだけになる。100株より200株以上同じ銘柄で持っているとメンタルが違ってくるのだと思う。
ちょっと話がそれてしまった。つまり、私は100株しか持っていないし、200株以上でエントリーすることは珍しいのだけど、、、100株をいい位置で買って、なかなか上がらない、、、とやきもきする日が3日、7日以上続くと同値で売る癖がある。ちょっとくらい下がっても、我慢できたのだから、持ち続ければいいのに、、できない。持っていて、上がらない株価を見続けて疲れてしまう。そして、値動きのない銘柄はつまらないと感じてしまう。買う時に、1日の大引けを見るのか、来週の株価を見るのか?どこを見ているか定まらないとダメ。買う時にスイング以上の時間軸で買ったつもりでも、ついつい数日上がらず、逆に2週間くらい買値まで戻ってこず、同値にやってくると「おかえり、もう疲れた、君はまたW底作りに下に行くんでしょ?だったら今のうちにさよならだ」と思ってしまう。これで切ると、とんでもない、、、、その後急上昇していく、、、タイミングが悪かったのだ。最初のエントリーのタイミングが、、、、!あと、エントリーしてから何日も数ティックしか動かない銘柄、しかも買値をプラスにしたりマイナスにしたりしながら動くことも多い。これも疲れてしまう。もう、いいやと思って、微益撤退すると上がる。要はレンジで入っていて、たぶん、入り方は間違っていない。で、レンジで入っていると理解するから、その後上に行くのか下に行くのかわかりづらいのだ。レンジはどちらかに大きく動くというのは決まっていて、下か上かはわかりづらい。だから、いつもつまらなくなって、利確すると、翌日どーんと上に行く。ああ、自分は間違っていなかった、、、と思う。もうちょっと忍耐があればよかったと思う。今年は何度もこのパターンにやられてしまっている。

「株はメンタル」という言葉はタイトルにして本を出す人がいるほど、大事なことになっている。私の思う株はメンタルというのは、損切を我慢する心臓に毛が生えるようなメンタルなんじゃなくて、常に心身健康でいられる心を維持することができるトレードをするという意味だと思う。資産が半分になっても、そこでもう一回買い増しできれば別に余裕があるからメンタルは大きくやられず、追証や近い将来使うお金が半分になるからメンタルをやられるということになるのではないだろうか?
利益を出しても、もう買えないと思う気持ちも正直メンタルがポジティブにもならないし、損を出して大損切した時もメンタルがポジティブにならない。不安ばかりが募り、冷静心を失い、わけのわからないトレードになって損を大きくすることもある。特に1日で出した損を1日で取り返そうなんて思ったら、その確率はかなり高い。どうやってエントリーして出口を見ているかをきちんと決めておけばたぶん、損しても益出ししても、メンタルは常にフラットだ。





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