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孤独のデイトレ 後悔は先に立たず

11月相場は10月相場の弱気を跳ね返し、急上昇中。みんな強気になった。いつだったか、2018年相場に似ているとか、クリスマスショックになるのでは?とか言われていたけど、今はとにかく年末ラリーだみたいな雰囲気になってきた。急上昇にうまく乗るのはほんとに難しい。弱気発言を跳ね返すきっかけは、やはりバフェット氏率いるパークシャー・ハサウェイの円建て社債の発行だろうか?この社債が発行されると、日本株が買われるらしい。もちろん、他の海外ファンドも買いに回るようだ。相場格言の小回り3か月が期待される雰囲気だ。でも、3月末から7月まで続いた時に素直に乗れなかった身としては、そんなに早くまた大相場になるとは信じがたく、やっぱり人が楽観しているときに、クリスマスショックみたいなドッカンがあるんじゃないかと、、、警戒ばかりしてしまう。皆さんはどう思うだろうか?投資はあくまでも自己責任を忘れずにいるべきだと思う。

我慢すればいいものを限界だった

今回は、握りしめていても大丈夫だった、、、そして、あと1週間我慢が足りず、損切りしたが故に、含み益にならず、残念だった話をする。そう、半年くらい抱えていた銘柄。しかも、またしてもやった高値掴み。銘柄はというと信越化学。7月初旬に4900円で買ったのだが、その後は、右肩下がり。秋の決算も跨ぐ跨がないの問題じゃなく、こんなところで損切りするには負けトレになってしまうので、必ず上がると持ち続けたまではいい。事実、決算内容は好決算ではなかったものの材料出尽くし感あがあったのか、株価は上昇していった。私の含み損ももうすぐ含み益だと思った、、、がその後急騰すれば調整がいるもの。チャートのお決まりが始まった。そして、その日数を数えればいいものを、またW底になって、いつこの株価に戻ってくるかわからないんでしょ?と決めつけたが最後、、、許容範囲で損切り。あーあ。数日後には、見事に窓を開けて上昇していった。また信じて買えばいいものを、買わなかったから、もうしばらくはぽかんと口を開けてみるだけになった。暴落よ、、、控えめでいいから来てくれませんか?とこころのどこかで思っている自分がいるのだ。でも、私が望むように相場は動くわけじゃないし、暴落なんて来ようものなら、他の銘柄にも影響するから困るのが本音でもある。また上がるなら、1週間くらいの暴落なら我慢しようか?なんて中途半端な気持ちも見え隠れするのだけど。


4063 信越化学工業 日足チャート


大底は我慢できても上がりだすと我慢できない


4063 信越化学工業 直近の日足チャート

決算に向けて、下がる下がる、その時はマイナス7万円くらいだった。大きな金額である。何しろ買値4900円だいだから、無理はない。でも上がると信じていたから、持っていた。というのも、今年の新春の日経新聞には今年上がる有望株として選ばれていたから怖くはなかった。マイナス7万になっても、、、
ところが、だんだん、買値に近づくと、よく頑張った、、、もう頑張ったから諭吉さん1枚くらいなら損切りしてもいいよ、また頑張るよ、、、という気持ちが芽生えるのである。

でも、考えてみれば、窓を3つも開けて上がりだしたのだ。このまま終わるわけがあるまい。3空上げは強い上昇を示すからすぐには窓を埋めづらいという、テクニカルの見方もあるらしい。事実、このころになると、信越化学工業の記事とか動画が出てきた。そう、信越化学工業は、内外にどんな会社なのか知ってもらおうとしているのだから、興味を持った人は買うタイミングなのだ。だから、焦って売る理由はほんとはなかった。

たいていヨコヨコしだしたら、10日くらいはかかるものだと思う。でも、6本目で売ったのだ、あと2日我慢していたら、売らなかったのかもしれない。なんとなく、結構我慢しているなぁとは思った。でも、ろうそく足の数を確認せずまだかかりそうだと決めつけたのがいけなかった。失敗ってちょっとした確認を怠ると起きやすいものだ。


いつもと違うパターンに気づけなかった


まさに、いつもと違うパターンに気づけなかった。有望株を損切りする愚かさは二度と忘れない。わけのわからない急騰急落の銘柄ばかりやっているとこの銘柄のすばらしさに気づけなかったし、状況が今までとは違うという変化にも気づけなかった。最悪パターンなのだ。買うタイミングさえ間違えなければ、きちんと持っていることはできるし、マイナス7万円の時に思い切って買い増しもできたのだ。きちんとファンダも勉強しないと、すぐに上がってくれば、W底でサヨナラパターンと思い込んでいるので大損するんですよ、、、私。ということを今回は思い知らされました。大反省です。

銘柄選びは大事

負け惜しみになるけれども、今回は運が良かっただけじゃない。ちゃんと、期待されている銘柄を高値掴みしたのが敗因なだけ。銘柄は急騰する銘柄よりも、きちんと着実な一歩を歩んでいて、プロの投資家がきちんと監視しているものにかぎるのではないだろうか?この銘柄は某大手証券会社のポートフォリオにも組み込まれているし、何かと話題になる銘柄でもある。なんといっても、プライム市場で出来高もある銘柄。閑散とした銘柄よりも安心感はあるのだ。急騰急落の銘柄に一喜一憂するよりも、今回は含み損の時は正直メンタルやられたけれども、そこで売ろうとは思わなかった。だって、ポートフォリオに組まれているのだから、万一ポートフォリオから外れた時はどんなに大損してもあきらめようと心にも決めていたから。

高値掴みは注意

どんなに人気があっても、良い銘柄でも高値掴みだけはしないということを忘れずにいたい。ついつい良い銘柄だと、欲しくなるけれども、上場企業はいっぱいあるし、他にも期待値の大きい銘柄はあるし、出来高のある銘柄はある。下がってくるまで、他の銘柄をホールドすればいいだけの話だけど、これがなかなかできないから、うまくならないのだなぁとつくづく思う。うまくなるための第一歩には高値が安値と思わないことも大事だった、、、


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