19歳の春、僕はアメリカへ渡った。 日本の大学を1年だけ休学して、いずれ復学するつもりで。 日本の大学では落研に所属していて、その時からいずれ落語を英語でやりたいと思っていたので、その下準備のつもりでした。 当時は留学経験のある落語家さんがまだいらっしゃらなかったので、留学して弟子入りしたらカッコいいぜ! くらいの軽~い下心でした。(笑) でも、当時はクリントン大統領で、古き良きアメリカがまだ色濃かった時代。(ちょうど、あのスキャンダルの頃ですね・・・。) アメリ
はじめまして! ニュージーランドで役者と英語落語の仕事をしている、鹿鳴家英志(かなりやえいし)こと中辻拓志です。 このnoteでは、1996年のアメリカ演劇留学に始まり、2005年ニュージーランド国際コメディーフェスティバルでの全国優勝を経て、英語落語を演じている現在までの経緯を、笑いと涙を交えて熱く語って行きたいと思っています! 僕の人生は正に紆余曲折。 少しばかりの成功を収めつつも、失敗だらけの試行錯誤の人生です。 僕という変わった人間にちょっと興味を持って頂け