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【「の輔」道・春】

落語であなたの人生をナビゲート!おとうふメンタル〇ら落語コンシェルジュ®相山・美奈:子:です。

28日はお江戸日本橋亭で「の輔」道(みち)・春~立川志のぽん落語家道中双六~。

★志のぽん 前説

★縄四楼  やかん

ハプニングあり。でもなんとかおさまりホッ。

★志のぽん  看板のピン

ハプニングは伝染(うつ)る?呑む打つ買うの三道楽から離れるのが志の輔一門。そうでなければNHKのレギュラーはとれません。時事ネタも賛成というだけで炎上する昨今は扱いに困るとのまくらから。カッコいいことやってみたい!それだけで行動して失敗する落語のいつものパターン。若い衆が博打をやっている割にはどこか抜けていて楽しい。

★志のぽん  棒鱈

戦争も落語的解決ができたらいいねと棒鱈へ入る。江戸っ子対田舎者の構図は、江戸っ子も芸者も田舎者を小馬鹿にしている。かなり田舎の人を大げさに演じないと互いの差がでない。これも落語らしくっていい。

★志のぽん 朱描き鍾馗

絵描きと軽んじられ、引っ越した途端に追い出され江戸中をさすらう絵師。ギリギリまで追い詰められた怒りが芸術へ昇華する。いい絵を描いてもらいたいがために人を試すのはよろしくないが、だからこそいい絵が書けたという美談で締めくくるのは、やはり元ネタが講談、浪曲ゆえか。

真打へとチャレンジをされた志のぽんさん。お人柄がそうさせるのでしょう。お客様も暖かくいい雰囲気で、とても楽しめました。

真打昇進に際して、志の輔一門は新作落語を作るが条件に加わります。それと「ねずみ」が重要視されるそうです。春と題するので、夏秋冬と続きます。その間に新作も発表されるでしょう。

次回は7月18日、お江戸日本橋亭です。志のぽんさんの挑戦、見届けませんか?


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