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テレワークコンサルタントが語るオンライン授業の始め方

はじめに

はじめまして。楽学舎ロボットプログラミング教室の高田しのぶです。私は現在、主に小学生を対象にロボットプログラミング教室をしております。その前はテレワーク導入コンサルタントをしていました。テレワークはそもそもしたことがある人が少ないと思います。その中で導入コンサルティングまでしていたとなると、日本で数えるほどとなります。そして、テレワーク導入コンサルティングをしていて、子供向けのオンライン授業をしている人は恐らく日本で私一人でしょう。この記事が、皆さんがオンライン授業を始めるための参考になれば幸いです。

今回は導入準備・講師編です。

生徒の準備・講師の準備

オンライン授業に必要なものは

・授業の教材

・ウェブ会議Zoom

また、あった方が良いものとして

・教育用チャットルーム

です。

どれも講師が準備しますが、ウェブ会議をするにしても生徒側でも準備が必要です。講師の準備、生徒の準備に分けて説明します。講師の準備はわりとすぐにできますが、生徒の準備の方が重要です。

講師の準備

テキスト

テキストはスキャンしてメール等で送ることも考えられますが、

・スキャンの手間がかかる。

・子供たちはパソコンの画面上で書類をみるのになれていない。印刷したいと言い出すと保護者の手間がかかる。プログラミングの画面とテキストを両方開いて進めるということは大画面でないとストレスがかかる。

・書き込みをして欲しい。

という理由で郵送としました。

何度も郵便局に行かなくていいように、切手をたくさん買っておきましょう。

ウェブ会議Zoom

Lineのビデオ通話でとりあえずつないでしまうという手もありますが、保護者のLineアカウントに子供が入るのもよくないので、Zoomがお勧めです。小さい子向けの1対1のレッスン(いつも保護者同伴であるようなもの)であれば、Lineのビデオ通話でとりあえずつないでしまってもいいでしょう。

Zoomはこちらから使えます。https://zoom.us/ 無料版では40分しか使えません。有料版を契約しましょう。価格表はこちら。https://zoom.us/pricing プロの契約が良いと思います。月2,000円です。

教育用チャットルームEdmode

質問、連絡用として使います。Zoomだけで質問が済んでしまうような場合は不要です。普段、連絡事項がある際は保護者向けにメールをしますが、保護者を介さないで生徒に連絡できる、生徒も保護者を介さないで連絡できる、という利点があります。

また、メールだと1対1の連絡になりますが、チャットルームであれば、誰かの質問を他の人もみているので、情報共有にもなります。

教育用チャットルームとしてはGoogle Classroomが有名です。しかし、これはGoogleアカウントが必要であること、保護者のGoogleアカウントで入ってしまうと結局保護者の手間がかかるということで小学生には向いていません。

そこでEdmodeを使いました。https://new.edmodo.com/こちらは無料です。Edmodeについては日本語の記事が少ないです。後程Edmodeについての記事を書くのでそちらを読んでから始めると時間のロスが少ないと思います。

長くなりましたので今日はここまで。次回以降、

・導入準備・生徒編

・Zoomのコツ

・生徒と保護者にマニュアルを作ろう

・本番に入る前に生徒と保護者に説明会を

・ウェブ会議ができないお子さん向けのコース

・Edmodeの始め方

・クラスの暖め方

・授業のコツ

の順に書いていく予定です。現在進行形なので予定は変更するかもしれません。記事も随時更新予定です。


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