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【お絵かき配信】まだ半分だけど終わりが見えてきた話

みなさんこんにちは!
ラクガキラボ所長のミライです。バイクと女の子の絵を描いてます!
昨日もYouTubeにて絵の制作過程を配信していましたので、気になる点をピックアップして解説しようと思います。

今回の配信では、人物の塗りにも手を進めることができました。
全体の作業の半分くらいには達したと思われるので、完成が見えてきたと言えます。
それでは、以下ピックアップポイントです。

【1】後ろに乗せた買い物カゴの穴を描く

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生活感たっぷりにするための重要な要素として過去作にも取り入れた「荷台の買い物カゴ」
みなさんご存知の通り穴が開いていてシースルーなわけです。今回の作業では「消しゴムブラシで穴を描き、下にレイヤーを作って影色を塗る」という方法で再現しています。

がしかし、意味があるのか正直疑問になってきました。
確かにこの方法で描けるのですが、能率は上がっている感じがしないのです。
もちろん、カゴの奥側の面は消しゴムで消すのが当然です。でも、手前の面は影色で普通に塗ればいいのでは…?ということなんです。

影色レイヤーにグラデーションを入れれば作業効率が上がるのですが、果たして今後グラデを入れるのか否か。様子を見ていこうと思います。

【2】服装に取り掛かってエアブラシと水彩筆大活躍

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いよいよ人物の塗りが開始です。
ざっくりとシワの方向を確かめつつ鉛筆ブラシで影を入れ、エアブラシと水彩ブラシでなじませていきます。

バイクと違い、人物には直接の参考資料がないため手癖と知識でカバーしていきます。いい資料が見つかればそれに従って大胆に変更することも覚悟しています。資料収集大事です。

エアブラシと水彩ブラシの使い分けですが、エアブラシは影の面積を増やしたり減らしたりしつつなじませたいときに使い、水彩ブラシは今エッジが立っているところを均したいときに使います。

①鉛筆ブラシで影をざっくり描く
②水彩ブラシでなじませる
③エアブラシで影の面積を調整

こんな感じでしょうか。
機械部品を描く時は結構パキパキに影やハイライトを入れるので、水彩ブラシなどはほとんど使われないですが、有機的な動きや形状のものを描く時は大活躍です。

【3】スカートは多角形の集まりで描いてしまう!?

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私が最近も描いていて楽しいもの。「プリーツスカート」の時間がやってまいりました!
スカートは履いている人が立っていれば割と整然とした形をとりますが、座ったり動いたりするとたちまち複雑になってしまいます。
その動きをなんの資料もなしに正確に計算するのは大変ですし、時間がかかります。そこで現在、私は「多角形を組み合わせてそれっぽく見せる」という方法をとっています。

この方法は、「だいたいこの辺にシワがあるな」というところにつぶれたひし形等の影色を置いて再現していこうとするものです。
上画像を見ていただくとわかるのですが、それっぽくなりつつもよく見ると3つの色がモザイク的に置かれているだけなことに気づきませんか?

①プリーツの折り目で影になってしまうところを最暗色
②折り目の周囲で暗くなるところを中間暗色
③残った部分は元の色

といった構成です。
塗り方もブラシでガシガシするのではなく、直線で囲ってバケツでポンという超時短ワザです。
このままでも十分それっぽくなりますが、必要な部分に水彩ブラシ等でなじませていけばパキパキ感を抑えられます。

【まとめ】自分が納得できる描き方を見つけよう!

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↑↑ここまでの仕上がり↑↑

絵描きを長続きさせるコツは、自分の納得できる画面を作る裏ワザを開発していくことかもしれません。
そのためには、盲目的に腕を動かすだけでなく、ちょっと立ち止まって「これこうしたらうまくいかないかな?」と考えてみて実践しましょう。
自分だけの裏ワザを持つと何か強くなった気がして「また絵を描くぞ」というモチベーションも生まれていくでしょう。

というわけで、今回の記事もここで終わりです。
私のYouTubeチャンネル→ラクガキラボCh.ではほぼ毎日21時からお絵かきの様子を生配信しています。
「どんなふうに描いてんの?」と気になった方は、ぜひいらしてみてください!

それでは、またお会いしましょう!さよなら!

いただいたサポートは、創作活動のために使わせていただきます。 ありがとうございます。