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夫婦企画「吉と成る」稽古前稽古、8月ファイナルです。

夫婦企画「吉と成る」関連企画として始めた「稽古前稽古」という名前のワークショップ、実は8月でとうとうファイナルとなります。今月からは「稽古前稽古」ではなく、公演用の台本稽古に突入するので、せっかく盛り上がった名物企画となりましたが、今回がラストです。

ちなみに、2回続けて吉成君がファシリテーターでしたが、最後は長堀が頑張ます。よろしくお願いいたします。

新規の方はもちろんですが、何度やってもいい稽古だと思いますので、リピーターの方も募集しております。これまで、毎回募集が始まって数日で人数に達してしまって締め切ってしまっていますので、早めの「参加します」の挙手をお勧めします。

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あらためまして、夫婦企画「吉と成る」で作/演を担当することになった長堀です。夫婦企画「吉と成る」とは、吉成豊君と高橋紗綾さんが始めた素敵な企画です。
「稽古前稽古」とは、今年公演する「吉と成る」のための、稽古の前の稽古です。どういうことかと言うと、本当に台本の稽古に入ったら吉成君と紗綾さんの二人だけになってしまいますので、その前に、多くの方を巻き込んで稽古をしたい、ということで始めました。で、実を言うと内容は、僕が毎月やっている「通常稽古46」という名前の企画とほぼ同じです。ウォーミングアップ&短い台本稽古のワークショップ形式のもので、長堀は、青学でオリザさんが始めたワークショップデザイナーの講義を履修しているので、意外とちゃんとしたワークショップをやります。

これまで、吉成君曰く、20年以上と長く演劇に係わっている彼の中では、この時代に共演した誰々、また別の時代に共演した誰々、という風に、実はこういう機会があったからこそ一緒に稽古をすることになった、というメンバーが集まってくれて、それに加え、僕の知り合いや紗綾さんの知り合いが加わり、多様な仲間によって稽古をすることが出来ました。きっと、とても豊かな場になったのではないかと思い、ファシリテーターとしても感慨深く感じています。参加して盛り上げて下さった皆様には改めて感謝する共に、主催の吉成君や紗綾さんにも感謝したいと思います。これまで、このまま何回か稽古を続けて、本番まで持って行きたいと思わせる感動がありました。

余談ですが、だんだん「吉と成る」を「きちとなる」って読むことを・・・、忘れがちです。

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参加者を募集します。吉成君や紗綾さん(+長堀)の知り合い限定です。公演は二人芝居ですので、直接公演につながるものではありません。が、お二人の違う方面への出演経験などを考えると、知らない場で活躍する様々な役者たちが知り合ったりするキッカケにもなりますし、そこから別の形で何かへ発展したり、僕も劇団を2つもやっていて、その事のための邂逅につながっても嬉しいので、是非!と思っています。ここまでを読んで、どこか琴線に触れるところがありましたら、ぜひ参加を検討してみて下さい。

・8月16日(金)、の18時半〜になります。
・会場は、目白駅から近い稽古場です。参加者に直接お伝えします。
・体を動かしますので、そういう格好で来るか、着替えていただきます。
・靴を履いての部屋になります。
・参加費が掛かります。1000円です。

・その他詳細は、申込みやお問い合わせがあった方へ直接お伝えします。

この稽古が刺激的な面白いものになったら素敵だな、と思って、考えて頑張ってやりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

*以下のリンクは、長堀がやっている「通常稽古46」のものです。やることがほぼほぼ同じ内容、なので貼っておきますが、読まなきゃいけない、ってものではありません。そちらは8月はお休みで、9月からなんです。

https://note.com/rakuenoh/n/nbf79e7ac6d56

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★☆長堀博士、劇作家、演出家。1991年に「楽園王」をスタート、2024年で33年目。2018年に「ウテン結構」をスタートさせ、プロデューサーも行っている。演出家としては、「利賀演出家コンクール」には通算7回参加し、イヨネスコ『授業』の上演では優秀演出家賞を受賞、その後2年間、審査員としてもコンクールに係わっている。「利賀演劇人コンクール」と名前を変えてからは、チェーホフ『イワーノフ』の上演で奨励賞を受賞。静岡県舞台芸術センター(SPAC)には2回招聘されて、寺山修司『青ひげ』、エウリピデス『メディア』を上演。青学ワークショップデザイナー(第18期)を履修したワークショップのファシリテーターでもある。現在、「楽園王」も「ウテン結構」もコンスタントに公演活動等を行っている。と同時に、幾つか他の劇団の公演では、舞台監督、照明や音響、出演?も行ってきている。近年は、古典だけを上演する演劇祭「板橋ビューネ」へは毎年参加をしていて、コンスタントに古典戯曲や文学作品を手掛けている。2024年7月に『風』の上演にて「初代茨城劇王」の称号を手に入れた。

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