本物との戦い、2023年春の陣

付き合いの長い方には、耳タコの話ですが、時々書いておかないと、って話。

この世の中には、本物がいっぱいいます。本物と会って、わー本物だ、って思う経験をすると、わっ、自分ヤバいな、って跳ね返ってきて、グサッてきてね、狼狽えます。そんな経験を、ずっとずっと、何度も何度もしてきました。僕は、自分の評価としては、本物ではありません。残念ながら、事実なんだから、仕方ない。まあ、まがい物ですかね。何とか、本物に近づこうと頑張ってますが、まだ到達してはいません。しかし、そうは言ってられません。今まさに、そんな本物の奴らと、戦わなくってはならない場面が次々と襲ってきます。あるいは、肩を並べて歩かないといけない場面とか。もうね、いつもいつも、内心はヒヤヒヤです。肝を冷やしながら、顔では笑って、平気なふりして、辛うじてバレないで、ここまで来た、っていうのが、自分の自分への評価なんです。だって本物の奴ら、キラキラキラキラ、してるんですよ。宝石みたいな感じ。自分は、その中に混じった石ころです。加工して、メッキをして、誤魔化してますが、本物の輝きには適わない。ダイアモンドと石炭くらい違う。つまりね、僕が戦ってきてる奴ら、これからも戦う奴らは、本当、強敵なんです。油断していい相手じゃない。手を抜いて渡り合えるほど、優しくはありません。そんな気持ちで、日々生きてきています。ずっと。これからも。

ある日、自分を詐欺師だって考えました。詐欺師として一流になろうと。だって本物への成長を待ってる暇なんてないんです。日々、結果を求められる。どんどん戦ってかなきゃならない。今すぐ何とかしなきゃならない。強敵相手にですよ。ひゃー。だから、ちょっと計算高くね、誤魔化し誤魔化しすぐに戦えるようにしなきゃって。で、詐欺師っす。詐欺師だから、本物じゃないから、けっこう細心の注意を払い、丁寧に、バレないように、うまいことやらにゃならない。本物の奴らより、2倍も、3倍も頑張らないとね、本物に混じって、あたかも本物であるかのように見せるなんて、なかなか難しい。そんな道を僕は、いつの頃だったか、選んだんですね。今も、そんな道の途中です。

長くやってきているから、色んな仕事もしたから、経験は豊富です。知識も、まあ、あるでしょうか。そうするとね、人は簡単に、驕り高ぶります。オゴリ、タカブッチャイます。経験とか、歳を重ねるとか、まじヤバい。もうこれだけやってきたんだから、自分も本物になった、って錯覚してね、まじヤバい。本当は、置いてかれないように必死で頑張ってここまで来ただけなのに、それを忘れてね、悠々泳いできたような顔して、あー、人間って愚かですね。それが、そんな時が、転落の始まりですよ。まだまだ本物なんかじゃない癖に、なーに本物だなんて錯覚して、バッカじゃないの。って話です。鏡よく見てみろよ、自分の正体を。

だから、今でも、いつでも、油断することなく、もう必死で、倍頑張る。3倍。そうじゃないと、あんなキラキラキラキラした奴らに適うわけないんです。せっかくここまで積み上げてきたことなんて、ちょっとした油断で、すーぐひっくり返されますよ。簡単にね。そういう気持ち、油断しない気持ちが、詐欺師には本当大事なんですね。絶対、バレないようにしないと。だって詐欺師ですよ、バレたらお縄ですよ。言わば犯罪者なんですから、僕はさ、必死に頑張るしか道がないんです。

って話、まあ本当に思ってきている話ですが、今、なんでわざわざ話したか、分かりますよね? 別に、告白とかじゃないですからね。これ、理解できる方、いっぱいいますよね? わー、長堀さん、そういう大事な話は、そんな大勢には教えないでくれ、って思ってる方も、ちょっと想像つきますし。だってこれ、智慧の話でもありますし。戦い方、考え方、認識の仕方や、攻略のための作戦の違いはあっても、根本のところで、私同じです、って人、いますよね。僕の周りには。本物に、グサッてやられた経験がある方が。

いやいや、そんな人は放っておいてもいいんだ。問題は、気づいてない人なんだから。自分とか、周りとか、見えてないのか、見てないのか、そういう人なんだから。回りくどくってごめんなさい。でもね、時々は、言葉にして置かないとね。大事な人には、本当、大事な話なんだ。気づいて欲しい人に、本当、気づいて欲しいなって思って。

僕が、演出家として人を見る時に、よくよく見てる点が一個あるの。本で読んだとかの知識じゃないから、独自視点だけど、世の中のリーダーとか、共感してくれるんじゃないかなぁ。それ、一致しているか、一致してないか。世間の評価と、自分の自分への評価が。世間の評価がそのまんま自分の能力ではないけど、まあ自分よりは言い当てていると思うよ。だから、世間の評価と、自分を自分でどう思っているかの一致は、大事な視点。自信があるけど、世間の評価はそれに追いついてない、とか、逆に評価されているのに、能力あるのに自信が足りない方、つまり、一致してない方、まじ面倒くさい。心のケアとか、努力させる言葉選びとか、仕事が増えるですよ、演出家の。そこ、一致させて欲しいといつも思っている。だってさ、観客って他人の視線に晒される仕事なんだしね、演劇って。思い込みで自分への評価が一致してないなんて、ちょっとマズくないですか。いや、演劇関係なくて、人生、全部だけど、僕の認識では。

で、どうやったら一致させるか、今回新しく考えてみたんだけど、簡単な話だった。死ぬほど頑張る。これ以外に、ない。自信だけある方には、死ぬほど頑張って自信に見合う能力身につけて欲しいし、自信足りない方が自信をつけるのには、もう死ぬほど頑張んないと自分を満足なんてさせられないんですね。だから、死ぬほど頑張ったらいいと思っている。死なない程度に、じゃなく、死ぬほど、くらい苛烈にやったらいいと、正直思っている。これ、このことって、僕の認識では、そういう戦いなんです。それくらい大変な。

ずっと話してる奴ら、本物ってさ、そりゃ一致してるんだよね、高い地平で、ちゃんと一致している。

いや、ぶっちゃけさ、奴らの努力、甘く見ちゃいけないよ。誰だって、放っておいて一致なんてしてる訳じゃないんだ。一致させ続けているの、ずっと本物であり続けるプレッシャーと戦って。上位の人が上位をキープし続ける努力もプレッシャーも経験ないので知らないけど、想像力駆使したらさ、分かるでしょ、そのヤバさが。自分が戦ったり、肩を並べたりしてる奴ら、その強敵の度合い足るや、おお怖っ。

で、話を自分に戻して、次の話として、そんな詐欺師の野心ですがね、野心、最後に書いておきますが、おごったり、絶対しないで行こうと思ってますけど、そこは油断しませんけど、で、でもね、時間が経ってね、年月が流れて、歴史が振り返った時に、あいつは本物だったね、って評価されること。歴史に本物って刻まれること。僕の認識では、騙しきること、ですけど、そんなの社会の側には分からない、向こうさんが本物って言うんだったらさ、へへへ、そりゃ、エッヘンって、甘んじて受け入れますよ。ちゃんと本物のふりしますよ、満面の笑みでね。エッヘンは、んー、嘘っぽいから、もうちょっと上手く演じます。そんな野心は、もちろん持ってますよ。ダイヤも石炭も構成元素一緒じゃんって思って。それでね、演劇は集団でしか出来ないですからね、周りを巻き込んで、仲間を巻き込んで、歴史へのそういう刻まれ方を目指して、さーて策略を練りますか、次々と。って話に到達して、この話はおしまい。新年明けましておめでとうございました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

えっと、何の話だか分かりました? 2023年、戦いはまだまだこれからって事で。

はぁー、疲れる。たまには温泉でも入って、身体も心も、休めないとね。

演出家 劇作家、長堀博士

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