見出し画像

自力で調停離婚

こんにちは。pinoです。今回は自力でやり遂げた離婚調停のこと。別れようと決めてからは、あまり感情的にならずにただただ淡々と、現実と向き合いながら新しい生活の準備をしていきました。
そして友人から、「調停、自分でできるよ。やってみれば?」と言われ、早速チャレンジ。

まずは所轄の家庭裁判所へ。

まずはどうして良いのかよく分からなかったので、ネットで申し立ての方法をググってみました。が、弁護士に相談とか結局どこかの弁護士事務所にたどり着いてしまう。んなわけでとりあえず所轄の家庭裁判所へ行ってみました。相談窓口で「調停離婚をしたいので申し立ての方法を教えてください」と質問。言われた通りに用紙に記入していき必要な資料を揃えました。内容は特に難しいことはなく、申し立ての理由や慰謝料や養育費の希望額などを記入していったと思います。

最初の調停

調停委員さんの都合の良い日程と私の都合で第一回目の調停日が決定。夫には裁判所から自宅に郵送で書面が届き、それを見て来ておりました。このとき既に夫の顔は何年も見ておらず。話し合う部屋の向こう側とこっち側とに待合室があるので、当日も顔を合わせず話を進めることを希望し、調停委員が夫と私を交互に呼び出して、ひとつひとつの事柄を決めていくカタチになりました、
待合室の中。周りは弁護士連れの人、あるいは弁護士単独。最初はかなり不安はありました。

「お金がないから進学できない」にならないようにしたい。

そもそも調停にしたいちばんの理由は、進学目前の子供達がお金がないのを理由に進学できなくなるということがないようにしたいと思ったから。とにかくそこさえ確保できれば良かったのです。

別れたい意思は固い!

この別れたい意思もはっきりと示しました。過去の浮気の慰謝料も欲しいところだけど、それよりも、とにかく別れたいという気持ちの方が強かったです。別れて明るい家庭生活を送りたかったのです。

調停委員さんがきちんと理解してくれた。

そんな私の気持ちを調停委員さんは理解してくださったようで、希望した方向に丁寧に導いてくれました。・・・まぁこの辺は夫側のやりとりを聞いてないのでよくわかりませんが、とにかく揉めるようなことなくスムーズに話が進行していきました。

多くは求めず、大事なところだけ主張した結果。。

慰謝料や養育費、親権のことなど、最初は相応の額を求めていきましたが、お金は働けばなんとかなるかな、それより別れたい!慰謝料は無くていいやと思い、その意思を調停委員さんに伝えてみました。ここまでは求めてもこれ以上は無理そうだから今が向こうも同意してくれるタイミングかも!とアドバイスいただきました。

半年で無事に決着がつきました。

結果、親権は私のほうに。養育費と財産分与を約束して決着がつきました。
ざっくり表向きはこんな感じで終了。
こうしておいたから助かった!逆にこうすれば良かった!という点は多々。
例えば…養育費。進学の際の学費などは夫が払うことになってましたが、いざ子供達が進学する時になっても、子供達は「もういいよ、もらわなくても」と、お父さんに請求せず。結局、もらわずに終わりました。結構キツかったです。ただ、財産分与の際の預金はお互いの通帳のみ確認。子供達の口座は特に確認しないので学費が心配だったら離婚する前の期間に(というか離婚を考えてなくても)子供達の口座にコツコツとお金を貯めてくのが結構大事かと思います。

この調停で、お互いの主張がうまく噛み合わず合意に至らないと裁判になると言われました。最初の条件提示や合意のタイミングなど、結構調停委員さんのアドバイスと冷静な判断、大事です。本当にお金が必要だったり感情論になりがちの方は、弁護士さんがいた方が結果的にいい条件で別れられるかもしれないですね。

ちょうど調停が終わる頃、新居も探し始め、新しい生活に目を向けて気分も上々♪
でしたが、現実はそう甘くない。ここからのことはまた次回〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?