麻雀の「不調」とは?決めておく

あえてタイトルを曖昧に書きましたが、麻雀を打つ中で、「ああ不調〜!スランプ〜!!」と言いたくなる瞬間がいくつもある中、それが本当に不運な時期なのか、それとも負けすぎて判断が歪んでさらに負け込んでいるのか、いつかの自分がきちんと判断できるように言語化しておこうというだけの日記です。

ちなみに、SNSで書くと顰蹙を買うのであまり書いていないが、今は好調の方。まっすぐ打って愚形聴牌が和了れて、立直に対して1枚だけ押す牌は当たらず、次巡ツモれる、という感じなので好調と言わざるを得ない。

感覚的には、配牌もかなりよく、間違えることが少ない半荘が多いので、実力は伴ってなさそうで怖くはある。(牌譜屋のデータでは配牌向聴数は平均くらいでしたが…)


さて、不調のときに自分に課すリストをまとめていこう。

①東場、打点があるときは愚形でも戦いに行けているか。
└自分が不調の時、追っかけに放銃する未来が怖くて立直がかけられず、あがり逃すシーンが多い。期待値プラスの勝負なら東場はどんどん挑みたい。

②南場、ラス目だからを理由に普段しない押し方をしてしまっていないか。
└やや押しによるならまだしも、打点があるからと2シャンテンから押したり、和了出来なさそうな形なのに筋の牌をヌルッと切って放銃し、致命傷を負う。段位戦の性質上、南3で大ラス目だとかなり苦しいということを意識する。

③点数状況を意識した立直判断ができているか。
└後半疲れていても、良形はだいたい立直!に頼りすぎず自立した考えを持って判断したい。

④自分の中途半端な「読み」の優先順位が点況判断より上になることはない。
└大トップ目から2副露のラス目ドラ色混一色に、「余ってないし〜」で放銃して場を平たくするな。現場からは以上です。

⑤集中できる時に打てているか。
└寝不足ではないか、熱続行していないか。ここのところ、考えることが増えてきて本当に寝不足のときの思考力の低下が実感できるようになってきた。お前は若くない。

⑥相手の立ち回りがきちんと見えているか。指差し確認せい。
└立直への押し返し、混一色への危険牌勝負を見落とさない。相手の役なしダマは和了れない。ダマは恐れすぎない。

⑦牌効率を無視していないか。
└配牌が悪すぎる!といきなり無理をしていないか。速度が確実に間に合わない全バラの手ならまだしも、上手く行けば中段で立直がかけられそうな手なら初手は和了る気で打つ。聴牌だけでもとるのは重要なので勝負を捨てすぎない。

⑧価値の無い手で押しすぎていないか。
└どう頑張っても愚形リーのみを10巡目に聴牌できるかどうか、みたいな手を頑張りすぎていないか。手牌価値が低ければ守備力の需要性が相対的に上がる。


特に、不調の時はあがりたすぎて⑧をやってしまうことが多い気がする。さらに言えば、打点があっても巡目が深くなると価値が落ちる、ということも忘れ高打点だからと、相手の混一色やダブ東相手にも押しすぎてしまうきらいがある。巡目が深くなればあがれないことが増える。諦念をもって、潔く降りることも、段位戦では美徳……。

数値的な細かいところは、まだゲンマと格闘しながら覚えていかねばなりませんが基本のスタンスをブラさないようにしたいですね。

以上です。自分への戒めですが参考になれば幸い!

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