らくぼろのカン違いまんが道?(…To be continued)
前回このような記事を書きました↓
私は昔から人の顔色うかがいまくりな人で、その人が何を私にしてほしいのか探りまくりの性格だったのですが、
(それでスムーズに行ったケースその1…読書感想文や国語のテスト系
・自分がどう感じた考えたより、先生は・教科書は生徒にどう書いてほしいのかを書く。)
つまり自分はかなり小心者なのですが、自分のマンガについては相手からの評価にもまるで鈍感なところがあり😅
謎の自信
に満ち溢れていました。
言うと恥ずかしいのですが、自分は天才と思っていたところもあり🫣
なぜその井の中の蛙マイワールドを基本小心者豆腐メンタルの自分がその後数十年に渡って維持できたのかは今日に至るまで不明🐸
20代、マンガ賞に落ちまくっても、自分の作品を客観視する視点が欠落しており。
ティーンエイジャーのころに手塚治虫を読み衝撃を受け、何年かは手塚治虫のしかも初期のロストワールドとか来たるべき世界の絵になり、それから大友克洋のAKIRAを読んでもっとクールな線が描きたいぜと思ったもののそんなセンスはなかったのでやっぱり手塚治虫っぽい線が続き…
そして2000年代、頭の中は手塚治虫より新しいマンガに頭をアップデートしようと思ってハマったのは、池上遼一とか…高橋留美子のめぞん一刻にうる星やつら、萩尾望都のトーマの心臓、ポーの一族、山岸凉子のアラベスク、日出処の天子(なぜかこの先生方がその当時リアルタイムに出されていた作品ではない😅)
私は小学3年生のころハマった「怪人二十面相」シリーズを読んで、そこに描かれていた東京が今の東京なのだろうと思ったりしていましたし…
なぜか私はいつも何十年か前が今で、そのまま変わらないというか…
…そして30代、私は未だに付けペンと悪戦苦闘しておりました。烏口でせっせと枠線を引いたので、それくらいでしょうか上達したのは。
そしてコマ割りもめぞん一刻などをお手本にしていたので縦に4コマとか…(当時はストーリーマンガを描いていた)
つまり2010年代なのに自分は1980年代の描き方や世界観でマンガが描けると思っていました。
そして歴史マンガにも初挑戦。
ところがなかなか資料がうまく集めきれない。
たぶん自分の集め方が下手だったのと、地方だったのも…(いやそれは言い訳か😅)
江戸・明治などの女性の日本髪の形がどうしてもよくわからない。なんのこっちゃな絵を描きました(でも自分的には一生懸命調べて描いたつもりなので満足😅)。
着物の形も危うい(これは今の4コママンガもそうですけどね😅)
あと瓦屋根の形が本当によくわからない。
沖縄の瓦と形が違う。
瓦屋根の形は「おーい竜馬」を参考にせっせと描いたような…
そしてその(自称)歴史マンガを(↑やっぱりこの絵と大差なかったかな😅)少女マンガのつもりで、県内で活動しているあるマンガ家の方になんかのマンガイベント?(たしか「沖縄のマンガ」みたいな美術館イベントだったような)で見せにいきました。
(今思うと)そのマンガ家さんは困ったように、「この絵は少年マンガとも少女マンガとも違う、絵もストーリーも王道雑誌ではなく、ちょっとマニアックな方面へ行かれた方が…」
というような言葉を下さり、背景をがんばって描いたことを褒めてくれました。
が、自分はそれでわりと機嫌を良くし、家族に
「背景を褒められた」
と言ったのですが、反応は
「…」
でした。
特に手応えを得なかったものの、自分はそのままゴーイングマイウェイします。
しかし、10代からもともと超絶体力の無い人だった(あるいは才能ナシ)自分は、マンガ1ページ描くのに1週間以上かかり、さすがに難しいだろうかと考え始めていました。
さらに付けペンを使いこなせず、Gペン使っても丸ペン使ってもすぐにペン先が広がり、これならばとスクールペンに変えてみてもやっぱり広がり、自分はペンクラッシャーなのであろうかと思い始めました(きっと力の入れすぎかと…でも数十年かかってこの力の強弱のつけられなさは絶望的😅…)
そうしてからは数年間、就労支援事業所の仕事に精を出します。
しかしそこにコロナが来て、事業所がリモートワークにしたところ、画面越しだと人の表情が読めない。なんとなくチームワークも無くなっていき、自分は体調を崩して事業所を辞めます。
しかし事業所は続けられなくなっていたものの、ものすごく描きたいマンガのアイデアがたまって、正確には事業所を辞める前、2020年の11月から4コママンガ「明智小五郎がやってきた」を描き始めます。
体力は低下していたけどマンガは描きたい。
そこでストーリーマンガではなく4コママンガに。
付けペンがうまく使えないので油性インクボールペンに(これなら先が広がらない😅)。
枠線はマッ◯ー(油性マジック)。
紙はジャポ◯カ学習帳などにある無地タイプノート。
着色は色鉛筆。
これなら色もすぐ塗ることができるし、スマホで写真撮ってすぐアップできるし、それを自分で眺められる。
というわけで私のマンガ人生第2章スタートしました。
描き始めたときには、
謎の自信
健在で、
「これでいっきに有名ステーダムで上り詰めちゃったらどうしよう😆(キャッキャッ)」
とか思っていたのですが(照)
さすがに3年以上経った今、ブレークしそうにはないなとは気づいたのですが、
いいんです😆👍✨
オールOKです😆👍✨
有名になることだけが人生ではないさ。
今の自分には
描き続けることが大事!
描きたい!
どうしても自分の描きたいものを描きたい!
描かずにはいられない!
なんなんだこの感情は!
今までものわかりよくいい子で生きてきたけど、自分の描きたいことを全部描くんだ!
というやや暴論で突っ走る日々です。
理由は、
今しか絶対に描けないことがわかったから。
「いつか描こう」
は永遠に来ない。
むろん何十年後にも何か描けていたらうれしい。でも40代で描きたいと思ったことはきっと50代では描けない。
もちろん50代も描けていたらいいな…
できれば今より進化したものを。
あと、これはあと何年かで可能になるかもしれないけれど、マンガが400話もあったら読みにくいことこの上ないことは自分も気づいています😅
その辺をサラッと読めるよう編集アプリが出てこないかな…と日々期待しています。(他力本願)
(自分の4コママンガは1コマ1コマが画像で、それをブログ形式で記事にしているため、たとえばKindle本にするようにするにはその1コマ1コマをひとつに合体させて、それにタイトルをつけなければいけないのですが、それができるものが今のところ見つからず。
もしかしてパソコンでそれを編集できるのかもしれないが、パソコンやスキャナーを買うお金がない。
でもいずれスマホアプリでもサラッと編集できたりしないかな。無料で…)
最近の頭の中は長谷川町子や上田とし子のストーリーマンガではない独特な絵に惹かれ、現代との差はさらに広がる傾向にありますが😆💦
これからもゴーイングマイワールドで行きます🐸
ここまで読んで下さりありがとうございました🙇♀️
おまけ
2023年度(去年の)自分的大賞好きなコマ画。
色鉛筆を一方向に塗って、またそれとは逆にせっせと塗ったら発色が良くなることに気づきました。ちなみに私は色鉛筆を「これは水彩絵の具〜水彩絵の具〜」と暗示をかけつつ塗っています。
これからも4コママンガ「明智小五郎がやってきた」をよろしくお願いします😊
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