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不定期日記 2018/11/11

クロモカードをご存じだろうか。

クロモリトグラフィ(Chromolithography 多色刷石版)という古い技術で印刷された広告宣伝用のカードらしい。日本語のWikipediaには記載がないようで詳しい情報は散見されるブログ記事でしか見つけられなかった。

先日立ち寄った本屋で見かけて、ちょっといいなと思ったのでメモしておく次第。

現代ではポストカードがあるし、そもそもメディアやインターネットなど宣伝広告媒体が多数あるので、クロモカードの出番はないように思えるが、歴史的背景や時代背景の考察に面白いかなと。

カードそのものの表面はイラストだが背面は普通に宣伝広告のようだ。インターネットのない時代、新聞などの紙媒体が宣伝広告の主流にあった時代に、目を引く美麗なイラストは絶大な宣伝効果を持っていたのかもしれない。物も情報も飽和した現代では一過性または一部の目に留まる程度の品かもしれないが、当時の人々の生活、情報伝達方法、娯楽など、人類の歴史の1場面に想いを馳せてみるのも秋の夜長の過ごし方としては素敵ではないだろうか。



フリーランスのエンジニア。主にサーバサイドからインフラ。フロントとアプリも出来るけどそんなに好きじゃない。noteはアウトプットの練習用。普段はTwitterにしかいない。