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ダンスレッスンの基本的な流れ



これからしばらく、このページではダンスの教え方について色々な視点から細かなことまで、記事にしていこうと思います。


今回はまず、基本的なレッスンの流れについて書いていきます。
ご興味ある方は是非最後までお読みください!



私が講師をした経験のあるダンスジャンルは主に以下の4つです。

ジャズダンス
ストリートダンス
クラシックバレエ
タップダンス


ジャズダンスとストリートダンスは、レッスンの流れが似ていますし、一番プレイ人口の多いジャンルだと思われます。
なので、こちらについて今回は書いていきます。

※レッスンの内容は先生によって違います。正解不正解はありません。
この記事ではあくまでも、よくある基本の流れをお伝えしながら、私のこだわりや気付いたことを書いています。

レッスンの長さと時間配分について


はじめに、レッスン時間について。

これは全てのジャンルに当てはまりますが、

一番よくあるのが、
60分レッスン
90分レッスン

です。

幼児などの場合は45分
レベルアップクラスでは120分などもありますが、だいたい60分か90分がほとんどです。

60分は子供や学生クラス
90分は大人クラス
なことが多いです。

これを念頭においてお読みいただけると分かりやすいかと思います。


それでは参りましょう!



まず、よくあるレッスンの流れを箇条書きしてみます。


1. ウォーミングアップ
2. ストレッチ
3. 筋トレ
4. アイソレーション
5. 基礎トレーニング
6. コンビネーション(振付)
7. クールダウン



これが王道の流れですかね。
ウォーミングアップ、筋トレ、アイソレーションは、省く場合もあります。
なぜなら、はじめにお話したようにレッスン時間の長さは様々ですし、力を入れたい箇所が先生によって違うからです。



今度は、時間の割り振りも一緒に書いてみます。


60分レッスンの場合

1. ウォームアップ兼ストレッチ 15分
2. 筋トレ           5分
3. 基礎トレーニング      15分
4. コンビネーション(振付)  20分
5. 軽くクールダウン      5分


90分レッスンの場合

1. ウォーミングアップ 5分
2. ストレッチ     20分
3. 筋トレ       10分
4. アイソレーション  5分
5. 基礎トレーニング  15分
6. コンビネーション(振付)30分
7. クールダウン    5分


こんなイメージですね。
それぞれのボリューム感はなんとなくお分かりいただけたかと思います。


メニューごとの内容




では内容を一つ一つみてみましょう。


ウォーミングアップ
他の運動でも「アップする」という言葉は使いますよね?それと同じです。
身体を動かす前に、ジャンプなどの簡単な動作で身体を温めておきます。

ストレッチ
全身をしっかり伸ばしていきます。
ダンスはストレッチがとても大切です。
これについては奥が深く、別の記事でゆっくりと書きます。

筋トレ
これも大事ですね。
足を上げるのも腹筋を使うし、スピード感のある動きにも筋肉は必要です。

筋トレを普段からしているかいないかで全然違いますので、ダンスに有効な筋トレを確認しながら行います。身体の軸を鍛える体幹トレーニングも取り入れることをおすすめします。

アイソレーション
これは、身体を部分的に動かすものです。
首だけ、肩だけ、胸だけなど、部位一つ一つを動かす練習をしていきます。
これがきちんと出来ると、振付を踊る技術が格段に上達します。

基礎トレーニング
ダンスの基礎の動きを、細かく繰り返しトレーニングします。
その後にやるコンビネーション(振付)に入っている動きをやるなど、関連付けてあげるのが一番良いです。

コンビネーション(振付)
コンビネーションとは動きの素材を塊にしたもので、短い振付のようなものです。
または、何週か続けて同じ曲を使用し、振付を仕上げていく先生も多いですね。
「来週は続きをやります!」と伝えると、生徒さんが、次も来よう!と思う意識に繋がります。

クールダウン
最後に心拍数や呼吸を落ち着かせるために、軽いストレッチや深呼吸などをして終わります。



温めて→ほぐして→鍛えて→部分的に動かして→全体的に動かして→そして踊り→呼吸を整える

こういう大きな流れでレッスンは構成されています。

ダンスを教えるには、ただいきなり踊るのではなく、段階を踏むことが大切だと思います。



クラシックバレエとタップダンスのレッスンについてもまた書きますので、お楽しみに。

お読みいただきありがとうございました。

Raivs代表
山崎涼子

Raivs Japanへのお問い合わせはこちらのホームページから

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