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フィルム写真

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フィルムの作例として私の使えそうな記事を集めました。参考にご利用下さい。
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#nikonf2

期限切れフィルムのススメ-velvia50

私は詰め替えフィルムや期限切れフィルムには手を出さずにいつもは純正の期限内のフィルムのみを使用している。私にとってのフィルムは”エモい”写真を撮るための道具と言うわけではなく、デジタルカメラにおけるイメージセンサと同じようなもので感材にフィルムを選んでいるだけである。なのでいつもは正規品のフィルムのみを使っているのだが、今回は人にいただいたので使ってみることにした。 フィルムは富士フイルムのvelvia50。期限は2013年で常温で保管されたものだ。写るかどうかもよく分から

【カメラを買った】F2フォトミック試し撮り

少し前になるがF2のフォトミックを買ってしまった。今年は全く買うつもりがなかったのだが、八百富写真機店のオンラインで動作良好で実用には支障のない個体が2万円で売られていたのだ。 これは買うしかないと即決で購入。晴れてフィルムカメラ2台体制となった。前まではFM2しかなかったのでリバーサルを使ってしまうとネガを使えず不便していたので桜の前に買えてすごく良かった。 FM2の発売時期はF3と同時期なのでF2の方がかなり前のカメラである。そのため操作性やスペックはFM2の方が上に

【フィルム写真】ProImage100で撮る春の日本海-行かふ年も又旅人也-

この前のGWにまた日本海に行ってきた。大阪からだと決して近くはないが私は日本海が好きだ。砂浜が多くて夏の波は穏やか。太平洋は緑がかった暖かい海だが、日本海は青くて透明な冷たい海。まさにblue oceanといった感じの海だ。 今回の目的は丹後半島の先、経ヶ岬付近にある袖志の棚田へ写真を撮りに行くことだった。昨年度だけでも6回通っているので距離感覚が麻痺しているが、さすがに経ヶ岬となると遠かった。夜明けを狙って0時前に自宅を出発し、途中20分だけ仮眠をとった。段々と明るくなる

【フィルム写真】ColorPlusで撮る鹿児島

今回は前回の「UltraMaxで撮る鹿児島」の続き、鹿児島旅の後半である。前回の内容は次のリンクからどうぞ。 さて、前回は桜島からフェリーに乗ったところで終わっていた。フェリーは20分ほどの乗船ですぐに鹿児島の港に着く。 初日の宿は指宿(いぶすき)に用意されていたのでバスで錦江湾東岸を南下する。この日は黄砂がきつく、桜島にいたときですら山は霞んでいたため、離れ始めたらすぐに霞の中に没してしまう。 錦江湾は内海らしくベタ凪で車窓からはツルッとした海面が見えた。 鹿児島か

【フィルム写真】UltraMaxで撮る鹿児島

今回は鹿児島旅行。もはや絶滅危惧種とも言える社員旅行だった。大手どころか大半の会社から消えたであろう行事だが、私の勤める中小企業には生き残っている。 金曜日を休みにして2泊3日。日曜に帰ってきたらまた会社かぁと思うとどうしても気怠い。 社長から記録係を命ぜられてしまったので、記録はコンデジのCoolPixに任せて、私的な写真はF2にUltraMaxを詰めて撮ることにした。 朝5:30に起きて5:50に出発。慰安旅行と言いつつ早朝の出発が腰を重くする大きな要因でもあった。

【フィルム写真】雪の都、飛騨高山を巡る。-その2

前回に引き続き高山旅行の2日目。 1日目はこちらから。 2日目は天候に恵まれ、青空が広がっていた。天気が良いので新穂高ロープウェイで天空を目指す。 2本のロープウェイを乗り継いだら、そこは白銀の世界。遠くには西穂高が聳え立ち、尾根は奥穂高へと続くジャンダルムの荒々しい稜線に繋がっていた。 昨日は下から眺めていた焼岳も真横に見える。 遠く雲を湛えた高山盆地の反対側には白く輝く白山の嶺々が横たわっている。 山頂駅の展望広場から少しだけ散歩して展望台へ向かう。通路の部分

【フィルム写真】雪の都、飛騨高山を巡る。-その1

まだ雪の残る3月末。飛騨高山へ行ってきた。今年の冬も気象がおかしく、2月と3月が入れ替わったような状態だった。関西から名神高速、東海北陸道と乗り継いでゆき、郡上八幡あたりから雪景色に変わった。 ひるがの高原にて休憩し、カレーを注文。腹を満たしたら少しだけSA内を散策。除雪機は北国の必須アイテムである。 ひるがの高原まで来れば残りわずか。飛騨清見で中部縦貫道に移って、高山へ。 噂通り古い町並みが残っており、江戸から明治、大正、昭和とこれまでの歴史が凝縮した街だった。 雪