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オラクルカードに背中を押された話

過去、オラクルカードが苦手だったことについては、この記事で書きましたが、お気に入りのカードに巡り会えたこと、そしてリーディング講座を受けたことで、苦手意識が払拭され、最近では、ほぼ毎朝、1枚カードを引いてから出勤するのが日課になっています。

さて、実は長年、靴の中に入った小石のごとく、ずーっと気になっていたことがありました。

それは、同業者の若い女子から、漫画を数冊借りっぱなしにしてしまっていたこと。

当時、彼女とは仕事で接点があったのですが、その後、業務での関わりがなくなったことで没交渉になり、返さなきゃ、返さなきゃ…と思い続けて早や10年余り(!)、当時社会人になり立てだった彼女が、今や子持ちになっているらしいとわかり、月日の流れに思いを馳せたのでした…

と、それはともかく、自分育ての効果が少~し表れてきたのか、先日、もういい加減なんとかしなければ!と、いざ、彼女に連絡を取ろうと思い立ったのですが、そこはそれ、10年も音信不通で、いきなりメールするというのもなぁ…(メールアドレスも変わっているかもしれず…)と逡巡しかけたところ、よし、試しにオラクルカードを引いてみよう!と思いました。

テーブルをきれいに拭いて、麻のお香でカードを浄化し、いつもは手に持って行うシャッフルを、テーブルの上で円を描くように丁寧に行い、気持ちを落ち着けて…えいっ!と引いた1枚が「walking away(立ち去る)」、解説書のサブタイトルが「Letting go, moving on(手放して進みましょう)」(笑)

同じく解説書によれば、長らく放っておいたこと、実質的には終わってしまっていることを、さっさと終わらせなさい、古いものから離れて、前に進むための準備と資源があなたにありますよ~、というのが、このカードの意味するところと。

うわー、きたー、これー、と思った一方で、うん、わかってた、わかってた、とも思いました(笑)

私がオラクルカードに懐疑的だったことのひとつに、「カードなんて引かなくたって、自分自身でわかってるじゃんか、すでに!」ということがありました。
いちいちカードに聞いたり、カードで確かめたりしなくたって、ちゃんと自分が知ってるし!と。

ただ、今回、あえてカードを引いてみて思ったのは、頭の中で「こうしなきゃ…」と思っている状態と、目に見える形で「あなたが思っていることは、こういうことではないですか?」と遠慮会釈なく(笑)メッセージが現れるのとでは、インパクトが全然違うということです。

まさに「背中を押される」感じ。
逃げも隠れもできない感じ、ともいえるでしょうか。

かつて、いろんなことに対して腰が引けていて、物事をちっとも前に進められなかった時代のことを考えると、そりゃオラクルカードに苦手意識を持つわな、と思いますね(笑)
プレッシャーでしかないですから。

え~、たかがカード1枚でプレッシャー?と思われるかもしれませんが、「ねばならない」思考や恐れで心身が硬直していると、そのカードのメッセージに追い詰められるのですよ。

そう考えると、オラクルカードを引いても動じなくなった(ネガティブなカードが出ると、一瞬「うっ!」となりますが(笑))ということは、その分、自分が育ってきたということかな~と、うれしくなります。

もうひとつ今回思ったのは、やはり、カジュアルにささっと引くのと、丁寧に準備を整えてから引くのとでは、その精度が全然違うということです。

ということは、自分の本音、本当のところというのは、丁寧に耳をすませて聴かないと、正確にはキャッチできないんだろうなと。

今回のことで、ますますカードを引くのが楽しみになりました。

ちなみに、女子にはちゃんとメールできて、私も彼女に漫画を貸していたということが発覚しました(笑)(まったく記憶になかった…)

また「おっ!」と思うことがありましたら、ご報告いたします(笑)

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