今度はあなたの愛に応えられるように ――メギド72『ガープの結婚』

 メギド72は、故郷を喪った者の物語である。
 追放メギドはメギドラルからの追放者だし、ヴィータの故郷を失っている者も多い。
 メギドばかりではない。たとえばソロモンも、幼少期に辺境でダムロックと別れ、グロル村を幻獣の襲撃で失っている。この物語の主人公であるガープもまた、母を喪い、(モラクス同様、単に使い潰されていただけだとしても)故郷としての闘技場を喪った者である。

 ガープは幼少期からメギドに覚醒し、ヴィータの脆弱な身体に苦しみ続けてきた。当初はマルコシアス同様、メギドラルへの帰還も真剣に考えていたようだ。

ガープ
「…ヴィータを見下してるか、
たしかにそうだ
戦いになんの矜持も持たん
下等生物め…
貴様らは虫も同然だ」
(ガープ・3話)

 ヴィータへの苛烈な嫌悪は、闘技場、そして剣闘士という実質的な隷属への嫌悪にも起因していただろう。なによりガープにとって、闘技場とは唾棄すべき「ふざけ」た場なのである。

ガープ
「ふざけるな、ヴィータども!
戦いは誇りだ!
家畜のように扱われ、
見世物にされるいわれはない!」
(ガープ・10話)

 メギドの自我を強く持つガープにとって、「家畜」同然の状態も、メギドにとって至上である「戦い」を見世物にされるのも、いずれも耐え難い状況であったに違いない。
 この回想が呼び起こされるのは、村喰らいの双貌獣が客席に乱入し、自分たちを散々消費してきた客を助ける必要はない、と同僚に断言されたときだ。オーナーへの憎しみを語る男に、ガープは「共感」を覚える。
 つまり、憎しみは記憶のなかで残存している。にもかかわらず、ガープは彼らを助けようとする。

ガープ
「ただ、客席にいるのは、
「あいつら」だけではないのだ
…俺は、そいつらを逃がしたい」
(ガープ・10話)

 もちろんその理由のひとつは客席にジナとイーナが残っているからだろうが、重要なのは、ここで同僚が「誇り」を持ち出すことだ。
 「戦いは誇りだ」――つまり、ガープがここで期せずして語っているのは、ここで敵に立ち向かわず逃げれば、自身の「誇り」に反してしまう、ということではないか。

 イーナを庇って致命傷を負った同僚に、ガープはなぜ逃げなかったのか問う。
 女の未来と比べれば、剣闘士として生き延びるために他人を殺し、今この場面ですら自分の生命のことしか考えていない己の未来など「安物」なのだ、と彼は自嘲する。

フルビン
「…どの面下げて、
誰に助けてもらうってんだ?
その後、なにができるってんだ?
そんな未来、「安物」に決まってる
そんくれぇはわかるんだ、俺だって
みじめすぎる人生だって…
(…)俺だってこんな無様な人間に
なりたかったわけじゃねぇ、
もっとちゃんとしたかったんだ
テメェみてぇに強くなって、
どんな事態にも動じねぇ、
「戦える男」になりたかった」
(ガープ・14話)

 ガープは応える。

ガープ
「わかってる
貴様は強い心を持つ、
誇りあるヴィータだ
最後まで立派に戦った剣闘士だ
見届けた俺が保証する
(…)がんばった甲斐があったな
(…)フルビン…
誇りを持ち、最後まで己の意志で
足掻く者こそ、真の強者だ
俺も最後までそうありたい
貴様の最後、よく覚えておくぞ」
(ガープ・14話)

 ガープの人生において決定的な場面は、ここだったのではないか。見下していたはずのヴィータが、実は自分と同じように「誇り」を有し、最後まで「己の意志と足掻」こうとする者だと気付いた瞬間である。

ガープ
「誰かの命を奪うのではなく、
誰かを「守る」戦いは悪くない
ヴィータにとって強さとは、
戦闘技術だけではないのだ
それを貴様たちの…剣闘士仲間の、
そして死んでいった者たちの
おかげで学んだ
それだけは、紛れもなく
この闘技場で得た財産だ
俺にはもう、得たものがあるのだ」
(ガープ・15話)

 イーナを護るために果てるつもりだったガープは、しかしジラとゲスレオンの身代わりで救われる。彼は砂漠の街に流れ着き、周囲の幻獣を討伐して暮らしていた。
 自警団とは距離を置いていた。
 彼らとの共闘では「損失」は避けられない。寡黙なガープだが、闘技場の虐殺はそれなりの傷だったのではないか。
 共に暮らすイーナが、そっと呟く。

イーナ
「ガープさんは、
いつも私の手を握って
安心させてくれるけど…
…本当は、怪物なんかと戦ってほしくないです」
(ガープ・16話)

 村喰らいの双貌獣の目撃情報を聞き、ガープは旅立とうとする。この旅はヴァイガルド、ひいてはイーナの防衛のためだと主張する彼に、彼女は「仇討ち」だと告げる。闘技場という故郷を喪ったことへの「ケジメ」なのだと。言葉数の少ないガープの心を彼以上に理解していても、なおイーナは叫ぶ。

イーナ
「嫌です!
行かせたくないですっ!
行かせたいわけ
ないじゃないですかっ!
この村を襲う怪物と戦うのだって
心配で仕方ないのに!
村のために働くより
もっといっしょにいてほしいって
思ってるのに!
(…)でも、私だって闘技場で
ガープさんや…剣闘士たちを
見てきたんです
戦うべき相手を知っている戦士に、
それを忘れさせるなんて…
ガープさんに…
誇り高い剣闘士に、
そんなことできません!」
(ガープ・18話)

 剣闘士の世話係として、彼の「誇り」を損なわせるような真似は出来ない。動揺しながらも、イーナは結局彼の旅立ちを見送ることになる。
 イーナはガープの「誇り」を尊重する。
 アマイモンたち冥王が彼女に好感を覚えたのは、人柄もあるだろうが、彼らもまたガープを誇り高き「王」と見なす者だったからではないか。
  
 ガープにとって「結婚」とは何か。
 彼に最初に結婚を促すのはアマイモンであり、それらは「一種の契約」あるいは「信用」「責任」に関わるものだという。

アマイモン
「貴方たち2人はお互いに信用を
している…たしかに僕の目には
そのように見えました」

ジニマル
「ですが、それを「形」にすることも
必要なのではないかというのが
アマイモンどのの意見なのです」

アマイモン
「それは例えばソロモン王と僕たちの
契約にも同じことが言えるでしょう
僕たちは彼の契約を受けずとも、
一定の範囲ならばヴァイガルドで
活動することは可能です
しかし、それでもあえて彼の
契約を受けることにしました
(…)僕たちはそれによって
ヴァイガルドに害意がないことを
ソロモン王に示している
勿論、ジニマルさんのときのような
「事故」が起こらぬための保険の
意味もありますがね」
(第01話・1)

 つまり、アマイモンにとって「結婚」とは第一に「信用」と「責任」に関わるものであり、その証立てである(これはアマイモン自身、裏切りをめぐる傷が深かったことにも由来するかもしれない)。つまり、裏切らないという誓いとしての「結婚」だ。
 ガープは当然、難色を示す。

ガープ
「そんなものする必要はない
あんなものは大地に添い遂げる
ことを誓うだけの儀式だろう
大地に意思があるわけでもない
俺は俺自身にそれを誓えば十分だ」
(第01話・1)

 反論するのがフォラスとビフロンスだ。
 前者が取り上げるのは「共同体に認められる」力である。ガープは家を空けることも少なからずあるだろうし、育児や家事において、周囲の助けを得る必要も出てくるだろう。
 正式な夫婦として認められれば、ビフロンスが語るように「悪い虫」が手を出すのは禁じられる。周囲に新妻として認知されることで、幾ばくかのサポートを得られる可能性もあるだろうし、披露宴で彼らをもてなせば、それは共同体への「恩」として残る。

フォラス
「結婚ってのはつまり
おまえさんの軍団に彼女を
入れるようなもんかもな
そうすりゃ勧誘行為はぐっと減る
他軍団のメギドを引き抜くのは
敵対行為になりかねんし…
勝手に軍団を抜けたりする可能性も
ぐっと減るってことだ」
(第01話・1)

 リジェネレイトに際し、妻子への独占欲を垣間見せたフォラスらしい発想だろう。
 しかし、最も重要な説得役はゼパルである。そもそも、イーナが結婚を望んでいたらどうなのか、と彼女は問う。

ゼパル
「だって、いつ帰ってくるかも
わかんないガープをおとなしく
ずっと待っててくれる人だもん
もっと感謝したほうがいいよ
ガープはさぁ
それって当たり前じゃないよ?
(…)フォラスは結婚してるじゃん
だから奥さんも我慢できてるとこは
あると思うけどねえ
これが結婚もしてない相手だったら
「本当に帰ってくるのかな…」って
不安になっちゃうでしょ」
(第01話・1)

 結婚とは「誓い」だが、最前線に赴くガープの場合、「生きて帰る誓い」が重要になる。『そして灯火は静かに消える』のフォラスも、自分が帰れなくなった後の家族を想っていた。
 この結婚をめぐる議論は、ひとつの語に複数の意味を詰め込む、非常にメギドらしい場面だ。それは①相互の信用と責任を「形」にするものであり(アマイモンとジニマル)②「悪い虫」の予防措置であり(ビフロンス)③共同体に自分たちの関係を知らしめる儀式であり(フォラス)④そして家に帰り続ける誓いでもある(ゼパル)。
  
 では、そのイーナの想いはどうなのか。

イーナ
「私…知らなかった
あなたにあんなにたくさんの
仲間がいたなんて
(…)あんなに仲間がいるのなら、
1人くらい戦いから離脱したって
いいんじゃない…?
(…)私は…ずっと待ってきたのよ
帰ってくるかどうかもわからない
あなたのことを、ずっと…
あなたが戦いに敗れて力尽きて
二度と戻ってこないんじゃないか…
そんな想像をしながら、毎日、毎日…
街に見慣れぬ旅人がいたら、
あなたの死を告げに来た人じゃ
ないかって不安になりながらね…
(…)なにもないのよ、私には!
あなたがいなくなったら、もう…
今までならそれでも、
耐えられたかもしれない…
だけど、もう無理…
たぶん、あなたと一緒の時間を
過ごし過ぎたのよ…」
(ガープR・2話)

 闘技場の世話係といっても、実質的にその地位は剣闘士より下だっただろう。イーナの来歴は描かれないが、ガープの母の描写を見るに、奴隷に等しい身分だったのではないか。
 ガープ同様、闘技場は過酷な小世界であっても、確かに生きてきた場所だったのだろう。唯一の拠り所は、最早ガープとの生活でしかない。あるいは、そのような拠り所を得た以上、心を殺して生きていくことは最早出来ない。
 「がっかりしたでしょ? こんなに弱い女で」というイーナの呟きに、ガープは応える。

ガープ
「…逆だ
弱さを認めることはむしろ
「強い」からこそできる
こうなれば俺も…
ひとつ「弱さ」を認めよう
オマエに恥じぬ男であるために
昼間、オマエが見知らぬ男と
話しているのを見たとき…
俺は内心、不安になった
オマエはいつまでも俺を待っては
いないのかもしれないと…
(…)わかっている、オマエの気持ちは
俺なりにオマエを信じてもいる
だがオマエの言うとおり、
俺たちには「なにもない」
互いに対する信頼だけが俺たちを
繋ぎ止めているにすぎん
(…)イーナ、オマエがそれを望むか
どうか、俺にはわからん
だが「なにもない」俺たちの関係に
「なにか」を生み出せるとしたら…
きっとそれしかないように思う
俺と…結婚してくれ」
(ガープR・2話)

 イーナとガープの「弱さ」は共通している。
 それは、相手が自分のもとに帰ってきてくれないのではないかという疑心であり、「互いに対する信頼」以外の保証が二人の間にないことに不安を覚える「弱さ」である。
 ゼパルから勧められたにもかかわらず、ガープはイーナの意思を聞き取っていない。
 しかし、相手の「弱さ」が自分と同じものであったことを知ったとき、ガープは「結婚」が意味するものを身を以て理解した。
 そして、それを切り出すのは自分でなくてはならない。ゼパルの推測通り、イーナは「弱い女」が誇り高き剣闘士の重荷にならぬよう、自分から言い出すことはなかった。自分から言い出すことが、ガープなりのせめてものケジメの付け方だったのではないか。

 もうひとつ、ガープの「結婚」には重大な意味がある。
 それは、母への後悔に関わる。
 自身の寝食も犠牲にしてガープを護り続けたのだろう母の愛に、彼は最後まで息子として応えることが出来なかった。

ガープ
「だから、嫌なんだ
ヴィータという生き物は…
どうして、こうも脆い…
…すまなかった
俺は別に…オマエを嫌っていた
わけじゃなかった…
ただ…必死だったんだ…
この世界で生きていくだけで…
今なら認めることができる…
俺は、必死にオマエへの感情を
振り払おうとしていたのだと…
自分の中にあるその「感情」が…
メギドにはあるまじきものだと
気付いていたからな…
「母親への思慕」など…
メギドには…」
(第01話・END)

 ここでガープが「すまなかった」と謝る理由は、明確に書かれていない。しかし、ここには相当の罪悪感があるのは確かだろう。
 無論それは、自分を護り続けた母親に冷たく当たりつづけた後ろめたさだろう。
 あるいは、自身が「母親への思慕」を素直に表明出来なかった、その愛情に応えられなかった罪悪感なのではないか。
 彼女が倒れた報せに動揺し、負けないはずだった試合で傷を追ったガープだが、(メギドの性質を色濃く有しているだけに)「母親への思慕」をどれほど彼自身が感じていたかは難しいところだ。動揺を以て、後発的に「思慕」を感じていたのだ……と自分で整理した程度かもしれない(内心感謝はしていただろうとは思う)。
 この謝罪でむしろ重要なのは、「自分を愛する者に対しては、相応に応えねばならない」というガープの内心の倫理である。

ガープ
「結婚を決める前…
俺はイーナにこの話をした
俺は…母親を守れなかった
それでも構わないかと」
(第01話・END)

 ガープ自身は、「母親を守れなかった」ことを罪過として捉えている。
 それは確かに罪の一部かもしれない。たとえば自分がもっと強ければ、彼女が身を粉にして働く必要はなかった。その衰弱に気付きさえすれば、別の結末はあったのかもしれない。
 しかし、それだけではないのではないか。
 ガープが母親の遺体に語ったのは、メギドの誇りと、行き抜くことへの執念が邪魔をして、素直に「思慕」を示せなかったことへの罪悪感だ(こういうテキストのずれ、事実と話し手の認識の食い違いは、メギドでは頻繁にある)。それを踏まえると、このイーナの応答の意味は変わってくる。

イーナ
「だから、私は答えたんです
私は…あなたの母親のような
人になりたいって
私がガープに守られるだけの
存在でいてほしいのなら…
私は嫌だって
私も…彼を守りたい
彼と、それから…
もう1人の新しい家族を」
(第01話・END)

 この「母親」が物語るものは、複層的だ。
 もちろんそれは、ガープとの間に成した子を、母として守り続けたいという意味だろう。
 しかし、「彼を守りたい」は変な話である。
 夫婦はこれからも、日常と戦場の隔てを生きていくだろう。つまり、ここで問わなければならないのは、イーナはガープの何を守るかだ。

 ありふれた結論だが、イーナが守りたいのは、ガープの存外繊細な心なのではないか。
 そもそもガープ自身がメギドの魂を持ち合わせているのは確かなのだから、母親を受け容れられないのは必然だ。ガープ同様、メギドとしての覚醒が早かったフォラスですら、「親に与えられた名前」に抵抗感を覚えていたぐらいなのである(ガープR・3話)。

 だから、彼が「母親」をめぐる罪悪感を覚える理由など、本来はない。別の見方をすれば、そこで罪悪感を感じること自体が「思慕」の証明かもしれないが、ガープは深く悔い、自分を愛する人にさえそれを打ち明けている。
 
 ゼパルは、「ずっと待っててくれる人」に、「もっと感謝したほうがいいよ」という。
 これはゼパルも、ガープ自身も知らずして、彼の心の急所を射抜いた言葉だったのではないか。何故なら、かつてのガープは「ずっと待っててくれる」母親に、最後まで「感謝」出来なかったのだから。
 別の言い方をすれば、ガープは母親の愛に対し、己の愛で応えることに失敗したのだ。

 だからガープの結婚は、イーナに口にさせるのではなく、愛するガープ自身が提案しなければならなかった。
 愛される者は、自身の愛を以て愛する者に応えねばならない。
 あの時出来なかった「誓い」を、今度こそガープは出来たのである。 
 『ガープの結婚』は、かつて愛する者に愛で応えられなかったことを深く悔いる者が、今度こそ愛をもって応えようとする物語だ。

 何故『ガープの結婚』は、「子守唄」から始まるのか。無論それは、イーナの懐胎とも結びついている。しかし、かつての失敗(絶望)をもう一度やり直す(希望に変える)物語として読み替えたとき、この「子守唄」は別様に響く。

 これまで待たせてすまなかった
 戦いしかなかった俺を
 選んでくれてありがとう
 幸せにすると誓おう
 母に誓おう
(『誓う言葉』)

  あのとき「戦い」しかなく、「待たせ」ることしか出来なかった自分の過ちと罪を噛み締めて、今度は愛してくれたお前に返礼したい。
 それが「誓う言葉」ではないか。

 愛してくれてありがとう
 大事なこと 思い出した
 愛されてくれてありがとう
(『誓う言葉』)

 「愛してくれる」こと、「愛されてくれる」こと=愛の受容は等価である。そこには、母の愛を受容出来なかった苦い経験があるだろう。
 もちろんイーナは母の代わりではない。
 数奇な運命の果てに出会った、別の一個人である。何もなかったはずの二人の間には、新たに「子」という者が訪れるのだから。
 だからこそ、

 父と母になって
 祖父と祖母になっても
 いつまでも毎晩手をつなごう 
(…)生涯かけてオマエを
 生涯かけてオマエたちを
 幸せにすると誓う
(『誓う言葉』)

 「何もなかった」人々が、手を繋ぎ合うことで新たなものを生み、別の場所へと歩き出す。
 そしてヴィータの夫、父として自己を再定義したガープが新たに選んだ力は、かつては忌み嫌いながら、最後に剣闘士の「誇り」を知り、母に愛された故郷の「コロッセオ」だった。
 
 『ガープの結婚』は2021年の素晴らしい物語群でも屈指の出来栄えだが、この物語を完成させたのは寄崎諒さんの『誓う言葉』であり、ゲーム内の性能でもある。単にシナリオとしてのみではなく、総合的なゲーム表現として優れた作品であることを、最後に書いておきたい。

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