とりあえず 一回田舎のせいにしてみる。

家は、寒いは、いや、それより仕事仕事。飯飯めし。飯のタネを探さねば!

あっとりあえず、最初に。私は、元旦那さんの転勤でこの田舎に引っ越してきた。で、離婚。オーマイガー。

出身は、東京。

でもでもでもでもでも。仕事がないーー。正確にはあるけど、賃金がやっぱり都会の比でもないくらい半端なく安い。

じゃっ実家に帰ればいいや。うんうん。なんて思って、実家に荷物一式送ったの。そしたら、ブーフーウー宅に、送ったはずの荷物が帰ってきた。

母から電話があって「こんな、縁起の悪いものいらないーていうか、実家に帰ってきちゃだめよーー。おほほほ」がちゃん。

おっと、おっと、実家にも帰れないー。マミー、そりゃないぜぃ。

送ったはずの荷物、荷造りした荷物。荷造りの荷ほどきをしているとまた母から、

「あっ、それと・・月収50万稼げるまで実家の敷居はまたがせないから♡」

月収50万?それって年収ですか。。つぶやきと嘆き。

「ま。いいか!」ってどうやって稼ごうか。

知り合いもいないし、つてもないし、ずーと専業主婦だし、キャリアもない。

ないない、づくし。で なんとなく 山の奥に入ったんだよね。

なぜだろう。人間の起生本能。かな。山に入ったの。よ。

そこで、タイムスリップしたみたいな、からぶき屋根の家があって、

「すいません~」って入ってみた。そこで、50代くらいかな。大工さんやっってる人がいて。「仕事探してるんです」

「じゃぁ。僕の仕事手伝う?」ここから、ワークマンっ!行って土方作業ウーマンに変身!!

もう、お金欲しい。お金お金だよ。人間、やる気になりゃ。なんでもできるね。

ヘルメットおばさん、日雇い労働者だよ。あんた。

とりあえず、雪だるまのシンをつくるべく、毎日、毎日、力仕事。

あっ、わたしって、確か~大学行って東京のオフィスでOLしてたんだよな。なんて思いをふっとばすくらい、さむーい現場だったね。体感温度30度。手の感覚なーい。雪焼けで顔真っ黒。どこの国の人って。

でも、結構稼げた。稼ぐしかない。力仕事は、結構お金になった。よし、ここから。どうすべ。。

田舎のせいにした。仕事っていったら、公務員ぐらいしかない。後は、体壊すよほんと。って。

で、市役所に電話した。

「すいません。子供を食べさせたいんで、仕事させてください!!」

いや、びっくり、自分でも。

ずうずうしい。

で、市役所で働き始めることになり、そこからまだまだ、月収50前の道乗りは遠かった。実家かえりてー。



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