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レンストファンが見るハリケンジャー 7話

巻之七「雷とニンジャ」

Aパート

 始まりは山中で修行している3人の姿。1話の冒頭を思わせるシーンですが、連携もできており、確実に実力がついてきているのがわかります。
「いいじゃん、いいじゃん、いけてんじゃん俺たち!」
 どうやら無事に2年生に進級でき、実力もついてきたと実感して否応なしにテンションが上がる3人。ジャカンジャとの戦いにさらなる闘志を燃やしていきます。
 一方でジャカンジャ側ではマンマルバが再び予言を見たのか騒ぎまくっています。チュウズーボとサンダールは正直鬱陶しそう。
「二色の稲妻きらめくとき、二つの影、闇より出ずる」

 結局、あまり要領の得ない予言で、スルーされます。今回の担当はチュウズーボのようです。すでにフタブタ坊が地球で活動を始めてます。……豚の怪人、かな? どうやら次元を繋げて別の場所に飛ばせることができるようです。片っ端から人や物を呑み込んでいます。
 マンマルバは予言の戦士を探しに別行動です。
 片っ端から次元を繋げて街を大混乱に陥れます。ハリケンジャーもすぐさま気づいて駆けつけます。
「宇宙忍法、次元蓋!」

 なるほど、蓋とブタをかけているのね。まるで誘うようにフラブタ坊は次元の穴に消えていきます。慌てて追いかけますが、たどり着いたのは普通の街中。油断したすきに変装したマゲラッパの奇襲。次は映画館に飛ばされて大混乱。周囲に怒られて謝るレッドが可愛い。相手のいいようにやられています。
 最後は荒地で戦車の砲撃を食らいます。しかし、相手の調子を掴んできたのか、行き先をリクエストする始末。これにはフタブタ坊も大激怒。
「貴様らは俺様を捕まえることもできないフタ」

 一方のマンマルバは特に当てもなく予言の戦士を探します。
「それにしても、いったいどこにいるのかなー?」

 そこに、謎の2人の影が現れます。
「探しているのは」
「俺たちか?」

 場面は再びハリケン組。相手の忍法に押されています。
「どうだ、参ったフタかハリケンジャー!」

 しかし、相手が術を発動させようとする一瞬のスキをついて逆転です。フタブタ坊は不利を悟ったのか、弱気になったのか退散。
「見たかハリケンジャーの実力をぉ!」

 着実に実力をつけています。一方、逃げ帰ったフタブタ坊はチュウズーボから叱責されてしまいます。膝をついて許しを請いますが、途中でマンマルバが先ほどの2人をジャカンジャのアジトに連れてきます。
「ゴウライジャー、とでも言っておこうか」

 敵陣に着ながらも堂々とした立ち振る舞いに思わず幹部たちも圧倒されます。自分たちが協力する代わりに、”アレ”を求めますが、ジャカンジャ側は拒否。タウ・ザントは2人が人間であることを見抜きます。交渉は決裂。
「ゴウライジャー……ううむ」

 思わずタウ・ザントも唸ります。
 帰ってきた3人は完全に浮かれ切っています。さすがに心配して釘をさす館長。
 ジャカンジャ側も第二作戦が進んでいるようです。自信を取り戻したフタブタ坊が出ます。

Bパート

 アイキャッチ。
「出てこいハリケンジャー、今度こそお前らを倒すフタ!」

 先ほど、圧倒したので余裕を感じさせるハリケンジャーですが、フタブタ坊にも何やら考えがあるようです。先ほどとは打って変わって、攻撃を受け止め、自分の術でハリケンジャーを圧倒するフタブタ坊。なんでも太陽のコロナを飛ばしてきているようです。
「話にならんな、ハリケンジャーも」

 それを遠くから見ているゴウライジャーたちも、その姿にあきれています。
「スクラムだ!」

 しかし、相手の攻撃の隙をついて冒頭で練習してた連携で相手の武器を利用した攻撃でダメージを与えます、立て続けにトリプルガジェットでトドメ。これにはゴウライジャーも少し感心してます。しかし、相手を倒した直後に、攻撃を食らいます。
「ロストタイムぎりぎりの大逆転、というところだな」
「しかし、残念だが延長戦だ」

 突然現れたゴウライジャーの攻撃の速度に、対応することもできずに翻弄されるハリケンジャー。超忍法・空駆けも、クワガライジャーの純粋な体術で破られます。一方的にハリケンジャーを痛めつけるゴウライジャーにフラビージョとウェンディーヌも感心します。
「俺たちの名はゴウライジャー」
「迅雷流伝説の覇者だ」

 名乗りを上げるゴウライジャー。そのままハリケンジャー側にトドメ、といったところで巨大化したフタブタ坊が攻撃。ジャカンジャには興味がないのか、ゴウライジャーは撤退。ハリケン側も怪人を倒すためにシノビマシンを出撃させます。合体する前に冷気を出して攻撃するフタブタ坊でしたが、久しぶりの単体の技で追い詰められます。
 旋風神に合体。蓋を投げて応戦しますが、旋風神には全く聞かず、タテガミハリケーンからのソードスラッシャー・分身幻斬りでとどめです。
「どうしてお前たち、俺たちを!?」

 戦闘終了後、鷹介の問いかけに変身を説いたゴウライジャーこと、一甲と一鍬は素顔を見せますが、何も言わずに去ります。

次回予告

 ゴウライジャー本格参戦

感想

 序盤も終わり、ハリケンジャー組が戦闘に慣れてきたところで、さらなる強力な第三勢力が登場、といったところでしょうか。現在は悪党ムーブ前回の2人ですが、彼らがどうしてハリケンジャーをそこまで敵視するのか、そして、どう和解するのか。次回以降の展開が楽しみです。

レンスト雑語り

 今回初登場したゴウライジャー、彼らも例外なくカード化されているのだが、なんと彼らは2人とも仕様違いで3回もカード化されている。ハリケンレッドですら2回で、ブルーとイエローに関しては最初に収録された1回だけという有様なので扱いの違いが分かるものだ。しかもレアリティは3回ともレア扱い。スーパーレアになる機会こそなかったが、スーパーレアやシークレットレアでさえも仕様違いで再カード化される場合はノーマルまで落ちることも多かったのに、レアとはいえレアリティを維持し続けたのだから彼らの根強い人気を感じさせる。
 また、それぞれのカードは個人回等で紹介していきたい。


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