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レンジャーズストライクファンが見るデンジマン 12話

第12話「危険な子供スパイ」

 毎度のことながら後悔終了ギリギリに感想を上げる不手際さ。それでも、こういった無料配信でここまでしっかり見れたのは珍しいので、最後まで頑張りたいものである。シンプルにデンジマン面白いしな!!

Aパート

 冒頭、ランドセルを限界まで持たせられている子供とそれをはやし立てる周囲。どうやらじゃんけんで負けた人が勝った人のランドセルを背負うゲームをやってるようです。懐かしい、子供のころにやってたなぁ。最近の子供もやってるのかな。それを見つめるベーダーのミラーとケラー。数少ない幹部格なのに、ヘドラー将軍含めて現場に顔出すのは偉いよね。家が近くなったので一人離れた少女を狙います。
「まぁ、綺麗!」

 道端に咲いている大きな薔薇に思わず手を出してしまいますが、棘が刺さったようです。薔薇の正体はベーダー怪人のバーラー、名前もうちょっと何とかならんかった!? バーラーの能力なのか、びっくりしたのか、気絶したゆみ子を持ち帰ると、何やら機械を埋め込みます。そのままバーラーが呪文を唱えると蔦が伸びていき、再び薔薇の花を咲かせます、そして見る見るうちに薔薇の実になると……いや、薔薇の実てなんだよ。ベーダー星の薔薇は実をつけるんだろうか。巨大な実を割るとそこには、ゆみ子と瓜二つの人間の姿が。さらに呪文を唱えると目を覚まします。その完成度にミラーとケラーも驚嘆します。
「ゆみ子、お前の使命は桃井あきらを殺すことだ」

 前回もそうですが、ベーダー側は地球を汚染する前にデンジマン本人を始末する方向にシフトしたのでしょうか。確かに、どんだけ地球を汚染しようとしてもデンジマンに阻止されるので、そう考えるのも納得ですが。
「え、お嬢さんがまだ帰らない?」

 ゆみ子が帰らないことが警察にも相談され、デンジマンのみんなにも伝わりますが、そんな皆の前に薔薇の花束をもったゆみ子が現れます。おばあちゃんに道を教えてた、と弁明すると、クラブ中に薔薇を飾り、あきらにピアノを教えてと甘えます。いや、まず帰ったほうが良いんでない? クラブ側から連絡したのかな。
 どうやら飾っている薔薇はバーラーの端末らしく、クラブの様子が丸見えです。あきらの後ろであっちむいてほいで遊んでる青梅と赤城に笑っちゃう。赤城さん、そういうところもあるのね。
 緑川は1人、街中でギゆみ子ターを弾いてます。今やったら怒られそうだな。そこへ、先ほどの警察署で電話対応した婦警さんが現れます。松尾千恵子ことチーコは、緑川とはミドちゃんという親し間柄の様子。え、そういう間柄なの?(下世話。そういえば緑川は元刑事、警察に知人がいてもおかしくありません。使命感が強いのか、ゆみ子ちゃんの安否の確認に来たようです。
 しかし、ベーダー側も警察の介入は望まないのか、バーラーを寄越して妨害します。壁に突っ込むパトカーですが、緑川は変身して応戦。気絶した……と見せかけてチーコはこっそりその姿を見ています。意外と強かだなこの人。しかし、こんなことをすれば明らかにベーダーが関わってますと言っているようなものだけど、大丈夫か。
 一方、あきらを連れ出した(偽)ゆみ子は交差点であきらを突き飛ばそうとするもタイミングが悪く失敗。家でも窓際に誘い込んで突き落とそうとします。突き落そうとする作戦ばっかだな。それはそうと、ゆみ子ちゃんの演者の子の演技がすごいというか、眼力が凄いな。もはや最終手段とばかりに果物ナイフで襲いかかろうとしますが、タイミング悪く緑川が乱入して妨害。ベーダーのこともあって、緑川はあきらが狙われているよ感じているようです。
「だが、コピー人間を見破ることはできまい」

 夜中、(偽)ゆみ子ちゃんが抜け出したところでCM

Bパート

 どこに行くのかとおもったらベーダー城で作戦会議です。あのままベーダー城まで歩いて行ったの??? あきらの暗殺がうまくいかないので、作戦変更です。
「今度狙うのはデンジランド!」

 クラブに存在しているランドへの入り口を狙うようです。そのためには手数を増やさないと。そのために三太たちを(偽)ゆみ子を使い、隠れ家におびき寄せます。このグループの少年たちは本当によく狙われてかわいそう。同じようにコピーを作り出されます。
「なんだったんだろう。アスレチッククラブを探る必要がある!」

 チーコは昨日のことを思い出しながら、緑川のことを調べるべくクラブにやってきます。同じように子供たちもクラブに侵入。なぜかロッカーから大量のアンパンが……これ青梅のロッカーだな。チーコも室内を探りますが、アイシーを怪獣扱いして逃げ出したところを、緑川達のところに逃げ込みます。
 アイシーを懐柔扱いしたことに笑いあう皆ですが、倒れた花瓶を拾う際に赤城が何かに気づきます。すぐになんでもないかのように装います。ゆみ子を含める子供が怪しい行動をしていると聞いて、みんなも子供の元に向かいます。
「俺たち見張られているぞ!」

 緑川がベーダーの仕業とカンパすると同時にコピーされた子供たちが襲い掛かります。ここら辺は軽快なBGMですが絵面は完全にホラーです。とっさに自爆しようとしますが、とっさに回避。駆け付けたチーコが疑いの目を向けますが、子供のいたずらと誤魔化します。
「いやぁ、驚いたね、植物人間とは」
 監視されていること気付いたデンジマンはわざと芝居を打ってバラを破壊、隠されていたカメラを見つけると、受信距離から近場にアジトがあると張って捜索です。
「助けてあきら先生!」

 町中を捜索するデンジマン、あきらの下に子供たちの声が聞こえたかと思うと、バーラーが表れてあきらを拘束、さらに何故かチーコも攫っていきます。
 アジトでは速攻で死刑とばかりに電気椅子に掛けられます。チーコがただのとばっちりで可哀想。目隠しするとか妙なリアリティがあるな。
 しかし、死刑執行直前にデンジマンが侵入、囚われていた子供たちをデンジシャワーで癒し、助けるとバーラーを追いかけて決戦です。逆手でデンジスティックを持って敵を蹴散らすグリーンがなかなか格好いい。バーラー本人はデンジスティックのエネルギー破で攻撃すると、トドメを待たずに巨大化。デンジマンもすぐにダイデンジンを読んで、デンジマンも満月斬りでトドメかと思いきや姿を消して翻弄。そのまま再び等身大での戦いです。珍しい試合運びですね。薔薇の花弁や花そのものを使った攻撃で翻弄しますが、体制を整えたデンジマンに反撃、デンジブーメランでとどめ。さすがに再巨大化する力は残ってなかったのか、バーラーは爆死。
「どーも臭うのよね、貴方達」

 なにか隠し事をしているとチーコは疑っているようですが、アイシーにびっくりしてプールに飛び込んだところで続く。

次回予告

 怪人と少女の絆回?

感想

 レギュラーの子供たちが何回もひどい目に合うのはこの時代らしいというか、最近戦隊だと子供のレギュラーキャラが登場することが少なくなったというか、まったくなくなったというか。最後はゴセイジャーなのかな?
 次回は定番の善玉怪人の回、なのかな? 期待!

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