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レンジャーズストライクファンが見るハリケンジャー 15話

巻之十五「タガメと争奪戦」

Aパート

 さて、冒頭から重高音を鳴らせて轟雷神とサンダールが操るカラクリ巨人、メガタガメが何かを捜索しています。小さな山を見つけ出すと、プラントアックスで破壊します。そこには、何やら光っている鉱石が。タイトルコール。

 何やら光る鉱石を使って何かをするようですが、今回は作戦の説明がないようでマンマルバが憤慨しているようです。どうやらチュウズーボは前回の戦いから謹慎処分のようです。最後のチャンスと言わんばかりだったので、普通に謹慎処分で終わってるのは意外。

「今どこで何をしているか、やつの運命もそれ次第だ」


 掘り出した鉱石をメカタガメが光線を浴びせると、小さくなってしまいます。鉱石の件で尋ねるも、サンダールの力でも複製できそうにないもののようです。サンダールが迅雷組に協力的なのも意外です。チュウズーボほどではないにしろ、毛嫌いしている印象だったし。とりあえず、捜索を続けるようですが、その姿をチュウズーボも見ていました。

 翌日、ハリケンジャーが破壊した山の跡地を見に来ています。なんでもイカズチ山と地元では呼ばれているようです。館長がシノビニウムではないか、と予測します。かみなりの石と呼ばれる未知の金属ですが、迅雷流はその活用法を知っているらしいです。ほぼ枯渇したようですが、最近、新しく見つかったようです。迅雷組の次の狙いはそれでは、と急いで保管されている大学に向かいます。

 大学に乗り込んだ迅雷組はシノビニウムを渡すように教授に迫ります。疾風組がたどり着いた時にはすでに奪われてしまっています。急いで追いかけます。大学の教授にも牙をむいたことを鷹介は責めますが、一鍬はどうでもいいと切り捨てます。

「お前、それでも人の心があるのかよ!」

 怒りのままに戦おうとするも、シノビニウムから放たれた雷撃に怯んだすきに逃げられます。盗んだシノビニウムを使って、何やら映像を映し出します。

「これより、終末の書、最終奥義への道なり」

 ひっそりと見つめているチュウズーボは、これが”アレ”の手がかりだと耳を傾けますが、最後まで聞けずにエネルギー源のシノビニウムが砕け散ります。どうやら、あれは大学の教授が作ったレプリカ品だったとのこと。本物はエネルギー研究所にあるとのことで、守護するために向かいます。

「俺、絶対にゴウライジャーに勝ちたい……!」

 仲間や流派だけでなく、地球の運命すら軽視し、その目的のためならば一般人ですら平気で傷つける姿勢に、鷹介も甘さを捨てることを決意します。仲間のために戦うことの素晴らしさを見せつける!と3人で奮起します。そこで、自分たちの手で倒そうとかにならないのがハリケンジャーのいいところだな。決意を新たに、変身して向かいます。

 一方で、チュウズーボはタウ・ザントに自らが得た情報を報告します。CM!

Bパート

 アイキャッチ。保管されているシノビニウムの前で、ゴウライジャーを待ち構えるハリケンジャー。

「山が崩れた村で、大きな影を2つ見たていう人もいただろ、1つは轟雷神として、もう1つは……?」

 吼太の推測通り、メガタガメに乗ったサンダールが研究所に襲い掛かります。ゴウライジャーも警戒しないといけない中、判断に迷いますが、とりあえず旋風神を出撃させます。合体するのには3人必要なのか、自動的にやってるようで、操作が必要なのかな。七海に任せて鷹介と吼太はゴウライジャーに備えます。吼太はシノビメダルを、鷹介はお手製のメダルチョコを渡します。メダルチョコてお前……妙にかわいいチョイスはなんなんだ。雷撃攻撃を受けながらも、タテガミハリケーンで応戦します。

 鷹介たちが向かうと、すでに保管庫からシノビニウムを奪取した迅雷組の2人が。逃げられてしまうも、偶然にも倒れた旋風神が足止めとなって、ゴウライジャーを通せんぼ。2人も変身して再戦です。なんとか応戦するも、やはり実力差はぬぐえず、旋風神ともども劣勢。ハリケンドルフィンのコックピットも破壊されてかなり追い詰められています。

 これで決着がついたとばかりにゴウライジャーは撤退しようとし、サンダールは旋風神にとどめを刺そうとしますが、鷹介からっもらったチョコを食べて奮起した七海と、負けじと立ち上がった吼太、鷹介が反撃。掛け声が「ハリケン」なのがいいね。背中からの不意打ちとはいえ、カブトライジャーを吹き飛ばし、シノビニウムを奪還します。これは流石に予想外だったのか、珍しく余裕のない一甲、ダメージのあまりにふらつき、攻撃の手が緩みます。

「俺が必ず……!」


 一甲の激にこたえるように、一鍬が追いかけます。一方で奮起したななみはガトリングレオとスキッドアタッカーを合体させて、ガトリングアタッカーにすると、ハリケンスパイラルでメカダガメを破壊。大金星です。

 それぞれの目的を果たした3人は地上で合流しますが、そこへ一鍬が強襲、さらに一甲は仲間がいるのにも関わらずにダブルガジェットを発射、味方もろとも吹き飛ばします。

「あれしきの攻撃をかわせぬとは……未熟だぞ、一鍬」

 兄の言葉に謝罪する一鍬でしたが、疾風組は仲間もろとも攻撃する迅雷組に戦慄します。シノビニウムを手に入れてご満悦の2人に、チュウズーボが現れるとタウ・ザントが鉱石に興味を示していると告げます。不気味に笑い声をあげるチュウズーオの姿を映して、次回に続く。

次回予告

 VSゴウライジャー最終決戦?

感想

 VSゴウライジャーその3。仲間を大切に思うからこそ、ゴウライジャーのように冷徹になれない疾風組ですが、2人を見返すことができるのでしょうか。次回、大きく物語が動きそうなので、期待!

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