レンストファンが見るデンジマン 3話
第3話「油地獄大パニック」
Aパート
アバンなしのOPから開始。デンジグリーンだけ刑事ドラマみたいな紹介されてるよねOP。
べーダー一族の基地から始まります。ムササビラーとシャボンラーの墓の前で嘆き悲しむヘドリアン女王。怪人を使い捨てにしないでちゃんと弔ってあげてて優しい。復讐のために新しい怪人を生み出します。
「ベーダー02チカゲリラーにござます」
東京を火の海にできる力を持っているとか。なかなか強力そうな能力を持っています。
タイトルコール。
場面はデンジマン側に映ります。表の姿としてアスレチッククラブを始めたようです。前回までテニス愛を語っていたあきらが水泳を教えてて複雑な気持ちになる。コーチとの約束どうなったんや。
生徒の子供たちに黄山が手作りナポリタンを御馳走します。
「おう、ペコペコだ!」
しかし、その内の一皿を青梅が子供から強奪して食べ始めます。お、お前、それはいくら何でも酷くないか。しかし、大葉健二さんはゴーカイジャー以降の客演でしか知らないのですが、こんな三枚目みたいな役もやってたんですね。そういえば、青梅は凱からも『アンパンの匂いがするほう』てあんまりなこと言われてたな。
しかし、街を大きな地震が襲います。地盤沈下が起きてビルがまるまる一棟、地下に沈んでしまいます。それを目撃して驚くデンジマンの面々。
「高層ビルの沈下は大パニックのほんのきっかけに過ぎなかった」
まだまだ作戦は始まったばかりです。夜中、石油基地が同じように地盤沈下で地面に沈んでいきます。翌日、駆け付けたデンジマンの目の前でも同じように沈んでいきます。地震が起きている形跡もないのに不可思議ですが、まだべーダーの犯行かわかりません。しかし、そこで黄山が何かの液体に濡れた残骸を見つけ出します。
「希酸の臭いだ」
なんだそれ、て思ったらなんでも蟻が使っている酸の一種のようです。なるほど、今回の怪人は蟻モチーフなのか。で、地中に住んでいるから地下ゲリラ、てことね。
工事現場でも、ついに姿を現して作業員に襲い掛かります。ブルー、グリーン、ピンクが変身して応戦します。緊急アラームが鳴ったことで気付いたレッド、イエローもデンジマシーンに乗って駆け付けます。
三人だけでは戦闘員でも苦戦するのかアリゲリアーの自身攻撃が強力なのか苦戦気味の三人。しかし、デンジマシーンにのったレッドとブルーが駆け付けると容赦なく轢き逃げアタックを賭けます。最近は安全面からやらなくなりましたが、この時代は自動車も容赦なく攻撃手段に使うのがえげつない。
「ゲリラン!」
さすがに五人そろって相手にするのは不利と悟ったのかアリゲリラーはすぐに撤退。ゲリラ、と名前が付くだけに隠れるのは得意なのかもしれない。
基地に戻って戦闘の汗を流すあきらですが、シャワーから黒い液体が流れ始めて悲鳴を上げます。慌てて青梅が駆け付けますが、ラッキースケベは許さんとばかりに逆にシャワーをひっかけられます。なんだこの昭和コント。
「東京中の水道から原油が噴出した!」
水道という水道から原油が噴出している模様。いや、結構シャレにならない被害だな。アスレチッククラブに所属している子供たちが興味本位でマンホールの中に入ってしまいます。これはフラグ。
「マッチ一本で東京は火の海になります」
一方、べーダー側は作戦が上手くいっているようで高笑いです。同時に、子供たちがチカゲリラーに遭遇。蒸し焼きにされそうで逃げ出します。
テレビでも原油のことが語られます。青梅がアンパン食べてて笑っちゃった。食い意地張ってるなぁ。子供の一人が友達の危機を知らせます。変身して急いで駆け付けます。
アイシーから秘密道具デンジシューターを教えます。デンジランドまで10秒でいける優れものです。デンジタイガーに乗り込んで発進したところでアイキャッチ。
Bパート
デンジタイガーが発進したことをべーダー側も察知、すぐに指令を送ります。
「チカゲリラー! 時はきた、行動せよ!」
巨大化したチカゲリラーが石油タンクを引っこ抜いては建物に投げ続けます。いや、火をつけるわけじゃないんかい。これまでの下準備なんだったんだ。
さすがのデンジタイガーも石油タンクを投げつけられるとひたまりもなく……なんてことはなくて液状化した地面に足を取られて動けなくなります。いや、頑丈過ぎないかデンジタイガー。デンジマンがピンチの中でも、子供たちは必死に逃げ続けてますが、行き止まりにたどり着いてしまいます。絶体絶命。地上も火の海です。
「我ら勝利せり……!」
勝利を確信するチカゲリラー。しかし、デンジタイガーは出力を全開にして抜け出します。いや、普通に力業。さすがにその性能にべーダー側も驚愕します。アリゲリラーと相対して名乗りです。
戦闘員との戦いに入りますが、今回は五人なので、遅れをとることはありません。デンジロッドを使った白兵戦で蹴散らします。しかし、自在に炎を操るチカゲリラーの前に火に包まれてしまいます。
「デンジジャンプだ!」
そういえば、一足で120m飛べるんだこの人たち。あっさり抜け出します。
「デンジスティック!」
デンジスティックを頭部に投げつけてダメージを与えたのち、デンジブーメランでトドメです。ここでチカゲリラーは巨大化。デンジマンもダイデンジンを発進させて迎え撃ちます。
「将軍、あの憎きダイデンジンを粉砕せよ!」
援軍に戦闘機が発進、援護射撃でダイデンジンをダメージを与えていきます。しかし、無人のデンジタイガーの援護であっさり撃ち落され、チカゲリラーも白兵戦であっさり下します。
「デンジ、満月斬り!」
戦闘終了後に少年たちを迎えに行きます。後回しになっててどうなるのかと思ったよ。閉じ込められた少年たちを見つけ出すと、救出します。太陽をバックに走り去っていくデンジマンの姿を映して、締め。
次回予告
また桃井回……? でも青梅も活躍するのかな?
感想
デンジタイガー頑丈過ぎる問題。よく、べーダー一族はこんな科学技術をもってるデンジ星に勝つことができたな。どうやって勝ったのか凄い気になる。無人状態でも平気で活躍するから味方からすれば頼もしい限りだけど、敵からすれば悪夢以外の何物でもない。こいつがピンチになることなんてあるのか……?
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