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アークナイツ 翠玉の夢 感想 2/2

 これは前回の続きになります。
 まだ見てない方はそちらを先にどうぞ。

 前回書ききれなかったアステジーニ、メアリー、その他細々としたものに触れていこうと思います。

 ちなみにこの記事の大部分はもはや妄想100%です。
 人によっては受け入れられない人間の闇を見ることになります。
 一応クッション置いとくのでブラバしてください。

 なんにでもカップリング概念を持ち込む化物の登場です。
 早速やっていきましょう。

アステジーニちゃんの成長

 彼女は物語上「ライン生命の研究者」という役割を持たされている。

 ライン生命の価値観と倫理観を持ち、ライン生命サイドとして働く優秀な人材という意味である。フェルディナンドが暗躍する黒幕、ドロシーを物語の軸とするならば、ライン生命側で動けるキャラクターがもう一人くらいほしいからね。

 彼女はある一定の社会常識を持ちつつも、ライン生命に染まったキャラクターだ。フェルディナンド直属の部下であり、彼女自身もフェルディナンドのことを尊敬し一種の崇拝をしている。
 まぁ「数多の新卒の中からお前を雇ったんだから、もっと他にはない働きをしてくれ」「お前を選んだ私の目が間違っていなかったことを証明してくれ」等というパワハラを喰らっていても「でもフェルディナンドさんは優秀で誰よりも頑張ってるんだから、私も頑張らないと……!」となるあたり、少々純粋すぎかつ盲目的な側面があることは否めない。DV耐性高すぎだろ。

 正直言って、ドロシーよりもアステジーニのほうがダメ男製造機だと僕は思ってる。
 パチンコ行くための金出してくれって言ったら、ドロシーは数回貸すけどちゃんと最後には怒って更生させるところまで行くだろう。
 でもアステジーニは、毎度毎度ガミガミ言いつつもなんだかんだでズルズル渡すタイプ。僕には分かる。アステジーニはチョロい。そしてチョロい自分を自覚しつつも、それを治せないと思っちゃってるよ絶対。「どうして私、あんな奴のこと好きなんだろ……」とか言ってため息つきつつ、でも別れないし彼のために仕事頑張っちゃうんだよね。うんうん分かる分かる。あぁ^~。


 さて。

 そんなアステジーニちゃんだけど、彼女はライン生命側、それもフェルディナンドの崇拝者である。
 今回のイベントにおいて、彼女は自分の欠点である想像力の無さ、もっと言えば弱者を思いやったり慮るような能力の足りなさを自覚するという成長を遂げている。

 灯台元暗し、他人のふり見て我がふり直せ。
 妄信するだけじゃなくて、周りを見回してみようね。
 そんな感じのキャラクターである。

・アステジーニの間違い

 彼女の作中での大きな間違いは二つ。

 一つ、感染者と非感染者の違いを見誤っていること。
 彼女は都度「感染者になったとしても何も変わらない」と言い放ち、それどころか精神崩壊起こしてるフィリオプシスを若干羨ましがる描写すらある。

 この思考の根底には自分が拙いながらも誰よりも努力し続け、毎日何十時間も研究室にこもって仕事をし、その結果フェルディナンドに認められ今の研究者としての地位を手に入れたという自負が存在する。
 また、自身も感染者でありながらライン生命に籍を残し続けていることも関係するだろう。それに感染者である姉もサイレンスもフィリオプシスも立派にやっていけてるし、他にも源石病でも満足に生きてる人を目の当たりにしてるしね。

 つまり「源石病程度のハンディキャップなんて努力で何とかなる」と思っていたのだ。

 しかし、彼女は作中でサニーの「感染者になった瞬間人生終わっちまった」発言に息を呑んでいる。ちょっとした欠点程度に思っていたが、想像を絶するほどのハンデを世の感染者達は背負わされているのだと、彼女はようやく理解する。
 また、このサニーの発言に対して、直前までサニーに「私は貴方を理解しているわ」と言い放っていたドロシーは一切動揺していない。つまり彼女は本当の意味で開拓者について理解をしていたのだ。
 無理解であったアステジーニがいたからこそ、ドロシーが真に弱者救済を目指していたことが分かる良いシーンでもあったと思う。

 少し逸れたので話を戻そう。 

 彼女は単純に幸運だっただけだ。
 感染したのがライン生命入社後であり、かつその事件での対応をフェルディナンドに運良く気に入られていて、そんな契約書がグルビアに存在することなど知りもしなかった。(おそらくフェルディナンドが払ってくれている)
 元々優秀でもあったし。何より感染後すぐにロドスの治療を受けたというのも、彼女の源石病軽視の理由の一つだろう。

 そんな彼女はサニーという開拓者から、この源石病がどれほど重いものなのかを初めて知らされることになる。

 第二の間違いは、フェルディナンドを善人だと信じていたこと。

 この事件を通し、アステジーニはフェルディナンドの支配欲、不信、そして高圧的な態度の中に、両親の影を見てしまった。

 アステジーニの両親。彼らは占星術の一門に生まれ育ち、何の役にも立たない星の観測を続けるばかりか、それを誰かに強要する凝り固まった古臭い思想を持つ。
 アステジーニはそんな彼らを嫌い、占星術ではなく科学こそが世界をより良くできるものだと信じて努力し続け、若い頃に独り立ちをして研究者にまでなった。
 そんな彼女からしてみれば、逃げた先でまた同じような人と巡り合ってしまったわけだ。おこである。

 彼女はフェルディナンドを、厳格ながらも個人の意思を尊重してくれる良き師であり、尊敬すべき先達研究者だと思っていた。
 けれど彼はライン生命を培養皿か何かぐらいにしか思っておらず、目的のためなら平気で他を使い捨てにする人間、つまりは自分以外の誰一人信用していないのだと、アステジーニは理解する。

・フェルディナンドとアステジーニ

 フェルディナンドには、こんな事件を起こした理由がちゃんとある。
 そこには大義があったのだ。自分がライン生命総括となれば、もっと社会は良いものになる。だからこそ、人を燃料に動く軍事力、それを渡すことで得られる強力な後ろ盾。それが必要だったんだ。これは過程にすぎないんだ。
 君なら分かってくれるはず。
 フェルディナンドはアステジーニに手を差し伸べる。

 けれど、アステジーニは拒む。
 彼女はもうフェルディナンドを信じられない。
 その大嫌いな両親と一緒の独善的な価値観と、この先を一緒に歩く未来が思い描けない。
 彼女はフェルディナンドと決別した。

「本気で私を重用してたっていうなら――――実験の真相を事前に伝えるべきだった」
「これは被験者たちの安全なんて度外視した実験で……私はドロシーを監視する道具でしかないし、使えなくなったら自分の犯罪の証拠ごと消すつもりだ、って言ってくれたらよかったんだ」
「……結局、あなたは私のことを扱いやすいバカだとでも思ってたんでしょ?」
「実際バカだったよ……オリヴィアが何度も警告してくれてたのに、私はあなたが手を下す最後の瞬間まで目を覚まそうとしなかった!」

「落ち着きなさい、エレナ。私は君の準備が整っていないと判断していただけだ。まさに今、そうして心が揺れているように……」

「――――そう言って、私を信じてくれたことなんて一度もないよね」
「それどころか、誰のことも信用してないでしょ。あなたが信じてるのは自分だけ……」
「なのに、どうしてあなたを……その約束を信じられると思うの?」

DV-7 後編

 ここにアステジーニとフェルディナンドを表す全てが詰まっていると思う。

 まず最初に、痴話喧嘩だと思わんかこれ?
 思うよな? フェルディナンドはアステジーニを我が子のように可愛がり、そしてプレゼントとして彼女のためのラボまで拵えていた。宥めるための餌でもあるだろうが、しかし彼女にそれなりの心血を注いで大事に思っていたのは事実だと思う。
 僕はアステジーニとフェルディナンドに肉体関係があってもおかしくないと思ってる。まぁこれは拗らせた僕の脳内妄想に過ぎないから飛ばしてくれ。後で勝手に一人で書きなぐるから。今は置いておく。

 フェルディナンドのミスはただ一つ。全ての計画を事前にアステジーニに話しておかなかったこと。

 そうしていれば彼は総括になっていた。
 アステジーニはフェルディナンドの行いを批判しているが、しかし彼女は元々ライン生命側の人間だ。ある程度の非人道的な実験ならば耐性がある。

 今回は犠牲と実験成果の規模が規模なだけに「程度の問題」が発生しているものの、しかしフェルディナンドの展望である「私が総括になったら社会はよりよいものとなる。ライン生命は時代の先端に立ち続け更なる科学の発展を推し進められる」という大義があれば、アステジーニはこの実験内容に目を瞑ることが可能な人材ではあったと僕は思うのだ。
 なにせ彼女は元々科学の徒だ。フェルディナンドとの志は同じだし、大義のために犠牲を許容するだけの度量も持ち合わせている。懐柔というと聞こえは悪いが、フェルディナンドの手足となって働く未来はかなりの確率で在り得たと思う。

 結局、フェルディナンドとアステジーニの決別の理由は一つだけ。
 「信用されてると思ってたのに信用されていなかった」
 これに尽きる。
 これだけで、これこそが、アステジーニが怒った理由なのだと思ってる。
 彼女にも研究者として、または人間としてのプライドがあり、譲れない部分があったのだ。

・アステジーニまとめ

 話が散らかったのでまとめよう。
 アステジーニは自分の二つの間違いを、今回正した。
 彼女はこの物語における進行役であり、同時に成長したキャラクターだ。

 アステジーニは開拓者に対するアタリが強すぎるとか、コイツもあくどい実験を黙認してたやんけと言って彼女を嫌いになるのは自由だが、ライン生命で10年以上働いたベテラン研究員がイベントになって「こんな酷い人体実験間違ってる! 私は心が痛いわ!」とか言って泣き出したらそっちの方が頭おかしくなる。
 これで良いのだ。

 彼女は物語上の役割としても、一人のキャラクターとしても、魅力的な立ち回りをしていたように思う。

 彼女は加害者であり、同時に被害者だ。
 彼女は今まで自分のしてきたことの浅慮を見直し始め、次はフェルディナンドのような上司のいない環境で生きていくのだ。

・メアリー

 少女祈祷中。
 夢小説書き終わったら書く。





好き勝手妄想Q&A

Q.アステジーニとフェルディナンドに肉体関係があったのか。

 結論としては「肉体関係はないだろう。でも、ある」となります。
 もう少し噛み砕くと「公式では明言されてないし、実際にもなさそう。でも僕の魂はあると言っているんだよね」ってことです。

 ではやっていきましょう。
 まずはこちらをご覧いただきたい。

「本気で私を重用してたっていうなら――――実験の真相を事前に伝えるべきだった」
「これは被験者たちの安全なんて度外視した実験で……私はドロシーを監視する道具でしかないし、使えなくなったら自分の犯罪の証拠ごと消すつもりだ、って言ってくれたらよかったんだ」
「……結局、あなたは私のことを扱いやすいバカだとでも思ってたんでしょ?」
「実際バカだったよ……オリヴィアが何度も警告してくれてたのに、私はあなたが手を下す最後の瞬間まで目を覚まそうとしなかった!」

「落ち着きなさい、エレナ。私は君の準備が整っていないと判断していただけだ。まさに今、そうして心が揺れているように……」

「――――そう言って、私を信じてくれたことなんて一度もないよね」
「それどころか、誰のことも信用してないでしょ。あなたが信じてるのは自分だけ……」
「なのに、どうしてあなたを……その約束を信じられると思うの?」

DV-7 後編

 いや、これでないのはおかしいでしょ。
 最低でも愛人関係、なんなら恋人関係だった可能性まである。
 肉体関係は持っていただろうし、プライベートでも何度か会ってておかしくなくない?
 まぁ二人共めちゃくちゃ仕事熱心だろうし、研究室での研究デートとかだったかもしれんけどさ。

 エレナの最初の、長々とした自虐からのヒステリックゲージの貯め方。
 それを見たフェルディナンドは、最初に間髪入れずに落ち着きなさいと相手を宥めるんだよ。慣れてるし、男女の言い争いでいつも男はこう言うよね。
 そしてエレナの、急に冷静になって鋭いナイフで刺してくる感じ。
 もうどっからどう見ても痴話喧嘩にしか見えん。見えなくない? 
 僕の目玉腐ってんのかな。腐ってるかもなぁ……。


 これだけだとちょっと要素が弱いので、ちゃんと語っていこう。

「さぁ、テーブルの上の鍵を受け取りたまえ」
「それは君のために用意していたプレゼントでね。完成したばかりの……真新しく広々とした、君だけのラボが待っている」
「君が望むならどんな研究でも、私とライン生命が全力でサポートしよう」

「素晴らしいお話ですね」
「もしかして、エネルギー課主任の後継者に、とも考えていただいていますか?」

「……それもアリかもしれないな」

DV-7 後編 フェルディナンドとエレナの会話

 フェルディナンドは、エレナ(=アステジーニ)のことを可愛がっている。

 最初はそうでもなかっただろう。彼にとって彼女は何千という教え子の内の一人でしかなく、入社してすぐの頃には厳しい言葉も放った。彼は自分以外信用していない人間であり、自分以外の人間なんてどうだっていいから。
 でも、こんな自分を信頼してくれ、毎日二十時間以上ラボにこもって研究をし、助手として付き従い、確かに有用であると示し続ける彼女の姿は好意的に映っただろう。
 プレゼントを用意してるところなんてまさにそれだ。彼は彼なりに、エレナのことが気に入っていた。
 きっとこの実験が成功したら、本当に彼女には言葉通りの褒賞を与えていただろうし、この先もずっと実験を手伝ってもらったであろうことは想像に難くない。

 ペットか何かだとする意見もあるかもしれないが、彼は彼なりにエレナを一人の人間として扱ってはいるのだ。
 バカで使い勝手のいい駒、ではない。エレナは自分がそう思われていると自虐したが、どう考えてもそれ以上の感情をフェルディナンドはエレナに抱いている。失うのは惜しいと思っているし、ちゃんと彼女の成長(=この先も自分と共にいられるだけの覚悟を持つこと)を待っている描写がある。

 何よりエネルギー課の主任という話。
 これは「どうせドロシーを殺すんだからその席って空くんですよね?」というエレナの問いかけでもあるが、フェルディナンドからすればドロシーがいなくなることはもう既定路線であり、エレナがあの通話からここに戻ってきた時点でそれは知られていると悟っている。

 つまり彼が「……それもアリかもしれないな」と言い淀んだのは、
 「(えっ、別の課の主任になるん? クソ忙しいし、スケジュールとか噛み合わんくない? まぁでも研究者視点で言うと魅力的なのは分かるし、お前がなりたいって言うなら)……それもアリかもしれないな」
 こうなってもおかしくないはずなのだ。

 また、最初に示したエレナの言い争いもおかしい。

「……結局、あなたは私のことを扱いやすいバカだとでも思ってたんでしょ?」
「実際バカだったよ……オリヴィアが何度も警告してくれてたのに、私はあなたが手を下す最後の瞬間まで目を覚まそうとしなかった!」

 ここの部分だ。
 この会話、それなりに仲の良い上司と部下との間で交わす言葉じゃなくない? 僕は大学の研究室で教授のお手伝いを足掛け3年近くやったし、飲みに行ったり休日たまに山登りについていったりとそれなりに良好な関係を築いていたけど、こんな私的かつプライベートな喧嘩が怒る未来はどうしたって見えなんだぞ。

 まぁ彼らはちょっと世界観も違うし、崇拝に近い感情を抱いていたり、アステジーニが隠れた淡い恋心を抱いていたりするだけなのかもしれないが、しかしフェルディナンドは彼女のこの発言に対し若干の後ろめたさというか「何コイツいきなりキレてんのコワ」ではなく「怒らせてしまった何とかしなくては」となっている。

 これ、男女関係ないとおかしくないか?
 上司と部下とかいう次元で出す話題じゃなくないか?
 信頼関係を裏切っただけでここまで言うか?
 こんな話するの浮気とか別れ話の時だけじゃないか?

 ここからエレナの心情を読書感想文すると「私と貴方は優秀で信頼できる上司と部下で、貴方にとっての私はそれなりに大切な存在であると思ってたのに、扱いやすいバカとでも思ってたんでしょ? 仕事の話してる時も〇〇の時も××の時も、あんなに親しくしていたはずなのに貴方は裏では「この女使いやすくてチョロいわ~w」とでも思ってたんでしょ!?」である。

「本気で私を重用してたっていうなら――――実験の真相を事前に伝えるべきだった」
「これは被験者たちの安全なんて度外視した実験で……私はドロシーを監視する道具でしかないし、使えなくなったら自分の犯罪の証拠ごと消すつもりだ、って言ってくれたらよかったんだ」

 これはつまり「言ってくれたら協力したのに」「腹を割って話してくれたら、私は貴方のための都合の良い駒になってあげても良かったのに」「信頼してくれたなら、貴方にとっての都合のいい女で居てあげられたのに」ということに他なりません(断言)。

 上の方でも書いたように、アステジーニはフェルディナンドのしたことに対しての嫌悪感は薄いです。
 科学の発展に犠牲は付き物だと理解しており、またライン生命で主任の傍で長年やってきたことから割と倫理観はガバですからね。まともな倫理観持ってる奴がライン生命とかいう闇の深い企業で長くやっていけるわけがねえんだよな。

 そしてここの言葉はとても女々しい。
 裏切られていたから精神的に弱っていた、とも解釈できますが、でも最後まで「貴方と私のifの未来」を持ち出してしまうのはもう彼氏彼女の関係でしかないと僕は思っちゃいます。ヒロインムーブの波動をビシバシ感じる。感じない? 感じるよ……。

 ヒステリック具合も、言葉の選び方も、話の持っていき方も。
 僕にはどうしたって、フェルディナンド×エレナという一つの可能性を示唆しているようにしか見えないんだ……。実際主任ともあろう人が女遊びを嗜まないわけがない(偏見)し、エレナは訳の分からないぐらい盲目的にフェルディナンドを庇ってるし。これはもう浅からぬ縁があったと言っても過言ではないにござろう……?

 エレナはDV耐性持ちで、フェルディナンドに見放されないように必死で頑張り。
 フェルディナンドは「ほーん、コイツ中々使えるやんけ」程度に思っていたのが「優秀な駒が手に入ったな」ぐらいになり(多分ここで肉体関係を持つ)、やがて「この実験終わったらプレゼントでもするか……何が喜ぶやろ……せやラボとかどうや?」とか考え始めちゃって。
 エレナも認められたかったフェルディナンドにお手付きにされ「主任に褒められたいからがんばろーっと♪」みたいな思考で日夜ドロシーの研究をフェルディナンドに報告し、なんなら報告する時に話せるからいっぱい仕事しないとねみたいに思ったりして。
 でもまぁロドスきて終わっちゃいましたねって感じ。

 実際、部下にラボ一室プレゼントとか重くない?
 フェルディナンドも「プレゼント……この私が部下の機嫌を取るためにプレゼントだと……? しかもラボ……? でもまぁいいか……」みたいに考えてたら可愛くない? 頑張ってバレないように内緒でラボ作ってるの健気じゃない?
 エレナもそれを「うわキモ……」とか思ってないの中々じゃない? どころかフェルディナンドとの通話が出来ないことを残念がりすぎじゃない? 「口実出来たし主任とお話したいな……」みたいなこと考えてたら可愛くない?

 でも現実には一切明記されてないのであった。
 明記されてないということはこれらは全て妄想でしかないのだ……。

 僕はアステジーニちゃんは「翠玉の夢におけるチョロい子2号」として認識してるのでここまで妄想が膨らんだけど、人によっては気分を害するだろうし、「フェルディナンドとアステジーニはそれなりに良き師弟関係だった」とした方が綺麗なのも事実。
 この辺で筆をおきます。
 ちなみにチョロい子1号はメアリーさんです。

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