DX3rd「あの駅で降りる夢を見る」

 ダブルクロス・クロウリングケイオスステージのシナリオです。最低限基本とクロウリングケイオスだけあれば遊べます。

■トレーラー
 夢とうつつのはざま、鳴り響く発車ベル。明かりの落ちたホームと、あるはずのない古びた列車。
 噂話に咲く花はD駅に停まる“列車の幽霊”。十年前に乗客を乗せたまま忽然と消えた最終電車はいまも枕木の上をさまよっている――。

 ダブルクロス The 3rd Edition 『あの駅で降りる夢を見る』
 ――ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

■シナリオハンドアウト
PC1
シナリオロイス:不気味な夢(推奨感情 P:郷愁/N:不安)
クイックスタート:喪われた切り札 カヴァー/ワークス:高校生/高校生
 君はある日の深夜、終電もとっくに出てしまった時間に、D駅のホームに停車するどことなく古びた雰囲気の列車を目撃した。
 そのときは少し怪訝に思って通り過ぎただけだったが――その日の晩から、毎晩同じ夢を見る。
 がらんとした電車に乗っている。このままここにいるとなんだかとてもよくないことが起こる気がする。そう思うのに、体がうまく動かない。ままならない体に鞭打って、どうにか電車を降りる。電車は君を置いて走り去っていく。
 毎晩、君はそんな夢を見る。
 気がかりなのは――、その夢を見るごとに、電車を降りたくない、このままここにいたいという気持ちが大きくなっていくことだった。

PC2
シナリオロイス:列車の幽霊(推奨感情 P:希求/N:忌避)
クイックスタート:墜ちた女神 カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
 君はD市に住むUGNチルドレンだ。
 君にはこの十年より前の記憶が欠落している。世話になっているUGNの支部で聞いたところによると、君は十年前に起きた列車消失事件からの唯一の帰還者らしい。
 欠落した記憶を追い求めるうち、君はとある噂を耳にした。
 D駅に停まる古びた列車の噂。それは、十年前に消えた“列車の幽霊”だという――。







――――以下GM情報――――








【プリプレイ】
■シナリオデータ
プレイヤー人数:2人
消費経験点:35点+イージーエフェクトぶん2点
レギュレーション:基本ルールブック1・2、クロウリングケイオス(GMは適宜サプリメントを追加して構わない)

■ステージ
 クロウリングケイオスステージを使用する。

■ストーリー
 十年前の列車消失事件は、とあるひとりのFHエージェントによって引き起こされた。魔導書「階差機関の可能性」を入手し、その知識に魅せられた彼は、UGNによって追い詰められた結果東京駅発下り最終電車に逃げ込んだ。そして、列車内で魔術「喚起:チクタクマン」を成功させ、列車そのものを依代としてニャルラトホテプの化身・チクタクマンを呼びおろしたのである。
 幸いにしてと言うべきか不幸にしてと言うべきか、彼を追っていたUGNエージェントたちが不完全に発動した魔術「異次元への放逐」の影響によって、チクタクマンそのものとなった列車はこの世界と異次元の狭間に落ち込んだ。そして、列車内はFHエージェントの狂った実験場と化したのである。
 FHエージェントは列車の乗客を使って様々な人体実験を行った。家族とともに列車に乗っていたPC2もそのひとりである。PC2は実験により、人間と異形の機械の融合したあり得ざる存在と化している。成功作となったPC2は、チクタクマンの気まぐれによって加護を与えられてオーヴァードとなり、D駅へと戻された――代償として記憶も自我もすべて失いながら。
 そして現在、すべての発端となったFHエージェントは自らをも実験の対象としたために人間としての形を失い、自由意志をなくしている。列車という人間に運行を頼る存在を依代としたチクタクマンは新たに運行を担う存在を求め、夢を通じた呼びかけを行い始めた。それに適合したのがPC1である。
 チクタクマンはPC1をアザトースの宮殿に誘う。チクタクマンの誘惑を退け、この世界から退去させることができればシナリオは終了となる。

■トレーラー
 夢とうつつのはざま、鳴り響く発車ベル。明かりの落ちたホームと、あるはずのない古びた列車。
 噂話に咲く花はD駅に停まる“列車の幽霊”。十年前に乗客を乗せたまま忽然と消えた最終電車はいまも枕木の上をさまよっている――。

 ダブルクロス The 3rd Edition 『あの駅で降りる夢を見る』
 ――ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

■キャラクター作成
 PCには以下の設定がつく。
・PC1
 ごく普通の高校生である。オープニングフェイズで覚醒する。[覚醒]は「神命」、[ルーツ]は「不明」を選択すること。
・PC2
 D市支部に所属するUGNチルドレンである。十年前の列車消失事件からの唯一の帰還者であり、十年より前の記憶は欠落している。家族は列車消失事件によって行方不明になり、現在に至るまで未帰還である。[覚醒]は「忘却」を選択すること。
※両名ともアタッカー推奨

■シナリオハンドアウト
PC1
シナリオロイス:不気味な夢(推奨感情 P:懐旧/N:不安)
クイックスタート:喪われた切り札 カヴァー/ワークス:高校生/高校生
 君はある日の深夜、終電もとっくに出てしまった時間に、D駅のホームに停車するどことなく古びた雰囲気の列車を目撃した。
 そのときは少し怪訝に思って通り過ぎただけだったが――その日の晩から、毎晩同じ夢を見る。
 がらんとした電車に乗っている。このままここにいるとなんだかとてもよくないことが起こる気がする。そう思うのに、体がうまく動かない。ままならない体に鞭打って、どうにか電車を降りる。電車は君を置いて走り去っていく。
 毎晩、君はそんな夢を見る。
 気がかりなのは――、その夢を見るごとに、電車を降りたくない、このままここにいたいという気持ちが大きくなっていくことだった。

PC2
シナリオロイス:列車の幽霊(推奨感情 P:希求/N:忌避)
クイックスタート:墜ちた女神 カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
 君はD市に住むUGNチルドレンだ。
 君にはこの十年より前の記憶が欠落している。世話になっているUGNの支部で聞いたところによると、君は十年前に起きた列車消失事件からの唯一の帰還者らしい。
 欠落した記憶を追い求めるうち、君はとある噂を耳にした。
 D駅に停まる古びた列車の噂。それは、十年前に消えた“列車の幽霊”だという――。


【オープニングフェイズ】
●シーン1:深夜のD駅(PC1)
 PC1が深夜にD駅で列車の幽霊を目撃するシーン。この時点でPC1はオーヴァードではなく、侵蝕率を増加させる必要はない。
 明かりの落ちたD駅のホームには古びた列車が停車している。たまたま通りかかったPC1は少し怪訝に思うが、すぐにその場を離れるだろう。

●シーン2:あの駅で降りる夢を見る(PC1)
 PC1が列車に乗る夢を見るシーン。
 PC1は誰もいない列車に乗っている。明かりの落ちた暗い車両にたったひとり、ぼんやりと座っている。列車が駅に停車し、PC1は降りなければなにかよくないことが起こる、という感情とこのままずっと乗っていたいという相反する感情を覚える。それを押し殺して電車を降りる間際、背後から「汝、選ばれたり」と何者かのささやき声がする。
 この時点でPC1はチクタクマン(またはニャルラトホテプ)をルーツとして覚醒する。これよりあとのシーンでは通常通り侵蝕率を上昇させること。

●シーン3:欠落(PC2)
 PC2が“列車の幽霊”の噂話を知るシーン。
 PC2は夢から目を覚ます。夢を見ていた、そう思うのにぽっかりと欠落したように内容は思い出すことはできない。恐怖判定(難易度3)を行う。
 スマートフォンを確認すると、所属している支部からの連絡が来ている。列車の幽霊についての噂話、そして奇妙な夢を毎晩見るという患者が精神医療センターに相談に来ているという内容だ。PC2が欠落した記憶を求めているということを知っている支部の人間からのはからいだった。

【ミドルフェイズ】
■固定イベント
●シーン4:列車の幽霊(PC2)
 PC1とPC2の合流シーン。
 オープニングフェイズから数日後。PC1は毎晩列車に乗る夢を見ている。PLと演出を相談するなどしてPC2といい感じに合流させること。合流例一番上のパターンではない場合、PC2が〈知覚〉難易度7程度の判定に成功するとPC1がオーヴァードとして覚醒していることがわかる、などとしてもよいだろう。
(合流例)
・PC1が怪我を負うが《リザレクト》によって治癒する様子をPC2が目撃する。
・PC1がクラスメイトに夢について相談している様子をPC2が偶然聞く。
・PC1が精神医療センターに相談に行き、UGNを通してPC2に伝わる。
 

■情報収集
◆列車の幽霊
〈情報:噂話〉5
 深夜、終電の終わった時間にD駅の3番ホームに電車が停まっている。これは十年前に乗客ごと忽然と姿を消した東京駅発下り最終列車の亡霊だ。
 列車はさらなる乗客を求めており、目撃した者を自分の中に引きずり込んでしまう。そうなったが最後、決して列車から降りることはできず、永遠に列車とともにさまよい続けることになる。
 ……ありがちな噂話だ。だが、真実の一端を含んでいるかもしれない。

◆列車消失事件
〈情報:UGN〉6
 UGNが健在だったころに起こったこの事件は衆目から隠蔽された。三年前の混乱によってデータや関係者はほとんどが散逸し、今や真実は闇の中となっている。
 列車消失事件からの唯一の帰還者、それがPC2だ。PC2は一度は列車とともに行方不明になったものの、数日後に忘我状態でD駅のホームに立っているのを発見された――オーヴァードとして覚醒した状態で。

「列車の幽霊」「列車消失事件」を調査後に公開(列車に乗った後は調べられない)
◆D駅3番ホーム
〈知覚〉7
 うっすらと寒気のするような気配が漂っている。昼間でもひと気はほとんどなく、発着する電車の本数も少ない。
 ホームに掲示された時刻表、終電後の余白に乱暴な文字で「00:32」と書き加えられている。その文字は、一瞬目を離した隙に幻のように消えていた……。この時刻に3番ホームに来ることで、何かが起こるのかもしれない。

「列車の幽霊」「列車消失事件」を調査後に公開
◆「PC2」
〈知識:クトゥルフ〉7
 過去の診察データを発見する。読み解いていくと、PC2は外見こそ行方不明になる前とまったく同一であるものの、身体内部の構造が人間とはまったく違うものに置き換わっていることがわかる。
 それは、肉と鉄の組み合わされたおぞましい機械だ。人間としての生命活動をまったく保証しないその機関は、どういうわけか普通の人間と同じ機能をPC2に与えている。


■トリガーイベント
●シーン5:あの駅で降りる夢を見る(PC1)
条件:ミドルフェイズのシーンがひとつ終了する。
 シーン2と同様。隣に誰かが座っている。確かに誰かがいるのに、姿形は認識することができない。恐怖判定(難易度5)。

●シーン6:あの駅で降りる夢を見る(PC1)
条件:シーン5の終了以降~シーン7の開始以前、ミドルフェイズのシーンがひとつ終了する。
 シーン2、5と同様。隣に座っている誰かが話しかけてくる。何を言っているのかは聞き取ることができない。恐怖判定(難易度7)。

●シーン7:そして発車のベルが鳴る(PC1)
条件:深夜にD駅3番ホームに向かう。
 2レベルワーディングが発生する。ホームに電車が停まり、チクタクマンの人間態が電車の中から現れる。恐怖判定(難易度10)。
 チクタクマン、機械人間2体との戦闘となる。PCたちとの距離は5m、チクタクマンの《意識侵蝕》によってPC全員の自由意志が失われるか、機械人間2体を倒すことで戦闘は終了となる。
 《意識侵蝕》によってPC全員の自由意志が失われたことで戦闘が終了した場合、PCたちは列車の中に招き入れられる。
 機械人間2体を倒したことで戦闘が終了した場合、チクタクマンはPCたちを称賛し、褒賞を授けてもよいと提案する。これを受けた場合、いずれかの能力値を1上げてもよい。ただし、侵蝕率基本値が永続的に10上昇する。どちらを選んだとしても、PCたちはチクタクマンの空虚な拍手の音を聞きながら意識を失う。

●シーン8:無限円環運行(PC2)
条件:シーン7が終了する。
 PCたちが目を覚ますと、薄暗い電車の中に並んで座っている。窓の外は真っ暗で、なにも見えない。
 PCの現在位置は5両編成の列車の3両目である。


■探索イベント
 以降のシーンは探索イベントとなる。探索エリアは[列車内]となる。
 開始時に探索可能な[ロケーション]は「3両目」のみとなる。3両目の探索を完了したら、隣接した車両の[ロケーション]が探索可能となる。
 警戒度が上昇した場合、以下のイベントを発生させること。

警戒度2:電車が加速したように感じる。
警戒度3:PC1はこのまま終着点まで乗っていたいという衝動に苛まれる。
警戒度4~:どこからか奇妙なフルートの音色が聞こえる。探索判定で達成値7以下を出したキャラクターは、侵蝕率が1D10上昇する。

●シーン9:3両目
種別:探索シーン(技能:〈知覚〉)
 前方車両と後方車両への扉はそれぞれロックされているようだ。〈知覚〉難易度7の探索判定を行う。
 ひとりでも成功した場合、肉と機械の組み合わさったその冒涜的機構は機械人間たちやPC2と同じものであることがわかる。同種の存在であるPC2が操作を行えば、ロックを解除して車両を移動することができる。
 シーン終了時、警戒度のシーン発生カウントが1D10/2(端数切り捨て)加算される。

●シーン10:2両目
種別:探索シーン(技能:〈知識:クトゥルフ〉)
 うつろに宙を見つめる、非稼働状態の機械人間がいる。歯車の空転する音がする。傍らには革張りの手帳が放り出されている。〈知識:クトゥルフ〉難易度7の探索判定を行う。
 ひとりでも成功した場合、手帳に記された手記を読み解くことができる。手記の書き手は“偽神の心臓”のエージェントであるらしい。神の加護を受け、隔絶された列車内で乗客を使い実験を行っていく様子が書かれている。「ああ、それにしても最後尾車両に立てこもった連中が目障りだ。彼奴らから魔導書を取り戻せれば、我が神が完全に退去させられる可能性もなくなるというのに」という文を最後に、文字列は解読不能ななぐり書きへと変化していた。

●シーン11:4両目
種別:探索シーン(技能:〈知覚〉)
 座席には、整然と機械人間たちが座っている。目を閉じた機械人間たちは今は稼働していないようだが……。〈知覚〉難易度7の探索判定を行う。
 全員が成功した場合、機械人間たちは稼働せず、車両を通り抜けて最後尾車両への扉にたどり着くことができる。
 ひとりでも失敗した場合、車両に詰め込まれた機械人間たちが一斉に目を覚ます。機械人間20体との戦闘が発生する。PC側の[不意打ち]として扱い、2ラウンド目の開始時にラピッドブレイクを宣言すること。
 脅威度のシーン発生カウントが[ラピッドブレイク宣言前に残っていた機械人間の数]/3(端数切り捨て)加算される。

●シーン12:最後尾車両
種別:探索シーン(?)
 「エージェント:アタッカー」「エージェント:スナイパー」との戦闘となる。彼らは発狂した元UGNエージェントであり、PCたちを恐ろしい怪物だと思い込んでいる。
 PCから3m離れた位置に「エージェント:アタッカー」、さらにその後方、2m離れた位置に「エージェント:スナイパー」を配置する。
 戦闘終了後、探索判定(〈調達〉難易度7)に成功すると、魔導書「階差機関の可能性」を入手できる。これは彼らがFHエージェントから回収し、「異次元への放逐」を発動するために使用したものだ。「異次元への放逐」を習得する場合は、解読の判定は不要である。
 シーン終了時、警戒度が1上昇する。


■インサートシーン
●シーン13:別れ(PC2)
種別:インサートシーン
条件:先頭車両に向かおうとした
 先頭車両への扉を、半ば壁に同化した二体の機械人間が守っている。PC2は彼らに見覚えがある。UGNで見せられた、自らの両親の写真……その面影が残っている。彼らを眠らせてやるならば、PC2は両親の部品の一部を「思い出の一品」として入手してもよい。
 PC2は両親が「この子だけは助けてほしい」と機械と歯車の神に懇願する様を幻視する。


【クライマックスフェイズ】
●シーン14:白痴の神の宮殿へ(PC1)
 先頭車両に入ると、クライマックスフェイズとなる。
 チクタクマンはPC1の運命を嘆き、慰め、このまま列車をアザトースの宮殿へと運行させるならばPC1はかの神のもと永遠の安らぎに包まれることができるだろうと誘惑する。
 拒否するならば、チクタクマン(列車)との戦闘になる。恐怖判定(難易度30)。
 PCとの距離は5m、戦闘終了条件は「異次元への放逐」を使用してチクタクマンをこの世界から退去させることである。「異次元への放逐」はチクタクマンのHPが20以下であるときに効果を発揮する。
 2ラウンド以降、1ラウンド経過ごとに魔術ダイスが+2個される。3ラウンド目以降、1ラウンド経過ごとに「異次元への放逐」の〈意志〉の判定の難易度が+4される。これは、列車がアザトースの宮殿、異界へと近づいているためである。
 チクタクマンは致命的なダメージを受けてもHPが0にならず、1残る。HPが1の状態では、能力値がすべて半減する。また、チクタクマンへのロイスをタイタスにして昇華するならば、チクタクマンの「異次元への放逐」の〈意志〉の判定結果を-5してもよい。


【エンディングフェイズ】
●シーン15:汝選ばれたり(PC1)
 明け方のD駅に、PCたちは立っている。列車の姿はどこにもない。
 無作為に選ばれ、運命を弄ばれ、戻ってきたとしてもオーヴァードとなった現実は消えることはない。「選ばれた」という烙印を抱えたまま、PC1は世界の裏側を生きていかねばならない。
 シナリオ終了。

●シーン16:狂気の果て(PC2)
 PC1がチクタクマンの誘いを受けた場合のエンディング。
 PC1は妙なるフルートの調べを最後に狂気に呑まれる。キャラクターロスト。
 PC2はすべての記憶と自我を失い、忘我の状態でD駅に立ち尽くしているところを発見される。
 シナリオ終了。


【敵データ】
チクタクマン(人間態)
クロウリングケイオスp.152「チクタクマン」を参照。
上記データに加えてパーク《意識侵蝕》(シナリオオリジナル)を持つ。ミドルフェイズの戦闘では毎ラウンド《意識侵蝕》を使用すること。

《意識侵蝕》
最大レベル:-
タイミング:メジャーアクション
技能:-
難易度:対決
対象:シーン(選択)
射程:視界
効果:電磁波を照射し、自由意志を奪うパーク。
[ラウンド数*10]Dで〈意志〉との対決を行う。このエネミーが勝利した場合、このシーン中の相手の行動はGMが決定する。


機械人間
種別:オーヴァード 行動値:10
【肉体】10【感覚】5【精神】1【社会】1
HP:30 回避値:15 装甲値:5

攻撃 判定値 攻撃力 射程
歯車じかけの拳 10D+8 15 至近

パーク:《移動力》15

解説:異形の姿に改造された列車の乗客。


チクタクマン(列車)
クロウリングケイオスp.152「チクタクマン」を参照。
上記データに加えてパーク《巨大》《ヒーリング》20を持つ。
※《ヒーリング》のレベルはPCの火力に応じて要調整。

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