rainy holiday

小さなティランジア・ハウスの開業を目指しています。 今はしがないティランジア愛好家のひ…

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小さなティランジア・ハウスの開業を目指しています。 今はしがないティランジア愛好家のひとりです。完全室内栽培派。 Twitter → rainy holiday(@TillandsiaHouse) お店は関西に構えようかと考えています。

マガジン

  • うちの子チラ紹介&所感

    ティランジアを個別に紹介していくコーナーです。記事はこれから増えていきます。 参考文献は以下の通りです。(順次追加) ・エアプランツ Life ティランジアと暮らす (著)SOUS LE GUI(中島弘之,片桐恵美子) ・エアプランツ アレンジ&ティランジア図鑑 (著)佐々木浩之  また、企業のサイトや個人のブログなどからの引用は、都度URLを記載して出典を明らかにします。

  • ティランジア メモたち

     このメモは、エアプランツ/ティランジアについて私が知り得た情報をまとめ、インターネット上で広く共有するためのものである。  私が実際に観察や実験を通して確信した情報は少なく、多くは参考文献に依存しているため、伝聞的表現が多くなっていることをはじめにお詫びする。  参考文献は以下の通りである。(順次追加) ・エアプランツ Life ティランジアと暮らす (著)SOUS LE GUI(中島弘之,片桐恵美子) ・エアプランツ アレンジ&ティランジア図鑑 (著)佐々木浩之 ・PINEAPPLE MANIACS(http://park16.wakwak.com/~pineapple/index.htm) ・Wikipedia  また、企業のサイトや個人のブログなどからの引用は、都度URLを記載して出典を明らかにすることを約束する。 (内容はすべて「である調」で書いてあることをご了承ください)

  • いろいろ

最近の記事

銀葉種か、緑葉種か

 エアプランツ(=ティランジア)の大きな区分け、すなわち《銀葉種 vs 緑葉種》は、育てる人の性向によって向き不向きがあるかもしれません。  あまり手をかけないタイプの人には銀葉種、毎日のように手をかけるタイプの人には緑葉種が合っていると思います。ここで言う「手をかける」とは端的に「水やり」のことです。  緑葉種は水を欲するので毎日手をかける人に向いていますし、そこそこ放置する人には銀葉種が向いています。  別に、毎日じっくり観察して愛でている人に銀葉種は向かないという意味で

    • Tillandsia を英語で調べる

       エアプランツ(=ティランジア,チランジア)のウェブ記事は年々増えているとはいえ、やはり十分とは言いがたいですね。また地方民である私は気軽に書店で試し読みができないためどの書籍を選ぶのが良いか分からず、何冊も購入して浪費するのも避けたいところです。  そこで、手軽にさらなる情報を得るにはどうすれば良いのかと悩んだ結果、しばしば世界共通語とさえ言われる英語で調べることに思い至りました。日本語と英語の両方で調べれば、当然日本語だけで調べるよりも多くの情報を得られますし、英語圏のほ

      • Tillandsia紹介 プラギオトロピカ

        《プラギオトロピカ plagiotropica》  ロゼット型の銀葉種です。ネットの写真をみている限り、全体的にきれいなロゼット型になるようです。  葉は柔らかめで、細かなトリコームにより綺麗なライムグリーンとなって可憐さを引き立たせています。  涼しく風通しの良い環境を好みます。夏の暑さが苦手なので、夏はできるだけ涼しい場所に置いてあげてください。  うちの子はトップの写真にあるように、ロゼット型の典型を体現するように美しく葉を広げています。ホームセンターで一目惚れし

        • Tillandsia紹介 ストレプトカルパ

          《ストレプトカルパ streptocarpa》  株も葉も細長く、草姿はひょろっとしながらものびのびと広がって存在感があります。葉先が軽くカールするのが特徴です。  葉には柔軟性があり、折れにくいです。とはいえ負荷をかけるのは良くありませんが、その点ではそれほど心配はいりません。  葉先がまるまるのがかわいいポイントです。葉先にものがあると巻きつくのでしょうか? 観察してみたいところです。  葉は遮るものがない限り縦方向だけでなく全方位に広がります。寝かせるより着生させる

        銀葉種か、緑葉種か

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        • うちの子チラ紹介&所感
          5本
        • ティランジア メモたち
          5本
        • いろいろ
          2本

        記事

          ティランジア メモ No.3

          《さまざまな道具と飾りかた》 ティランジアの飾り方は他の植物に比べてさらに多彩で、自由なカスタマイズが可能だ。  ティランジアはあまり手間のかからない植物だと言えるが、それは環境が整って初めて楽になることを意味する。  道具や環境が揃っていれば行動に移すのはたやすいが、それらが揃っていないだけで簡単なことも億劫になる。(そうでない人もいるだろうが、私はこの質(たち)である)  それでは、ティランジアのお世話をするためのアイテムを紹介する。 ・水受け  台所や風呂、洗面所

          ティランジア メモ No.3

          テクトルムに子株!

          テクトルムに子株!

          Tillandsia紹介 壺型4品種

           ティランジア紹介のコーナーです。  今回は、つぼ型の4つの品種をまとめてご紹介します。  写真に写っているのは右から、ブルボーサ(サイズL)・ブッツィー(サイズM)・ベイレイ(サイズM)・カプトメデューサエ(サイズS)です。 《 ブルボーサ bulbosa 》  緑葉種。  大きく膨らんだ白っぽい基部から、濃い緑の細い葉を伸ばしているのが特徴です。  開花前には花序の赤と葉の緑が美しいコントラストとなり、より魅力的です。  強い光を嫌い、とても水を好みます。  乾燥に弱

          Tillandsia紹介 壺型4品種

          ティランジア ハウス とは

           昨今、ますますエアプランツの認知度が高まり、その魅力に気づく人が増えているように思います。  ご存知の方も多いと思いますが、エアプランツの正式名はティランジアです。字面としてもティランジアのほうがクールなので、私はもっぱらティランジアと呼んでいます。以下でも、「エアプランツ」の代わりに「ティランジア」と表記します。  ティランジア・カフェやエアプランツ ・ショップなど、ティランジアをメインとするお店はこれからも増え続けるでしょう。それらの総称として、私は『ティランジア・

          ティランジア ハウス とは

          Tillandsia紹介 ウスネオイデス

           題名通りティランジアを紹介していこうというコーナーです。  今回は《ウスネオイデス usneoides》! (スパニッシュモスとも呼ばれています)  この品種はティランジアのなかである意味もっとも特異な姿をしています。  次から次へ株を連ね、全体として細長い形状となっています。  トリコームを見ると(特に太い種類は)銀葉種と言えますが、その姿ゆえに乾燥しやすく、水やりの頻度は緑葉種と同じくらい多くしても良さそうです。  ウスネオイデスの太さは種類によって異なり、太さが

          Tillandsia紹介 ウスネオイデス

          Tillandsia紹介 テクトルム

           題名通りティランジアを紹介していこうというコーナーです。  今回は《テクトルム tectorum》! (「テクトラム」とも呼ばれます)  テクトルムの原産地はエクアドルのアンデス山脈の高山やペルーの海岸砂漠のようです。  テクトルムも他の品種と同様、いくつかのバージョンがあります。(ロングフォームやスモールフォーム、エクアドルなど)  共通しているのは、岩生植物(読んで字の如く岩に着生する植物)であることや、ティランジアのなかでももっとも発達したトリコームを持ち、銀色の

          Tillandsia紹介 テクトルム

          ティランジア メモ No.2

          《育て方》 ティランジアは基本的に、水を好み、直射日光を嫌う。しかし日光(日照)不足は徒長の原因になる。また、⻑時間濡れた状態なのも良くない。特にエアタイプで基部に水が溜まったままだと腐る原因になる。  ここでは室内での育て方を中心に記述する。  ティランジアにとって良い環境は『風通しの良い、明るい日陰』である。  その一例としてはレースカーテンをした窓際が挙げられる。この場合、窓はできるだけ開けておいて空気の流れをつくることが望ましい。  加えて、湿度が高く暖かい(30

          ティランジア メモ No.2

          ティランジア メモ No.1

          《ティランジア/エアプランツとは》 写真(筆者):プラギオトロピカ  Tillandsia = air plants? 「エアプランツ」とはブロメリア科(=パイナップル科)ティランジア属(=ハナアナナス属?)の中の着生植物の通称・俗称であり、常緑の多年生植物である。 (参考:Wikipedia,ただし「ティランジア属=ハナアナナス属」は未確定情報)  よって「ティランジア」と「エアプランツ」はほぼ同義と考えて差し支えないだろう。 ちなみに「ティランジア」はスウェーデンの植

          ティランジア メモ No.1