【Hazbin Hotel】ヴェルベットについて思うこと
皆様こんにちは。雨乃 傘改め病み鍋デパスです。今回は、ハズビンホテルのヴェルベットについて感じた違和感と、シーズン2でこうなったらいいなという願望を込めた記事になります。
人形の悪魔で、チームVeeのファッションデザイナー兼インフルエンサー。
オーバーロードの会議では、保守的なオーバーロード達(カミラとゼスティリアル)に一石を投じる革新派である彼女。年長者に振る舞う態度は無礼に映りますが、彼女の発言は真に迫るものであり、カミラとの舌戦では彼女の弱点を的確に突いて顔を顰めさせるほど。
ただの無礼な若者ではなく、チームVeeの広報担当に恥じない切れ者な一面を見せたあのシーンはとても良かったです。
そんな彼女は、悪魔でも天使を殺せることを確信し、地獄側から攻撃を仕掛けることでエクスターミネーションに怯えて暮らす地獄の悲痛な現状を打破できるという結論に至った訳ですが、私はここで彼女の発言と行動の差に違和感を感じてしまいました。
というのも、彼女はヴォックスのモニターでハズビンホテル勢力が天使と交戦している際は高みの見物。天使との交戦に自らが参加することはありませんでした。
チームVeeの怨敵であるアラスターが所属する勢力であるからというのもあると思いますが(彼女の過去の発言からして理由としてはそれしか考えられない)、個人的にはオーバーロードに革新をもたらした彼女がここで交戦しなかったのは違和感というか、少し残念に感じてしまいました。
そしてハズビンホテル勢力が天使軍との交戦を終えた後に流れる最終楽曲であるFinaleでは、アラスターが重傷を負ったことにより、これからはチームVeeの時代だ! と三人でこの状況を喜ぶ始末。
それってちょっとダサくないか?
と、正直私は思ってしまった訳です。ゼスティリアルやカミラに大口を叩いたのなら、彼女自身も戦ってほしかったし、アラスター他勢力との交戦で傷を負ったことを喜ぶのは、ちょっと……と。いや貴方達が自分たちの手でアラスターを追い詰めた時にこそ喜ぶべきでしょうがと。
Respectressでの立ち振る舞いに痺れただけに、少し拍子抜けしてしまいました。
シーズン2で彼女にしてほしい立ち回り
ここからは願望になるのですが、シーズン1ではヴェルベットは大口叩いた割には結局何もしていない、という印象を受けたため、少なからず天使軍に対して爪痕を残してほしいと思っています。チームVee→ハズビンホテル勢力の移動は解釈違いなので嫌ですが、一回ホテル訪問するイベントがほしいですね。それでヴァレンティノと契約しているエンジェルとなんやかんやあってほしいなと。
アダムが天国に行く条件として提示したものに
・Act selfless(無私に行動せよ)
・Don’t steal(盗むな)
・Stick it to the man(権威に反抗せよ)
というのがありますが、権威に反抗せよという場違いな文言がずっと気になってて(実際ルシファーは天国の権威に反抗した結果堕天した過去があるので)、ナイトクラブでエンジェルがそれを全てクリアするシーンがあるんですが、ヴェルベットがそんなエンジェルを見込んで手を組む(権威に反抗せよ)とかあったらマジで面白いなと思います。ヴォックスは嫌いなキャラクターではないというかむしろ好きなんですが、イマイチ行動力に欠けるので……ヴェルベットにはもっと適した環境があるのではないかとか……
これはマジでオタクの願望なので原作のここに基づいて……とかそういうのは一切ないんですが、ヴェルベットほど自由奔放なキャラクターはもっと活躍して場を掻き乱してほしいなという気持ちがあります。
ヴェルベットは魅力的なキャラクターですが、イマイチその魅力が活かされていない印象を現状では受けます。彼女はかなり好きなキャラクターなので、もっと登場シーンが増えてほしいですね。という話でした。それでは、拙文に最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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