親友

今年の夏も暑かったですね、もう9月に入って2週間となりました。体調は回復していますか？

私は今年の夏、大きな事件がたくさんありました。その中でも親友のことが大きかったですね

小学四年生の頃に引っ越してきた彼は、今年でもう8年の仲です。8年では足りないくらい長い長い付き合いです。

彼は自転車が好きです、ゲームも運動も大好きです。僕もよく彼と遊ぶときは自転車に乗って遠出したり、通話しながらゲームをしたり……

8/23の夜、23:00を過ぎた頃。家のチャイムが鳴り、僕が呼ばれました。

『親友くんが家に帰っていない。何か事情を知らないか。』という内容を、警察の方が

頭が真っ白になりました。その日は兄と母と車で日帰り温泉に行っていたので、LINEは少ししたけれど何も知りませんでした。

LINEをしたということだけを言い伝えた頃、親友は警察の方に見つかり、保護されました。それが8/23の0:00前。

最初、ものすごく心配していましたが、すぐ戻ると信じて連絡を入れて待ち続けました。しかし、連絡は全く帰ってきません。

その事情を知るのも私と、私の母、彼の家族だけでした。私は日が経つにつれ、心配で何も手につかずずっとボーッとした1日を過ごしていました。彼と連絡をとらない日なんてなかったから。

3週間経った今日、17:00過ぎに連絡がありました。

『児童養護施設から出てきたぜ』

その一言が何を意味しているのか、彼の家庭の事は知っているが少なくとも周りに話せるような内容ではないし、彼も辛かっただろうと。だから、この一言からだけでも察してあげられるものは全て察してあげたい。また折り返しの連絡が来るのを待ちたい。

児童養護施設に入って変わってしまった彼と会うのが怖い。

でも、自分も変わらないといけない。だから

今までありがとう。初めまして、これからもよろしく