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涙腺よわよわ人間と音楽

こんにちは、ライです。

noteを書きたいと思ったきっかけのテーマの記事を書き終える前にこの記事を書き始めてしまいました。

というのも、そのテーマについて順序立てて書くのが難しく…
なかなかまとまらないまま執筆が止まってしまっています。

なので、別の書きたいテーマも見つかったしとりあえずそれで別の記事書いてみるか、ということになりました。

止まっている記事もそのうちきちんとまとめて仕上げたいと思っています…頑張ります。


さて、今回の話題に入りましょう。

みなさんは音楽を聴いて涙を流した経験があるでしょうか。

私は涙腺が緩い方であるという自覚がありますが、音楽で泣いたという経験はあまり多くありません。(たぶん)

そんな私は最近、とある曲を聴いて涙を流しました。

その曲がこちら

『再会 (produced by Ayase)』です。

Ayaseが作詞作曲プロデュースを行っており、歌唱はLiSAとUruがコラボレーションしている楽曲です。

この曲が美容院や友人の車の中で流れていてずっと気になっていたので、先日改めてきちんと聴いてみました。

気がついたら泣いていました。


最初は自分でもなぜこんなに泣いているのかわからず混乱しました。

音楽を聴いて泣く理由としていちばんわかりやすいのが「歌詞」であると思いますが、正直いちばん初めに聴いた時は2人の歌声が良すぎて歌詞があまり入ってきていませんでした。

まあ、歌詞を見ながら改めて聴いたら初めの時よりも泣いてしまったんですけどね。

恋人いないんだけどね。

これで自分が遠距離恋愛でもしていようものなら滝のような涙を流していたことでしょう。

悲しくなってきた。話を戻しましょう。

歌詞も涙を流した要因のひとつではあると思いますが、歌詞があまり入ってきていなかったいちばん初めに聴いた時の涙は、サウンドによるものが大きいと思っています。

まず、楽曲全体の雰囲気。
雪が降るようなピアノの音と、切なげなメロディーラインが美しいバラード。

非常にちょろい私はこれだけで感傷的な気分になってしまいます。

加えてLiSAとUruの歌声。
私が初見で泣いたいちばんの理由はここにあるのではないかと思っています。

パワフルな歌声のLiSAと、ウィスパーボイスのUru。一見対照的で、聴く前は
「この2人声合うのかな…?」
などと思っていました。

とんでもない。めちゃくちゃ合ってました。

むしろ対照的な歌声だからこそ合っていたといいますか…。

サビのハーモニーがとにかく美しい。
声質の違いが絶妙なバランスで噛み合っていて心地良い。

サビは主旋律とハモりを交代しながら、それ以外は交互にソロで歌っているのですが、どのパートもそれぞれの良さが出ていてすごく魅力的です。

LiSAの情熱的な歌声は会いたい、と叫んでいるようで胸がぎゅっとなります。
対するUruの囁くような歌声は静かに想いを募らせているようでこれもまた胸を締め付ける。

対照的な歌声だからこそ「切ない」という感情の幅が広く、それが聴き手の心を揺さぶるのではないかと思います。

結果、私が泣いたというわけですね。


本当に素敵な曲ですし、冬を思わせる曲調と歌詞がこれからの季節にぴったりです。
聴いたことのない方はぜひ聴いてみてください。

あなたの涙腺も破壊できたら幸いです。

今もこの記事を書きながら鬼のようにリピートしていますが、やっぱりいいなあ…。