超"特殊"な作業ゲー"Viscera cleanup detail"
ゲームの感想をシリーズ化しようと思う。
このおどろおどろしいサムネイルからわかる通り、そこら一面に飛び散った血しぶきや人間の死体などを片付けるゲーム。ゲームタイトルの意味は「内臓掃除の様子」といったところだろうか。平たく言えば特殊清掃だ。
ちなみにここの1,2枚目のスクリーンショットはこのVCDのものだ。
本作品は南アフリカの小さなゲーム会社が悪ふざけで作ったら一部のゲーマーに刺さりまくってしまったという経緯を持つ。それゆえに、そこそこ有名なゲームであるにも関わらず、持っている人はその知名度に対しては非常に少ない。
こんな感じでとっ散らかった部屋を、モップ、水入りバケツ、ゴミ捨てかごを使って掃除していく。血などの液体の汚れを踏むと足跡が残り掃除量が増えてしまうが、床なんかにぶつかると血を撒き散らす死体を、血を踏んででも片付けないとどうにもならないので、まずは足跡など気にせず死体を焼却炉に放り投げる(このゲームでは死体もゴミもゴミ扱いなので、全て平等に焼却炉で焼いてしまう)。
ちなみにこの黄色のステージは慣れていても数時間かかる。初見では5時間くらいかかった。
ビンなどのゴミを焼却炉に放り込む。
このBIOHAZARDと書かれたかごにゴミを入れて、まとめて持ち運んだり捨てたりできる。
また、このゲームには物理演算が適用されていて……
不用意にモップを洗うバケツを道の真ん中に置いていたりすると、
足を引っ掛けて倒してしまう。
このゲームでは、こういったプレイヤーの注意欠陥的なミスによって汚れがどんどん増えていく。なので、バケツは隅に置く、死体を壁に当てない、カゴは慎重に運ぶなど、自然と変なところでデスストランディングで求められるようなアクション性が身についていく。
各ステージにはポップな曲を流してくれるオーディオプレイヤーが存在するので、
平等に火に焚べてやるといい。ちなみにこれで実績が1つ解除される。
血を拭いてゴミを捨てることが目標だが、ついでの目標として、これら箱やバレル(液体を保管する円筒形の容器)を決められた場所に積んで片付けるというものがあるが、ひじょーに面倒なので、僕はあまりやらないか、炉の賑やかしにしてしまっている。
これが片付けの例。
ちなみにこれはユーザーが作ったステージだ。このようにユーザーが好きなようにとっ散らかった部屋を作って共有することができる。公式が用意した部屋では満足できなかったイカレたユーザーが作っているので、どれもボリュームが大変なことになっている。中には僕の32GBのRAMとZEN2のCPUですらクラッシュするものもある。これ自体は10年も前のゲームなのに!
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