METライブヴューイング カルメン
日曜日は月曜日の前日だから、憂鬱だ。なんでこんなに会社に行くのが嫌なんだろうと思う。
今日は、13時前に家を出て、銀座の「松竹」に行った。
クッチーナシチリアーナというレストランを予約してあったから、そこで遅いランチを食べて。それから、オペラのライブヴューイングを見に行く。
演目は、メトロポリタンオペラのカルメン。 エリーナガランチャ、ロベルトアラーニャ、バルバラフリットリが出ていた。ガランチャは、とてもワイルドでキレイなオペラ歌手だ。スケベそうなフランスのアラーニャとの息もぴったりで、見ごたえがあった。
幕間にバレエのデュエットが、そのあとに起こる内容を象徴している。NYシティバレエ団の美しいダンサーの踊りが素敵だった。
それにしても、魔性の女カルメンを演じて、E・ガランチャの迫力はなかななか。オペラがエロスも、悲劇も詰まっていて、あたかもイタリアンレストランで、ボリュームのある食事を楽しむかのように、五感の欲望を満たすものだと思わせる、そんなプログラムだった。
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