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引っ越しを機に、捨てるべきもの8選。

住み替えのための引っ越しまであと1ヶ月あまり。

引越料金を安くするために、自分たちで捨てられるものは自分たちでやろうということで、毎週末は妻と二人で断捨離を実践中です。

わが家は築100年超の旧家であり、家の奥に土蔵もあり、捨て去るべきものを考えると気が遠くなります。

しかし、ネットで調べてみると、土蔵の断捨離を丸ごと業者へ委託すると、目が飛び出る費用になることが分かりました。住み替えの最終タイミングが60代であると言われていたので、体が動く内は、できることは自分たちでやろうと考えた訳です。

さて断捨離を始めたのが2022年1月の正月明けからで、今日まで約1.5ヶ月が経過し、引っ越し日まで残り1ヶ月あまりとなった現状で、何を捨てたのか、捨てようとしているのかを頭で整理しながら、これから引っ越しや断捨離を考えておられる方々に何か参考になる情報があればと、この記事を書いています。

先ず、こんなものは早めに捨てた方がよかったと思ったものベスト8です。

①両親、祖父母の着物類。

②両親、祖父母の布団類。

③我々夫婦の衣類。

④タンス類。

⑤母親の小説類、私の書籍類。

⑥子どもたちの本、CD類

⑦祖父の集めた骨董品

⑧記念品、お祝いの贈答品(特にタオル類)

先ず、祖父母や両親が使っていた着物類がタンスに3竿分ありました。

昔は高価な着物を持つことがステイタスだったようですが、今や着物を着る機会などほとんどなく、ましてや価値は古着と同等。

着物買い取り業者を探して引き取り依頼をしてみると、『査定がつかない着物ばかりだと、引き取りは有料になります』との回答でした。

私の姉の着物もあったので、姉に聞いたところ、『もう着ないし、適当に処分しといて』との返事。

まさに着物はタンスの肥やしです。まず価値はないとみて、早めに処分することをおススメします。これからの時代、嫁入り道具に着物なんてナンセンスです。まったく価値がありません。

次に布団類。これから使う見込みもないものを、よく今まで残しておいたものだと今更ながらあきれました。

着物と同じく、使わない布団・毛布類は早めに捨てましょう。また、客用の布団も使用頻度は年に1回使うか使わないかなので、この際、捨て去りましょう。

次に批判ばかりしたいられない、我々夫婦の衣服類が多量にありました。

その服、1年前も着ていた?いや着てません。。。

安物の大量買い。同じ用途の衣服が出るわ出るわ。。。

1年間着ていない衣類は捨てましょう。デザインも機能性も毎年よくなってきていますので古いものは捨て去るべきです。

次にタンス類。ゆうに10竿以上あります。妻が嫁入り道具として持ち込んだものが4竿ありますが、引っ越しを機に全て処分するつもりです。

昔のタンスなので、デカいし重い。。。運び出すコストが恐ろしいです。

業者は引越センターかリサイクルショップの両方で見積もり依頼をしどちらか安い方に依頼しようと思っています。

これからの時代、嫁入り道具なんて必要ないと思います。

新生活に最低限必要なものは、ニトリさんで安くてコンパクトなものを揃えた方がいいと思います。見栄は捨て去りましょう。

そして次に母が好きで読み貯めていた小説類。大きな段ボールに5箱です。

そして私の前職時代に揃えていた書籍類。東京の営業マン時代の資料。東京から実家へ引っ越してきたときの段ボール箱が未開封でそのままでした。

わが家は旧家なので、空間はあります。置くスペースがあると、置いてしまうのですね。。。大いに反省しました。なぜ今までこまめに断捨離してこなかったのか?はい、その必要性を感じなかったからです。

子どもたちの本やCD類もたっぷり残っていましたので、これらも含めて近所のブックオフさんへすべて持ち込みました。段ボール7個で3千円程度になりました。妻との休日ランチで消え去りました。

さて次は、祖父の残した骨董品です。掛軸、唐津の仏像、石、流木などが山ほどあります。

これだけは大切に扱えとの遺言があった掛軸3本。ラインで査定してもらったら、贋作ですねとの返答。。。ガックリです。

でも真偽不明ですが、自分でも気に行っている掛軸が2本あるので、これだけは新居へ持っていくことにしました。

なんでも鑑定団の見すぎで、期待が大きいほど落胆度合いも大きかったです。

先祖が残した骨董品は今やライン写真で査定してもらえるので、気になったものがあれば早めに値踏みをされたほうがよいと思います。

今は買い取り業者も乱立しているので上記の方法に加え、業者への持ち込み査定、出張査定も併せて利用して下さい。

さて次は土蔵の2階に大量にストックされていた記念品やお祝いのタオル類です。祖父母や両親の時代に贈答品としてもらったものですね。

親戚の新築祝いの木彫りのだるまや、記念の銀杯、そしてタオル類が箱詰めでホコリをかぶっていました。

もらった当時は当然ながら新品で、いつかは使おうと考えていたのでしょうが、あれから数十年。。。今、使いますか?使えますか?使いませんね。

はい、不燃物で廃棄決定!

リサイクル業者に委託すればいくらかにはなるかも?

引越まで時間があるのなら見積もり査定を事前にしてもいいのでしょうが、たかだか数千円のためにやります?やりません。時間がもったいと判断。

今の時代、土蔵がある家にはお宝が眠っている。。。

それは妄想でしかありません。

昔は日本人特有の『もったいない精神』がいかんなく発揮されていたのです。

昔は価値があったかも知れませんが、今は無価値なものなのです。

これからの時代を生きるためには、先ずは過去を捨て去るべきなのです。

祖父母や両親から受け継いできた指輪や宝石類も、せいぜい当時の購入価格の10%にしかなりませんでした。

あぁ、引っ越し料金とリサイクル処分料金が肩に重くのしかかってきます。

住み替えのための必要経費と割り切るしかありませんでした。

でも今回の断捨離は、私たち親世代がやるべきことであり、子供たちにはさせられないと思ったんです。親として子どもたちに何を残すか、何を残さないかという視点は、60代のシニア世代には必要だなと思う良い機会でもありました。

時間がある人は、捨てるかどうか迷う時は、査定業者へ依頼して現金化すべき。しかし、時間がない人は、自分たちでできることは、できるだけ自分たちで処分する行動をとり、業者は相見積もりで決めることだと思います。また引っ越しするしないに関わらず、時間を作ってこまめに断捨離することですね。60歳をすぎたら身も心もシンプルで快適な生活を目指しましょう!

何かの参考になれば幸いです。

そんじゃまた!

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