見出し画像

スターロードライトガーネット・・・じゃない。

先日 スターロードライトガーネットを仕入れました。

いや、ちょっと失敗?しちゃったんですけどね。

天然石って博打です。届いた物がお客様に届けられないレベルの物とか偽物とかもあるので気を付けなくてはいけません。

ガーネットだけ聞くと皆さん赤い石を思い浮かべますよね?

私も亡き祖母の形見にガーネットのピアスを持っているのですがその赤い色にはいつも心を奪われてしまいます。

ガーネットの話・・・えーと、ユダヤ人の伝説には、大洪水の時にガーネットが光を放ってノアを導き、方舟を救ったという話があります。またイスラム教で は、ガーネットが4番目の天国を照らしてくれると信じられていたそうです。

無宗教の私としては「4番目の天国ってなに!?」って感じです。

ガーネットは英語でgarnetと書きます。1月の誕生石で科学組成:Mg3Al2(SiO4)3、モース硬度:75~7.5
比重:3.6~4.15


簡単に言うと鉄の釘より硬いです。

宝石としてはまぁまぁ固い方です。


結晶系は等軸晶系まれに正方晶系で、結晶は菱形十二面体または偏方多面体、らしいんですがよく分かりません。


実は無色・黄・褐・赤・緑・黒など多彩な色をもっているんです。

ガーネットは赤い石では無く鉱物の総称なんですよね。
ロードライトガ-ネットは深紅の「アルマンダイン」と明るい赤の「パイロープ」の中間に位置するガーネットです。

どっちも赤いんですよねぇ・・・

パイロープはギリシャ語で「燃える眼」を意味し、ガーネットの名称はざくろの木を意味するラテン語です。和名も柘榴石だし、本当にそんな感じの石です。

持つ人に変わらぬ愛情が保証され、
忠実さや貞節を守る力があるとされています。

17〜18世紀では流行最先端の宝石でした。昔の人も愛に飢えていたんだなぁ。

きっと今でいうタンザナイトのようなポジションだったと見ています。

知らないけど。その時 生まれてないけど。

さて、そんなロードライトガーネットにスターが見えるのがスターロードライトガーネットです。

ガーネット属の中でもまれにしか見られないのが、珍しい4条の白い筋が星のような模様が出るスターガーネットです。星を浮かべているものはとても珍しく透明感がある物ほど高価になります。

アステリズム、またはスター効果とは、2本あるいはそれ以上の交差した光の筋がジェムストーンの表面に現れる反射効果のことです。


画像はそんなスターロードライトガーネットの仕入れの中から弾き出されたアルマンダインやパイロープたち。

スターロードライトガーネットって言ったじゃん!!!と仕入れ業者に言うけど、日本と違って「HAHAHA!sorry😊」と一言で終わらせてしまうあたりが、くっそー!悔しい!!でもこの業者が好きなので、また買うけど、んあぁぁあ!!!

スターロードライトガーネットは半分くらい入ってました。

余談ですが、赤い色を付けてる人ってカッコイイな!と思っています。

私には勇気がないけど(つω`*)


おしまい。




サポートしていただいたり、有料記事を購入してくださった売り上げは次の新しいこと始めるための活動資金や娘の教育費とさせていただきます。ほんの少しでも応援して頂けると嬉しいです。