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私の列車デッキに入ってる「マジカル・ハウンド」について

どうも小春レインです。

好きな漫画家さんがnoteをやっているのですが、本当に不定期で更新するためメールとかで通知が欲しいなと思いnoteのアカウントを作りました。

で、まあせっかくアカウント作ったなら私の書いてみようかなーということで今回初投稿です。

なにを書くは思いつかなかったので、私の大好きなテーマである「列車」に好んで入れている「マジカル・ハウンド」について喋っていこうかなと思います。

なお、基本的にマスターデュエル準拠で書いていきますので、ご了承ください。

「マジカル・ハウンド」とは

みなさんは「マジカル・ハウンド」についてご存知でしょうか。百聞は一見に如かずということでさっそくカードを見ていきましょう。

マジカル・ハウンド

レベル1・地属性・機械族のチューナーで2020年の1月に登場しました。
このモンスターは2005年に登場した「メカニカル・ハウンド」を彷彿とさせるデザインになっています。

さて、一見列車デッキとシナジーのなさそうな雰囲気がする犬ですが、個人的にはかなり有用なカードだと考えております。
なのでここからはマジカル・ハウンドを使ってみて便利だと感じた点や使い方を紹介したいと思います。

「マジカル・ハウンド」の効果について


まずは、このカードが持っている効果について見ていきましょう。

このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在する場合、相手フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードを特殊召喚する。

デュエル中に1回しか使えませんが、相手の表側表示の魔法・罠カードを手札に戻してて、手札か墓地から特殊召喚することができます。

で、特殊召喚するのも強いですがこの相手の表側表示の魔法・罠カードを手札に戻せるのが本当に便利です

手札に戻せるカードは基本的には、永続魔法・装備魔法・フィールド魔法・永続罠になります。

永続罠はスキドレやセンサーなど、フィールド魔法では「神碑の泉」や「ふわんだりぃずと謎の地図」などこちらのターンに影響を及ぼしてくるカードが多く、手数の少ない列車デッキだととても辛いです。

そこでー!活躍するのが今回の主役である「マジカル・ハウンド」です!

このカードが手札か墓地にあれば、そのようなカードを手札に戻すことができます。ここで偉いのが手札に戻すという部分です。

手札に戻すとまた次のターンに再度使用されてしまうのはありますが、破壊耐性を無視して対処することができるのが大きな利点です。特に「神碑の泉」はフギンで破壊を肩代わりされ、ライストや羽箒では意味がないという場面が多々あったため、マジカル・ハウンドにしかできない重要な仕事です。

要約すると、列車の重い一撃を邪魔する障壁を取り除く手助けをしてくれるということです。

実戦における「マジカル・ハウンド」の動き

マジカル・ハウンドを持ってくる方法

さて、ここまでマジカル・ハウンドの効果について見てきましたが、もっと掘り下げていきます。

ここまで、このモンスターは相手の魔法・罠の除去に使える話をしてきましたが、実際にちょうどマジカル・ハウンドが使える状態にあるのかという疑問が湧くと思います。

もちろん、いない場面は多く存在しますが、このカードをコスト無しでデッキから持ってくるカードが存在します。

そうです、「緊急ダイヤ」です。


1枚が2枚にやばいカード

このカードは条件こそありますが、デッキからレベル4以下のモンスター1体とレベル5以上のモンスター1体をデッキから効果を無効にして守備表示で特殊召喚できる破格の効果を持った速攻魔法です。

さて、ここでマジカル・ハウンドのレベルはいくつでしょうか。そうですね、レベル1です。つまり、この緊急ダイヤによってマジカル・ハウンドをデッキから引っ張り出しつつ、列車エクシーズの素材であるレベル10モンスターを特殊召喚できます
魔法罠除去のできるカードとその後の火力に繋がるカード持ってこれる、素晴らしい流れだと思ってます。

緊急ダイヤによってマジカル・ハウンドをデッキから呼び出せるというのをご紹介しましたが、肝心の魔法罠除去の効果を使うには墓地に送る必要があります

では、ここからはこのカードがフィールドに出てから、どのような活躍をするか書いていきたいと思います。

先に結論を述べると、リンク素材シンクロ素材に活用しつつ墓地に落とします。

リンク素材に活用

まずは、リンク素材に使用する場合です。

前述のとおり、このモンスターはレベル1であるため、このモンスター1体でリンク召喚を行うことができます。

「リンクリボー」や「サクリファイス・アニマ」です。私の使っているデッキにはサクリファイス・アニマの方が採用されています

アニマにしている理由は、相手がリンク先に出してた時に吸収出来る点や相手の先攻でニビルを使用した際にトークンをリンク先に置くことで生成されたトークンを対処することができるからです。

要は、サクリファイス・アニマの方がリンクリボーよりも自分のターンでこなせる役割が多いということです。


貴重なリンク1

リンク素材にしたことで、マジカル・ハウンドは墓地に行ったため魔法罠バウンス効果を使用することが出来るようになりました。
さらに、マジカル・ハウンド自身の効果を使うことで墓地から蘇るわけですが、サクリファイス・アニマとマジカル・ハウンドでリンク2を出すことが出来るようになってたりします

なので、私はよく2体で「ペンテスタッグ」をリンク召喚しています。

ペンテスタッグはリンク先のモンスターに貫通効果を付与することができます。守備相手でも関係なく列車でリーサルを狙えるようになるので、ペンテスタッグも列車を使用する上ではとてもオススメの1枚です。

もちろん、緊急ダイヤで特殊召喚したモンスター2体でペンテスタッグを出すのも1つの手段です。


素材緩くて助かる

以上がリンク素材に利用する場合でした。


シンクロ素材に活用

マジカル・ハウンドなぜかチューナーであるため、列車デッキでなぜかシンクロモンスターを出すことが出来ます。

私の普段使用しているデッキには2枚のシンクロモンスターが採用されています。

まずは、「サイコ・エンド・パニッシャー」です。

かっこいい

このモンスターはレベル11であるため、緊急ダイヤで出したマジカル・ハウンドと適当なレベル10でそのままシンクロ召喚することが出来ます。今までレベル11でそれっぽいのが星態龍しかいなかったので、サイコ・エンドの実装はとても嬉しかったです。

で、このサイコ・エンドはライフを1000ポイント払うことで、相手のフィールドのカードと自分のモンスター2枚を除外することが出来ます。
さらにサイコ・エンド・パニッシャーはライフが負けてる時に、S召喚したこのカードは相手が発動した効果を受けない耐性を持っています。

基本的に後攻1ターン目のライフの差はほとんどないと思います。よって、サイコ・エンドの効果を使う際に1000ポイントを支払えば、こちらがライフが負けているためサイコ・エンドの耐性を得ます。これでおおよそ安全にサイコ・エンドの除去効果で相手の妨害を1枚対処することが出来ます

さらに、このカードアタッカーとしてとても有能です。
自分・相手のバトルフェイズ開始時に、このカードの攻撃力は、お互いのLPの差の数値分アップできます。大きな差がついてる場合は、列車エクシーズ以上の火力を持って殴ることが出来ます。

さらに、このパンプ効果はもとに戻ることはなくバトルフェイズを迎えるごとに攻撃力を上昇していきます

要するに、ライフが負けている間は相手が発動した効果を受けず、バトルフェイズを迎えるたびに攻撃力が上がる超やばいモンスターです。特に、経験上烙印とかにはかなり有利になれます。

こんな強いカードが緊急ダイヤ1枚で出すことができます。ただ、緊急ダイヤの制約で使ったターンは機械族でしか攻撃できないため注意が必要です。

まあぶっちゃけ、「緊急ダイヤで2体特殊召喚⇒サイコ・エンド・パニッシャーシンクロ召喚⇒効果でフィールドのサイコ・エンドと相手のカード除外」というのがよくある流れなので、実はそこまで場に残ってなかったりします
逆に、攻めもできるし後続の展開の補助もできるということでとても便利なカードとも言えるのでこれからも大事に雑に使っていきます。

そして、2枚目は「ナチュル・ビースト」です。

みなさんご存知、わずかレベル5にして相手の魔法を封殺してしまう出れば強い筆頭モンスターですね。

ただ、シンクロ素材の条件が厳しく「地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上」となっています。

ですがご安心、列車デッキは地属性中心のデッキです。

「マジカル・ハウンド」は地属性レベル1チューナー。よく列車デッキに採用される「爆走軌道フライング・ペガサス」は地属性レベル4モンスター

ということで、1+4=5でこの2体でナチュル・ビーストの条件達成です。

そんな感じで、列車デッキでもナチュル・ビーストが出せます。ナチュル・ビースト出せれば、たいていのデッキはきつい状況に追い込めるし、ルーンは詰みます。鬼強い。

ただ、先ほどのサイコ・エンドと違いある程度使われる場面は限られるため、シンクロ素材として墓地に落として効果が使えるようにするという用途からは若干外れているかもしれません。
が、これもマジカル・ハウンドのチューナーとしてのれっきとした活用方法なので紹介しました。


終わりに

ここまで「マジカル・ハウンド」のご紹介でした。ここまでの内容をざっくりまとめると

  • 相手の魔法罠を手札に戻せて便利

  • 緊急ダイヤでデッキから持ってこれる

  • サクリファイス・アニマになれる

  • サイコ・エンド・パニッシャーが出せる

  • ナチュル・ビーストが出せる

とこんなところでしょうか。

最近だと春化精の登場で出番も増えているカードでもあると思いますが、列車デッキでの採用はいかがでしょうか。

余談ですが、私がこのカードをもともと知っていたわけではなく動画のコメントから存在を初めて知りました。

コメントの内容としては、「緊急ダイヤでレベル9のマシンナーズ・メタルクランチとレベル1のマジカル・ハウンドを出すことでフルール・ド・バロネス」というものでした。バロネスはフィールドのカードを破壊できるし、1回効果無効を使えるし、レベル10であるため列車素材にもなれます。
このコメントを見たときは、面白すぎるってなりました。

そこから実際にマジカル・ハウンドを入れてみて、その可能性に気付き現在に至ります。メタルクランチはちょっと使いにくくてすぐ抜いちゃった。

最後に、私は第3回デュエリストカップで使用した列車デッキを紹介して終わりたいと思います。一応2ndステージにいったので最低限弱くはないんじゃないかなーと思います。参考にしてくださったら幸いです。

では、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。良き遊戯王ライフを。

↓私はよく使ってる列車のデッキレシピ


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