ジェンダーリビール
インスタグラムのリールを見ていると見かけることが多く、見かけるたびにもやもやしていたので書こうと思いました。
ジェンダーリビールとはgender(性別)、reveal(明らかにする)という意味で、お腹の子の性別を様々な方法で発表するもので、自分が見かけた動画だとケーキや風船を使用することが多い印象があります。
元々は海外(アメリカ?)で行われていたものみたいですが、最近は日本でも海外同様ケーキを使ったり、おにぎりのように日本らしさのある食べ物を使ったりしてやってるのを見かけるようになりました。
調べてみると身体的性別を発表するのならgenderは間違っているようですが・・・。
動画を見ていると、風船を割って出てきた紙吹雪が青なら男の子、ピンクなら女の子、ケーキを切って中のフルーツが赤(いちご等)なら女の子、それ以外(キウイとかブドウとか)なら男の子、みたいな感じで、赤やピンク=女の子、青=男の子というのも違和感。
アメリカでもそんな感じなのか、というのが正直な感想です。
ケーキを切る前に、「男の子がいい人ー?」「女の子がいい人ー?」と兄弟に聞いていたり、性別が分かったあと大喜びをしていたり、それを見ると「じゃあ希望していた性別じゃなかったらどんな反応をしたんだろう」と考えてしまいます。
自分が産まれる前にこんなことをやっていて、動画を見たら悲しくなってしまうなぁと思いました。
自分がXジェンダーであるせいかもしれませんが、もし親が女の子を希望していたとしても、ピンクが好き、かわいいものが好き、おしゃれが好き、のような所謂女の子らしさはないですし、男の子を希望していたら・・・のように、「産まれてきてごめんね」の気持ちしかありません。
夫婦間でやる分にはこちらも目に入らないのでいいのですが、それを動画に撮って、全世界に公開しているのはどうなのかなぁと。
いずれ産まれてきた子が見てしまったら、どう受け取るのかな、とか。
女の子を希望していて、女の子が産まれてきたとして、その子がFtMだったら、FtXだったら。
その子の親がジェンダーリビール動画で女の子だと分かって大喜びしている様子を見たら、どう思うのだろうと考えてしまいます。
あくまで自分の感想なのですが、FtXだから、LGBTQ+当事者だからこう思ってしまうんでしょうか。
2022.05.16
あ、ワクチン後遺症は未だ治っていません。
快方に向かっている様子もありません。