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2024年を始める。

1月1日に大きな震災があった。次の日には震災にまつわる航空事故があった。悲しみから1年が明けた。SNSでは「被災した地域では、女性は本当に気をつけて」という内容が見られた。
悲しみが、次の苦しみに連鎖している。

ウイルスが流行ってから、当たり前というものが崩壊したと思う。家族と過ごせること。正月は穏やかに過ごせること。一年の始まりを祝えること。

当たり前に「あると感じられる」ということがどれだけ恵まれているのかな。自分でも正直よくわからないが、当たり前にあったことが無くなった人たちがいる。それがどれほどのことなのか想像を絶する。北海道厚真の震災の時は短期間だし、影響の範囲も狭いながらも不自由な時期があった。当時は悲しみを分かち合うことも大事なことだと思ったが、苦しさの中に豊かさがあったとも感じていた。家族がいること、知人がいること、自分は一人ではないこと、自分の感情も様々だったなぁとも思う。怖い気持ちも、強がる気持ちも、歯痒い気持ちも、楽しい気持ちもあった。

被災した人と同族とはいえないかもだけど、「ともに生きる」「ある」ということを大事にする一年にしていきたい。

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