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人混みが苦手になってきたらこうなった 24年8月


私はいま札幌で働いていて、職場に行くのに「チカホ」を歩いて出勤している。

チカホの朝の時間帯はとても人がいて、札幌駅や大通駅には、南にむかう人、北に向かう人、東に向かう人、西に向かう人でごった返す。


急ぐ人、ぶつかりそうな人もいるし、椅子に座っている人、車椅子の人もいる。一人で歩いている人も多いけど、複数人で話しながら歩いている人も多い。

スーツ姿の人もいれば、スーツケースを押して歩く観光客もいる。

本当に多くの人とすれ違っているなと思う。
いろんな人生があるんやな。


私は職場では「初めて相談にくる人」の窓口役を担っている。
印象としての話ではあるが、今の職場になって、電話相談をしたい人がとても多い印象を受ける。
電話相談をしたいと考える人には、いろんな要素はあると思うが、今の職場は札幌の中心部だ。よく札幌の人は大通り周辺や札幌駅周辺にいくことを「街中に出る」というが、街中に行くということが難しいんだろうな、簡単じゃない、ということなんだろうなと思う。

相談先に直接いくには、街中に出ないといけない。人混みの中に今の自分が行く、というのはとてもしんどい。そう考えて、でも困っているから電話相談を希望されたんかな?とか。
うん。まぁ、知らんけど。


何を隠そう、僕もそうだ。
多くの人とすれ違うのが本当にしんどい。「こんなにしんどかったっけ?」と思うほどしんどく感じている。前は気にならなかったのにな、とも思う。

今も気にしなければ大丈夫とも思うけど、多くの人とすれ違うことはしんどいこと、という真実に気づいた時に「強がらないで生きていこう」と思った。


そんなもんで。
地下を歩いているが、日差しが眩しい時に額に手を当てて直射日光を遮る、みたいな振る舞いをして歩いている。そして真下を向いて。

そうすれば、人ゴミの多さは少し気にならなくなるから。
でも、見た目は変よな?
地下なのに、「まぶしいな」という感じで歩いてる人だからな?
チカホで、真下を向いたまま「まぶしいなー」みたいな感じで歩いてる人だからな?

そして、視線を制限するからぶつかるリスクは高まるし。
実際1回ぶつかった。だからそうやって歩くの良くないよね。みんなは真似しない方がいいかも。


なんで人混みが苦手なんだろう?と自分なりに考えたが、今のところはっきりとは分からない。
ま、そもそも「みんなと一緒だ」というのがかなり嫌いだな、というのはありまして。

人混みの中を歩いていると、自分も「人混みになっている」「みんなと一緒じゃないかな」というのが嫌なのかなと。
なのかなと思いまして。人混みが集団に見える。だから、少しでもその集団と違う要因を作りたいと思っているのかな。


最近は、口元を手で隠しながら歩く時もある。
●んち出したろか!??とか、音には出してないけど口は動かしている。
●ん●んと●んちの悪魔合体やってみたろか!??とか。

音にはしてないよ?音にはしてないし、口元はめっちゃ隠しているから誰にもバレようがないんだけど、けど世の中にはそういう人間もいる。

口元を手で隠して考え事しているふうに歩いているけど、ただただ声に出してはいけない言葉を連呼しているだけのおじさんかもしれないからね。


街中歩く時は、変な人がいるかもしれないよね。
そして改めて考えると、そんな人に相談したいと思うか??
思わないね?



そんなこんな。

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