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2024.06.22_大室家を観た。


・『大室家 dear friends』を観ました。よかった。豊かな心を取り戻した。

・撫子さんの彼女は一体誰なんですか。史上最大のミステリーだ。何事も分かりやすさ・答えが求められがちな昨今において、匂わせるに留める姿勢に感服致した。鑑賞後は誰もが電話越しに聴こえた「好き」の一言に想いを馳せたことでしょう。撫子さんが基本的にタラシで誰とでも合う。選択の結果を描写しないことで未来が確定しない。無限の可能性が広がっている。

・個人的には八重野美穂さん(カチューシャの子です)とのカップリングを推しますが、ちょっとオタク過ぎるかもしれない。でも、あの纏わりつくような、甘ったるい声に攻められる撫子さんを見たい気持ち。それを抑えるのって無理なんです。〇〇×撫子さんの恋仲はおそらく周囲にバレていない。そして公式のキャラ紹介で八重野美穂さんは『観察眼も鋭い』と書かれている。このことから美穂×撫子であることは確定的に明らか。Q.E.D. 証明終了。Kijitoさん作曲のED『パッチワーク・エトセトラ』が聴こえる。


・というのは半ば冗談で、三輪藍さん×撫子さんであり、八重野美穂さんはその関係に気付いている。園川めぐみさんだけが蚊帳の外、という関係もまた美しいのではないでしょうか。きっと三輪藍さんは何で撫子ちゃん(呼称が曖昧です)は私を選んでくれたんだろ……。と悩んでいる。私は美穂ちゃんみたいに可愛くないし、めぐみちゃんみたいに話していて楽しくもないし。釣り合ってないよね……。というような。それがキッカケで仲違いするけど、何だかんだで仲直りをする。そういうSSが、この世のどこかにきっとある。

・園川めぐみさん×撫子さんも、やはり間違いない組み合わせである。4人組ではいじられキャラだけど、二人きりになると立場が一転。もはや伝統芸能といって差し支えない。どうしても抗いがたいシチュエーションだ。このカップリングの場合、両片想いの時期がとても甘美であると伝え聞きます。

・撫子さんになって3人を攻略するゲームが欲しいな。本編では描かず、あくまで可能性のひとつとして、その先を見てみたい。パラレルに存在する3つの世界線を覗きたい。別に自分が撫子さんになりたいわけではない。FLOWERSの蘇芳ちゃんを操作するような感覚。あくまで自分は観測者である。

・『大室家 dear friends』よかったです。星3つをあげたい。観に行きましょう。なんだか映画の感想でなく、自分の妄想を書き連ねただけになってしまったな。修学旅行の夜に、皆が寝静まった頃に、撫子さんと付き合っているのは誰かを語り合いましょう。



・大室家の後に梟書茶房へ行った。池袋にあるブックカフェ。恐山さんがブックカフェに行くことがある、という話をどこかでされていてブックカフェそのものが気になっていた(確か恐山さんはフヅクエに行くらしい)。

・いざ梟書茶房へ行くと人でごった返していた。1時間近く待ったかもしれない。待ち時間はたまたま椅子に座れたので、その間にかなり本が読めてしまった。

・ブックカフェにも様々な形があるらしい。梟書茶房は『映え』にも重きが置かれ、私のような本好きでない人間も行きやすいブックカフェだった。タイトル・装丁がブラインドされ、感想とオススメ理由が書かれたカバーで包まれた『ふくろう文庫』がズラリと並ぶ棚。華やかなカフェメニュー。会話もOKで何名かのグループで来ている人も多かった。かなりガヤガヤとした空間なので、静かに本に向き合いたい人は向かないかもしれない。機会を作ってたまには読書してみっか!という人にオススメ。

・私は『珈琲とシークレットブックセット』を買いました。シーズンごとに選定された本と、本のイメージに合わせた珈琲のセット。シークレットなので書名は明かさないけれど、普段自分ではまず手に取らないであろう種類の本でよかった。

・インターネットの偶発的出会いは、アルゴリズムに沿って私の好みに近いものがサジェストされる。こういった本当に私の趣味嗜好を考慮していないオススメは貴重だ。もちろんこれもメニューに感想や大まかなジャンルの記載はあり、ある程度自身に合いそうなので選んだのですが。



・話題のキューピーコーワヒーリングを飲み始めた。季節の変化について行けずか最近寝ても寝ても疲れ気味だったので。昨日飲んでなんとなくぐっすり寝られた気がしたけど、きっとプラセボ効果の方が大きい。プラセボでもぐっすり寝られることが最終目的なのでしばらく続けてみようかな。

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