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2024.05.19_初めて文フリ

・『文学フリマ東京38』へ行きました。初めての文フリ。

・珍しく午前中に起き、今日何かあったっけと思いながらカレンダーを見る。文フリだ!!!!!!!好きなオモコロライターの方が出展されるとのことで、大分前にカレンダーに登録していた。すっかり忘れていた。もう間に合わないか……と半ば諦めつつ公式ページを見る。12時~17時開催だ。間に合う。なんなら洗濯機を回す時間もある。家事をこなしたのち家を出た。外出の前に家事をこなせたお得感はすごいぞ。

・13時頃に流通センター駅へ到着。ホームに人がわんさかいて駅を出るのに時間が掛かる。流通センターが目と鼻の先でもどかしい。舐めていたぜ文学フリマ……。



・なんとか駅を脱出して無事到着。文学フリマだ。即売会はほぼコミケのみの参加だった。コミケとは異なった文学の香りがする。心なしか皆のメガネが丸い。フォントも文学をしていますね。家を出る前にイープラスで当日券を買っていたので入場はスムーズ。列はそこそこできていたけれど、15分くらいで入れました。ありがとう電子チケット。

・会場の入口付近は人でごった返していた。流れに身を任せるしかない。舐めていたぜ文学フリマ2……。入口付近をなんとか抜け、ようやく自身の意志で身を動かす。目当ての本へ一直線で向かいました。

・目当ての本1は岡田悠さんの『はこんでころぶ』。コロナ禍にエアロバイクとGoogleマップを連携し日本旅行をした記事や、本屋ダンジョンの記事が有名なオモコロライターさん。トイレットペーパーの記事も傑作なので読んで欲しい。

・ブースへ到着すると本人が座っている……!当然である。当然であるが感動。さも会場で偶然目に留まったんです、という顔をしつつ新刊を購入。こういう時、自意識が邪魔をしてファン丸出しの姿勢をとれない。とか言いつつ、ちゃっかりサインをお願いする。快くサインをしてくれました。ありがたや……。

・「0メートルの旅10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたいも読みましたー!透明書店の服いいですねー!!」という旨を告げる。ファンがまろび出てしまった。自意識の敗北。でも初めて生でお会いできてよかった。


・目当ての本2はJUNERAYさんが寄稿している『園芸グランドスラム』。JUNERAYさんが出られているオザキフラワーパークの記事がきっかけで、植物を買っています。最近葉をつけて嬉しい。


・こちらのブースは入口付近だったため人でごった返していた。ブース自体も人気で私が見たときはずっと人がいたなー。こちらもご本人がお店番をやっていて感動。JUNERAYさんをリアルで拝見するのはデイリーのイベント以来かもしれない。

・またしてもちゃっかりサインをお願いし、快く引き受けていただく。ありがたや2。サインは最近考えたらしい。きっとそれ以前からかなりサインを求められている。「暑いので気を付けてくださいね~」なんて言ってくださって、やはりJUNERAYさん最高のギャルだった。

園芸グランドスラム出場権(花の種)が最高


・目当ての本2件を入手し何となく会場をぶらつく。コミケの時は評論島を回る体力がないが、ここではそれがメインなので余裕を持って見られる。楽しい。ニッチな世界が広がってるなー、小説の試し読みって勇気いるよなーなどと思いながら徘徊。獲物と対峙した肉食獣が如く会場を回る。そんな中、いくつか目に着いたブースが。

・『秋葉に住む』だ~~~~!!!!!!!私が秋葉原に住むキッカケの一つになったサークル。今まで観光地としか思っていなかったそこに「住む」という選択肢を、現実感を持って与えてくれたサークル。本自体は買ったことがあったけど、即売会で直接買うのは初めて。

・このサークルがキッカケで秋葉原住み始めたんです、と告げると年に数回そういうことがあるとのこと。同人誌の影響ってすごい。おおよその住所を告げると一発でビル名を当てられてしまった。流石すぎる。気になっていたけど行けていなかったJAMアキハバラの本も買いました。割引券の利用率が低いことを嘆いていたので、今度お店行ってみようかな。中々メイド喫茶って行く勇気がでないんだ。


・『この同人音声がすごい!2023』と『エロマンガの裏道』。『この同人音声がすごい!2023』はTwitterで何度か名前を目にしていた。一之瀬りとさんインタビューがあるなら買うっきゃない。まださらっと眺めただけですが、妄想研究所のテレバーチャルヘッドが紹介されていて嬉しい。いいよね……。

・『エロマンガの裏道』はビビッと来て衝動買いです。少し前に楝蛙先生の個展へ行き、立体感のあるコマ使いや、テンポの良い視線誘導に感動していた。エロマンガを読む時ってIQがゼロなので、改めて冷静に見ると気付くことが多い。また、私は漫画においてエロマンガが一番読んでいるジャンルと言っても過言ではない。それに対しIQがゼロなのは勿体ないのでは、もっとテクニカルな事も知りたいな、と感じていた。

・そんな折に発見した『エロマンガの裏道』は「エロマンガの編集術」の本なのでとても相性が良い。運命の出会いと言っても差し支えない。作者の方はエロマンガの編集者とのこと。なので買っちゃいました。パラッと眺めたところ、いきなりごさいじ先生とあるぷ先生の漫画が引用されていた。購入の正解を確認しました。いいよね……。


・『そらまめ書林』で買った豆猫さんの豆本。かわい~~~~~~~。写真だと分かりづらいのですが、人差し指の第二関節くらいまでの大きさです。これがちゃんと読めるのですごい。布の表紙も紙の質もとても雰囲気があって、つい集めて並べたくなってしまう。なんだか豆本って既視感があるな。記憶の糸を辿る。

・うたたね書店へ行った時にBOOK SHOP TRAVELLERで目にしたやつだ~~~~~~!!!!!!!!なんならそらまめ書林さんがワークショップを開いたこともあるらしい。この時期のがそれだったかは分からないけれど。『アロマ書房』さんがお隣のブースだったんですが、それもこの時目にしていたのね。世間の狭さに驚く。今回の文フリに来て大正解だ。全く関係ないけどこの時の私かわいいな。


・一通り見たしそろそろ帰るかー、その前にオモコロライターが他に出展しるか一応見てみよう。……いた!!!!!!

・神田さんが出展してました。夢顎さんも寄稿している。ご本人がお店番をされている3。またしてもまたしてもサインをお願いしてしまった。自意識なぞとうの昔に捨てました。やわらかい壁にぶつかる記事がよかった旨をお伝えできてハッピー。やわらかい車に轢かれるのとは違うらしい。あちらはあちらでやりたいらしい。すごいぜ。今後も文フリに出られるとのことで嬉しいな。


・ふらっと行ってさらっと買ってぬるっと帰る予定だった。予定だったのに思いっきり楽しんでしまった。ありがとう文学フリマ。オモコロ周りのおかげで、以前より本を読むようになった。ありがとうオモコロ。

・いつかは出展側も、と思うけれどあまりに書きたいことがないな。自分売り子やれます。ホームセンターでバイト経験あります。コンビニバイトで店長と仲良かったっす。よろしくお願いします。

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