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東武特急で行く蔵の町とちぎ

東武鉄道の特急電車、リバティ、スペーシアに乗りました。

蔵の町、栃木県栃木市へ、

リバティは東武500系電車の名称で、2017年に導入された新しい電車です。前面は仮面ライダーのようなカッコいい顔立ちです。3両で1編成です。この3両の編成を2つ繋げての6両や3両での運用をしています。3両の電車を2本繋げる理由は、東武鉄道の路線網は浅草から伊勢崎へ行く路線(スカイツリーライン、伊勢崎線)が伸びていて、そこから春日部駅から野田線、東武動物公園駅から日光線、また日光線の下今市駅から鬼怒川線と路線網が広がっています。その特徴を生かして春日部駅、東武動物公園駅、下今市駅の分岐点となる駅で分割をして様々な方面に対応をします。また東武鬼怒川線から先、栃木県の野岩鉄道、福島県の会津鉄道へと直通します。やゆと

車内は高い天井に、フルカラーLEDの行き先表示幕。車椅子や赤ちゃんベッド対応のバリアフリーのトイレ、座席にはAC電源のコンセント。と快適な車内空間です。車内販売は一部の列車で販売されています。

特急券は東武鉄道チケットレスサービスにて購入しました。ネット上で座席を指定でき券売機に並ばず特急券を買うことができます。乗車券は別なので、改札はパスモ、Suicaや切符を購入して入ってください。


13:12発のリバティけごん23号東武日光行きに乗車し、栃木到着14:08分に到着。1時間程。停車駅は春日部、栃木。栃木から先は新鹿沼、下今市、終点東武日光駅にとまります。


春日部駅を出た時に進行方向右側に春日部の車庫がありたくさんの車両を見ることができます。また南栗橋を通過した後同じく右側に南栗橋の車庫があり同様な光景を見ることができます。(座席は左側を選んでしまった…)

東武線の風景は、利根川を渡る手前のカーブ、渡る時の鉄橋、渡り終わった後のカーブが好きです。

栃木の区間に入ると太陽光パネルが設置されているのが気になりました。空いた土地は自然エネルギーとして活用されているのですね。


色々と眺めているとあっという間に栃木。もう少し乗っていたかった。栃木駅到着後には反対ホームに東武日光線の東武6050系、昨年デビュー⁈リニューアルされた東武宇都宮線の20400系、またリバティの後に来たホームには、JR東日本から直通のJR東日本253系、またちょっと離れた両毛線のホームにはJR東日本211系と様々な種類の車両を見ることができました。

栃木駅の駅舎は高架になっていて新幹線が止まりそうな駅舎でした。JRと東武は別々の改札になっています。(昔は東武がJRの委託をしていたみたいです。)

駅前、蔵造りの町並みまでの道は整備されていて綺麗です。

栃木県栃木市は蔵造りの町並みが残っていて、小江戸と呼ばれています。江戸時代、巴波川(うずまがわ)を中心に商業が発展しました。また日光東照宮へ行く、日光例幣使の宿場町としても栄えました。

小江戸と呼ばれている場所は他にも埼玉県川越市、千葉県香取市佐原があります。他にも小江戸と呼ばれている場所はあるのですが栃木市、川越市、香取市が規模が大きく有名です。

町には蔵造りの建物が綺麗に残されています。2時間の滞在で町の雰囲気を体験できました。途中スタバで休憩しました。(スタバじゃなくて小江戸を感じられるカフェでもよかったかな…スタバの景観に合わせたオシャレな建物に釣られました。笑)

巴波川の船に乗ったり、文化財、ミュージアムなど見所はたくさんありましたので、今度は朝から日帰りで行きたいと思います。


帰りは特急けごん浅草行き。スペーシア。東武100系です。スペーシアは東武鉄道の代表列車です。1990年に登場しています。もうすぐ30年。バブル期に計画、設計がされたので今でも良いと感じます。シートピッチが広くフットレストが搭載されていて、JRのグリーン車に相当する快適さです。1号車には個室が4部屋あり、グループで電車の旅を楽しめます。

2016年の日光東照宮400年式典の記念として金色塗装をしています。また、スペーシアはJR東日本に乗り入れていて、新宿まで行きます。都心へのアクセスが便利です。

この特急けごんは栃木を出ると板倉東洋大前(この列車は停車)、春日部、北千住、浅草です。JR直通は栃木を出るとJR大宮、浦和、池袋、新宿です。

特急けごんの乗った時間は16:05発でした。その4分前の16:01に新宿行きがあるので乗車に注意してください。注意喚起の放送も何回もされていました。

関東平野の田園風景を眺めながら帰宅。日が沈むときのこの景色は美しいです。進行方向右側でした。(帰りも選択ミス…というより座席の一番後ろの席では左しか空いていなかった。)


栃木市は日帰り旅行、プチ旅行におススメです。


この旅を動画にまとめました。



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