よろっと切れるところ

よろっと時数切れが生じる…よろっと教室にって連れてかんばだよな、多少無理にでも、本人が進級したいんならいつまでも優しく言ってらんないのかな…とか思って、ある授業の前に声掛けてみよう、って思ってたら、察したのか、帰っていた。

それがちょっとショックで。でも、このショックって私が私の時間軸で物事を考えてるからだよなと思って。主任は呑気に「やー、いい加減限界でしょ?」とか笑って言うけど、私がイラっとしたら終わりだから。私のペースにはめてはいけないのだから。

でも、時間がない。最近は朝から2時間いるのが精いっぱいになってる。私はその子に合わせて朝早く行って、校門で待ち合わせしてる。授業が多いから、ろくに相手が出来ない。でも、学校にいるってことが大きな進歩だと思う。1人で外を歩けるようになったこともメチャメチャ進歩だと思う。

いい所が沢山増えたんだから、焦りたくないけど、現実は焦らんといけん。辛い。

一生懸命やっていると周りは言ってくれる。それに、あの方も意外と見てくれている。またいつでも話してと言ってくれる。いつでもって言ってくれて、私が相談する側なのにいつも、お話が終わった後に「有り難うございます」と言ってくれる。

あああ―――駄目だあの方の話は!!