震えてしまった

何であの方の名前が出てくるんだ。震えてしまった。水曜の聞き取り。本当に相談したのはその4人でいいんですね?って警察みたい。
その後にあの方ともう1人、名前が出てきた。もう1人はそもそも相談すらしてない。怖くて急に吐き気がしてきて。無理無理無理!こわっ気持ち悪って言ったわ。しかも直後に授業あるってのに。

いい加減にしてくれ。尋問みたいなんやめてくれ。それで切り替えようと思ってた私の気持ちが一気に振り出しに戻るんだよ。何が心療内科だ。これ以上健康に害が及んだら自分の責任になるからだろ。

名前が出ることが怖いし、もうこれで最後だ、自分はもう話もしてはいけないのか、と思いながらメモをあの方の机にその日帰り前に置いて。文字が乱れて。

朝、挨拶してくれて「いつでもいいですよ。会議の後でも本当に。明日でも今日でも」と言ってくれたから小さい声で「お願いします…」と言って。

会議後話しかけるのも怖くて。一回音楽室行って、でも話さなきゃと思って教務室おそるおそるあけたらいて。怖くなって廊下出て。ほしたらすぐ廊下に来てくれて。「15分だけ別件で時間とったらでいい?いつもの場所で」って言ってくれて。

1人真っ暗な階段を上がって、屋上に繋がる階段で1人うずくまって。他の人が来ないから、ずっとうずくまってて。でも怖くて。ここにいるって解ったらとがめられるのだろうかとか、管理職に誰かが言うんだろうかとか…考えてるうちに震えが来て。寒さもあるけど震えてきて。心の中で、助けて…って思いながら10分近くかな、そんなに待たなかった気がする。

ほしたら、凄い勢いで階段を走ってくる音が聞こえた。すいませんって。3分だけ着替えさせてって言って、その後部屋に入った。寒くて震えた。ストーブをすぐつけてくれた。足元もあったまるように電気のやつもつけてくれた。

もうこれで最後にしようと思って、全部話した。

先生の名前が出てきました。私は名前を出してないのに。誰かが見て行ったのか、ほいほいって前に管理職に言われたからそうなんですかね…廊下で話すのも正直怖いです。何で?何で出てくるんですかね?話すだけでもどっかで知らない誰かが見てるかもって思うと怖い。だから、先生も悪く言われたら嫌だから、私に話しかけないようにした方がいいと思います…

って話してるうちに、「聞き取りが警察みたいです。その度に記憶を思い出さないといけない。信頼してる人に相談して支えになってたのに、その支えも奪われるかもしれない」って感情が高ぶって涙が出てしまった。

私はこの人の前で絶対に泣いてはいけないと思っていた。涙を見せてはいけない、泣く時は1人でと思っていた。すでに3組さんに涙は見せてしまっていたが、もう別件で前に理不尽なことで怒りの涙は見せていたし、3組さん以外の人には見せてはいけないと思ってた。

だから、涙が止まらなくなった時に、いけない、と思った。止めなきゃと思った。でも、止まらなかった。ずっと溜め込んできていたんだとこの時知った。ティッシュを出してくれて、ずっと話を聞いてくれた。私が「泣いちゃいけないんだ、すいません」と言っても「いいんだよ、今は吐き出していいんだよ、泣いていけないなんてないよ、ずっと耐えてきてるんだから」と共感してくれて更に涙が出てしまった…

よろしくないと思うけど、私の立場に立って話を聞いてくれる人が今、本当にこの人しかいないんだよ。そして実際に「僕は先生の立場で話をずっと聞いてるから。もし聞き取りで呼ばれるとしたら、彼女の立場に立って話してないじゃないかというつもり。でも呼ばれてないから…」と少し悲しそうに言われた。怖くて名前を出せなかったんだけど、それが良かったのかどうかなんて解らない。

酷い、と言ってくれた。女性の立場で聞いててくれた。本当に心強かった。溜め込んでいたものを、すべて話す形になった。この人なら、と思って話した。

気づくと雑談含めて1時間半くらい話していた。時間忘れて話していた。「いつの間に?もう帰る時間になった。…また。話しましょう」と静かに言われたんで、つい、「私は話してもいいんですかね?」と聞いてしまった。話してはいけないと思って最後と思って行った最後に、また、と言われて心が乱れてしまった。

そうしたら…

そうだ、って言って何かしていた。その後すっと私の聞き取りのメモやらが挟んでるバインダーの所に、付箋を貼ってくれた。携帯の番号が書いてあった。
「これ。俺の番号だから。いついつ話したいっていう連絡でも何でもいいから電話でもショートメールでも入れてくれたらまた話そう。嫌だったら捨てるなりしてもらえれば…これ、6じゃなくて5だから。つぶれてるけど5だから」って。

捨てるなり、なんていうから、すぐわら半紙と付箋ごとボールペンで挟み込んで、絶対に落とさないようにバインダーを抱きかかえて、「大切にします」って言った。

部屋を出て、申し訳ない気持ちになって、深々頭を下げた。階段を降りる時に、足を止めて向き合ってくれた。
「弱い部分を見せるのは、信頼してる人間には見せていいんだからね」と言ってくれた。また泣きそうになったけどこらえて、階段を降りた。私が、一緒に歩かない方がいいかもしれません…って言うと、こっちのペースを気にしながら少し前を歩いてくれた。裏口から出てく時に、2人でお辞儀をしあって別れた。

大事に大事に車まで行って、すぐその付箋を財布の中にしまった。今もある。
家に帰って時間を少し置いてから、お礼のショートメールをした。その返事を読んでまた泣きそうになる。

翌日朝も、そっと隣に来て挨拶してくれて。

金曜日は、私が廊下でびくびくして視線も合わせられなくなって。

それもこれも、全部あいつのせいなんだよ…