三角比の覚え方について

私は0°~180°の三角比、高校の時に先生が、黒板に

012343210

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って書いて説明してくれたから、例えば240°のサインだったら3だなってことで値を覚えてった。

2分のルート、このルートの中に入る数字が上の数字なんだけど、値なんて5個しかないんだから1のとこ、2のとこ…って感じでシャキン!って手刀のイメージで角度のとこに空気で斜線を入れて値を出してきた。

その癖は今も抜けません。ただ、正直参考書になんて載ってないし、そもそも三角比自体苦手な子が多すぎて、鈍角の導入の時にサーっと引いてく感じがよく伝わってくるので、必ずこの話を出す時は「あくまでおまけ。参考程度に聞いてもらえれば」って前置きするようにしてる。

三角比、音楽と関係するし鐡道とも坂道とも関係してるしで大好きなんだけどね。実際教科書だけやってると覚えさせられ、図形出て来て、急に座標こんにちはで、そりゃ戸惑うよなと。

でも、やっぱり解って欲しいし、嫌いにはなって欲しくないから教え方はとにかく精進せんばって気合いが入る。

最近はそもそも比自体が苦手な子が圧倒的に多く、きっと小学校の時につまづいてるのだなという子が多いので、〇:△って形を、何分の何って書いてもこれは比を表してるものだよっていうのを導入で丁寧にやっとかないと、本当に三角比の最初でつまづいてしまう。

相似の概念も苦手な子は多いし。

正弦定理だって計算する時に分数で間違えるの多いし、余弦定理は掛け算が先だよ、足し引きは優先順位としては掛け算割り算より低いんだよっていう計算の基本ルールを説明しないと、いくら公式覚えても計算で間違えてしまう。

基本ってのはナメてかかっちゃいけないんだ。