下の名前について

だいぶ前も書いた気がするけど。私の下の名前について。

今使ってる名前は完全にペンネームであって、Twitterも紫子なんだけど、これはデジカメにつけただけの名前なんで本名はべっこです。

その本名がね、人生で最初から正しく読んでくれた人はいません笑

子どものころは本当にそれが嫌で。普通に読めばこっちじゃん!なんでわざわざそっちにしたんかえ?って何回も聞いたよ。
でも、大切につけられた意味のある名前だと知る。

6段くらいの昔ながらの洋服ダンスの1番上のところは小物入れになっていて、そこの奥に習字の半紙が入ってた。かなり大事に保管されていて、色も鮮やかでしっかり読み取れた。

そこに、半紙を横にした状態で、左、真ん中、右に筆で女の子の名前が3つ書いてあった。

一番右は姉の名前。真ん中に私の名前が読み仮名が2つ振られてあって。もう1つは言わない。

真ん中の私の名前だけ読み仮名が振られてたの。

半紙に書いたのはばあちゃんのきょうだい。一番上のお兄さん。つまり大叔父のうちの一人ということですね。占星術とかに詳しかったということは聞いている。

2つあるんだったら読める方でいいじゃん!って思うんだけど、今の私の名前の読みの方が、名字の響きと相性がいいらしく、運勢的にもいいらしい。また、私のこの読みで違う漢字、よく見られる組み合わせの漢字を使うと今度は、冷たい人ってなるらしい…聞いただけだからよく解んないけど。

優しい人に育って欲しいって意味があるんだって。ほう。

高校まで本当に嫌だったこの名前。でも、恩師が間違って読んでから、恩師なりに考えてくれて、なんの特別感もない授業中のシーンとなった時に、目の前で私の机に両手をついて、「〇〇〇はどうかなー」ってメッチャしたり顔で言ってきた時に、ちょっと変わったんだよね私の気持ちが。

そしてそっから決まって私の名前は下の名前で呼んでくれるようになったから、私この名前で良かった!ってなったんだよね単純。

自己紹介では食いつかれるし。人見知りな私には助かったのかもしんない。