8月の思い出。

8月は思い入れがある。きっつい思い出と、満ち満ちた思い出。

シカトされた時は、何でこんなに胃が痛いんだろうという位苦しかった。「普通お姉ちゃんとファミコンなんかしないよねー!」って陰口をハッキリ記憶してる。数メートルの距離で部活の休憩中。家族を否定されるのは許せない。

や、あたいが否定するのは解りますよ?

お前に何が解るってなるんですよね。お前はうちの家族の苦労も知らんろに。ってね。

ぐっと耐えた。大人に言ったらひどくなるのは知ってたし、言おうという選択肢もなかった。どこか、いずれ短い期間に終わるだろうと言う確信があったし。あっ今は私の番なんだなと。

8月4日の火曜日からシカトされた。えーっと1992年ですね。3日の月曜に風邪で部活を休んだんだけど、その、休むって電話をした時からもう声で、あっこれ来るなって解ったんだよね。

卓球部だったんだけど、私は卓球全然うまくないし、好きで入った部活でもないし全く上達しなかった。卓球台に手をついたら友達(もはや友達ではないが)が、バカって言ったんよ。

帰りも坂道の遠く上からバカって叫ばれた。はあ、バカか…勉強だけは負けてねえぞと心では思ってね。耐えましたよ。


そういう経験はしたくないんだけど、した身からすると、人に気を遣う人間性が出来上がりますね。そして、人の痛みを解ろうという気持ちになります。

誰かに怒られたり、機嫌をぶつけられた時、怒りよりも悲しみで溢れますね。それが思い入れのある人ならばなおさらです。


…げ。きつい思い出ばっか書いてる。だーん。

満ち満ちた思い出は後にしーようー。