実は心細い

新1年生の担任。準備が始まっている。来週は中学校訪問もある。新入生オリエンテーションもある。ドキドキする。

部活は多分主顧問なんだろうな…あれ以来管理職から何も話がないけど、とりあえず専門書は買ってみた。まだ買っただけ。だーん。

教科主任なんだよな。だって私しか残らないんだもん。心細いよ!忙しくなるな…

それを察してか、学年主任の先生が話しかけてきた。

「大変だよね一気に責任ある仕事兼任して。数学も1人だけ残るもんね」と。ああ、解ってくれてて有難い、と思ってつい、

「そうなんです。心細いんです。」って言ってもうた。

ほしたら、それを聞いていたのか好きな人が近くにいて座ってる状態で「ん、なんだ、なんだ」って独り言。話には入って来ない。これは2回くらい呟いてて。

でもこっちに言ってるとは思わなくってあくまでも独り言とみなし私はスルーしてたわけだけど、最終的には会話に入ってきて、「大丈夫!!ぺーぺーの僕がこんなんでやったんですから」と。

いやいや私もペーペーだっての。経験値は関係ないしねそもそも。


初めてのことがいっぱいで不安だ。どうなっちゃうろうか。私はきちんとまとめられるろうか。まとめんきゃいけんのよ。でもそれで気合い入れ過ぎると空回りするから気を付ける。

ただ、1人ひとりしっかり見ていきたい。会話をいっぱいしたい。些細な雑談でも記憶に残したい。とにかく大事にしたい。

連絡は密にしたい。悪いことは悪いと諭したい。嘘をつくのと人を蔑むのだけは許せない人間なので、そこはぶれずに伝えていきたい。