2人きりで2時間

いっぱい話した…すっげえ気持ちが楽になった。ああ、この人はこの職場の中でかなり心強い存在だ、信頼できる。話していい人なんだな、それに向こうもストレスがあって、私は話を聞きたいとも思った。
自分のクラスの子についての話から、気づいたらずっと雑談していて。みんな帰ってって。きっとあの方も早く帰りたいだろに。下道で2時間車で来てるって…じゃあ家に着いたの9時過ぎとかだよね…なのに。

とにかく優しい。それに、好き嫌いが激しい人なんだなとも思った。でも、その好き嫌いの基準が自分と全く同じ感覚の持ち主で、共感できることしかなくって、2人して、「そうそうそう!」って言い合って。

私に対しては、話してるとホッとすると言われた。一生懸命で、優しくて、話し方も柔らかくてホッとすると。
だけど3組さんから「彼女は柔らかい雰囲気で華奢で小さいけど、芯は凄くしっかりしてるよ。強いよ」と言われたらしくって。

それを言われてハッとしたんだって。で、優しいなと思いながらみてて、それを言われて更に私のことをストーカーみたいで申し訳ないけど見るようになって、ほしたら土日も来てるって知って、身体を心配してくれたんだって。

色んな情報を知れた。その方の過去の話とか家族の話も出たし、プライベートの話もあったし、趣味の話も出た。びっくりするくらい相手のことを知った。
こういう形で2人で話して知れるとは思わなかった。

他の先生に対して怒ったことも聞いた。全部、そりゃ当然怒るよなってことだった。それに、私が怒ったポイントも理解してくれた。私がやってきたことを、きちんと見てくれていた。それが嬉しい。

また話しましょうって言ってくれた。学校がしまる時間になっちゃって話は終わっちゃったけど、あの勢いだったらあと2時間は余裕で喋れてた。

こんなに知ってしまっていいのかってくらい家の事情とかも聞いてしまった…いいのだろうか。絶対に言わないぞ。誰にも言ってない話も聞いてしまった。

クラスの子の話をしてた時は正直、私は後半泣きそうになっていた。厳しい状況だなと。成功例を聞きたくて置きメモを夏季休暇前にして、その話をしたんだけど、わざわざ私がいる部屋まで来てくれて。そっから先生のいる部屋まで行って。で、そっから2時間半。みんな帰ったのが5時だったから、2時間近く誰もいない部屋で話した。

少人数だったら呑んでもいいんだよねって話になって。話せる場所がないよねって話になって。僕は自分から誘えないタイプなんですよ、誘われたらだいたい断らずに何でも行きますねって言ってたな…

誘いたいよ。

話せて良かったって言ってくれて嬉しかった。ストレス溜まってたし、なかなか話せる相手もいないけど先生に話して良かったと。私も同じこと思ってたから、私も吐き出せて良かったって言って。またいつでも話しましょうって言われて。
有り難うございましたってお礼言われたよ…お礼は私だよ。

ねぎらいの言葉はまじで嬉しかった…報われた気持ち。ホント、イライラが少し軽くなった。イライラしてテンパってたってよく私も率直に言えたな…

こういう人、本当にいて良かった…話せて良かった。