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健康診断は楽しい ~WEBTOON作品『レヱル・ロマネスク0』ネーム 第8話(全)字コンテ・ネーム掲載

実家の両親が相次いで倒れ(父:脳梗塞 母:肝不全)、奥さんが妊娠中なこともあり。

「わたくし倒れるといろいろ困るな」という意識が高まりましたので、わたくし本日、健康保険組合が助成してくれるタイプの健康診断を受けてまいりました。

分類としては『生活習慣病予防検診』というやつで、内容は

・身体測定

・視力検査

・聴力検査

・血圧測定

・血液検査

・尿検査

・触診・聴診

・便潜血反応検査

・心電図検査

・胸部レントゲン検査

・胃部レントゲン検査

――でございました。

大人になってからは身長・体重を図る機会も検診のときくらいとなっておりますので、身体測定の時点ですでに、軽くテンションがあがります。

前回は166.4cmくらいだった身長が、今回は165.8cmとか微減しており、そこはショックだったのですが、顕著な体重増加などもなく、まずは一安心です。

視力検査はわたくしレーシック手術を過去に受けたことがあるので、1.0~1.2は叩き出したいところでありましたが、結果は左右とも0.9。
ここも「まぁまぁ」といった感じになってしまいました。

聴力検査は左右とも異常なし。

血圧は二回測定して、一回目が高血圧、二回目が標準値という結果になりました。

血液検査はかなりがっつり抜かれまして、この結果はすぐには出てまいりません。
パンフレットによると「動脈硬化、肝機能等の状態や、糖尿病、通風等を調べます」とのことなので、検査結果が届くのを良い子で待たねばなりません。

尿検査、便潜血反応検査も同じですね。
おうちで採取してたのを受付にわたして結果待ちです。

しかるのちの触診・聴診でも大きな問題はなかったのですが――

「次は保険指導を受けてください」との声を、触診担当の先生からかけていただくという、今までに経験の無いイベントが発生しました。

保健指導担当の先生は老紳士、といった方。
ご指導の内容は「メタボ解消」について。

BMIが25.0までは正常(非・メタボ)なところ、わたくしは今回「25.1」だったので、ついにメタボ群に含まれてしまいましたのです。

あわせ、血圧も一回目のが引っかかってしまいましたため。
「これ以上メタボ傾向を進めないように」という感じで、食事や運動などなどについての聞き取りとアドバイスをいただきました。

わたくしはお馬のおかげで運動は足りておりまして、お酒もタバコもやらないので、
「仕事中のお菓子」が、主たるメタボ要因であろうことを、簡単に特定できました。

頭を使ってる最中に甘いものを補給できないのは厳しい……というお話をしたところ、先生から
「際限なしに取るのではなく、予め一定の量と線引きをして取るように改善したら?」というアドバイスをいただきました。

つまり

X 「ミルキーを一袋もって仕事部屋にこもる」
○ 「ミルキーを6粒だけもって、20分に1粒と決め、それで二時間仕事をこなす」

という感じですね。

ポモドーロタイマーとかを使って、休憩=ミルキータイムとすれば、かえって仕事効率もあげられそうな気がしますので、
これは確実にやっていこう! と、わたくしご指導、素直に受け入れることができました。

保健指導が終わりますと、検診会場外にあるレントゲン車の中に移動し、胸部&胃部のレントゲンです。

胸部レントゲンはじっとしてれば終わるのですけど――
胃部レントゲンは、なかなかの地獄でございます。

なんとなれば、悪名高きあの「バリウム」を飲まなくてはいけないからですね。

けれど。
真に苦しいのはバリウムではなく、その前に飲む「発泡剤」です。

これはゲップが出やすくなるおくすりなのですけれど。
飲んだあと「ゲップを我慢しなくてはいけない」という矛盾した縛りをかけられるのです。

その上で胃部レントゲンマシーンに乗せられ、ぐるぐると全身を回転させられ。
回転させられながら

「もっと体を左に傾けて」
「今度は右に」
「右回りに2回、できるだけ素早く体をぐるぐるさせて」

などの指示を矢継ぎ早に送られ。

指示をこなしたらゲップ感満載のところをこらえつつ、静止しなくてはいけない――のです。

現代日本に暮らしていて、もっとも拷問に近い感覚を味わえるアトラクション。
それがこの「胃部レントゲン」なのではないかとわたくしは感じております。

このように普段できない体験をわんさかさせてもらえるうえに、健康状態まで診断してもらえ、お値段も(健康保険組合の種類は年齢にもよるでしょうが)何千円、というとこで済んでしまう。

健康診断、非常にコスパよく楽しい大人の遊園地的な場所ともいえましょうので。
まだ体験したことがない方は、ぜひぜひ一度受診してみてください。

胃部レントゲンでなく胃カメラになるのでしたらそれはそれで!
また別種の拷問アトラクションを楽しめますので。

と、そんなこんなで本日は
WEBTOON作品『レヱル・ロマネスク0』の第8話
「ほうしょうきさきと包帯少女と」のネームがまとまりましたので、
一気に掲載いたします。

こちらはメンバーシップ会員さま限定での閲覧物となっておりますが、
字コンテの方はどなたにも無償で全公開いたしますので、
どうぞお楽しみいただけましたら幸いです。

稀咲、ヒロイン力ましましのましましでございますので!

そして、ネームの方の0~7話まではどなたにも無償公開しておりますので、
よければどうぞ、あわせご確認いただけますと幸いです。

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どうぞご笑覧いただけますと幸いです。

『全般検査と人間ドック』

(あらすじ)
右田一酒造元の従業員として、人間ドックを受けて帰ってきた双鉄。
興味津々の日々姫とハチロクは、
双鉄にあれこれ尋ねます。

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