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22/11/26 『レヱル・ミーティングwithマルロon銚子電鉄』イベントリポート

みなさんこんばんわ。レヱル・ロマネスクシリーズの原案、シリーズ構成を勤めます、進行豹です。

「ゆめぐりASMR マルロ」

リリース記念イベントでもある、

『レヱル・ミーティングwithマルロon銚子電鉄』が、先日無事に開催されました!

ので、本日はそのレポートを記載させていただきたく存じます。

■ 1000 ■

イベント準備のために銚子入りしますと、あいにくの雨降りでございました。

天気予報もイベント時間中はずっと雨――とのことで、傘をぶらさげ、イベント顔合わせに入ります。
ゲストのマルロ役声優・福原香織さん 

とスタッフのみなさんとご挨拶をしたあとは、銚子電鉄様とのお打ち合わせです。

受付、機材、物販、タイムテーブル等々の最終確認をすませましたら、いざや行動開始となります。

■ 1100 ■

受付場所の銚子駅・銚子電鉄様ホームに移動し、コスプレスタッフとしてお手伝いくださる

松田扇さん @ohgi_RE

乗換ぱすもさん @norikaepasumo

と合流。受付設営を開始します。

雨足が強くなりはじめ、屋根下である受付場所が銚子電鉄普通列車にご乗車になられる方の雨宿り場所となることが容易に想像されましたので、
受付場所への滞留を防止するため、前倒しでの受付開始といたしました。

ご参加くださったみなさまも状況よくご理解くださり、
受付開始後、別の場所へ移動しての待機してくださる方も数多くいらっしゃいました。
(この場を借りて、ご協力へ篤く御礼申し上げます)

結果、普通列車ご乗車のみなさまを妨げることもなく受付全て完了し。

12:38にマルロヘッドマーク掲出の貸切列車
『とかわ号』


撮影:渡辺さん

が銚子駅ホームに入線してまいりますと、いよいよイベント開始となります。

■ 1238 ■

「とかわ号」の往路車内では、なんとマルロ/福原香織さんによる「生車内放送」をいただくことができました。

列車乗車→出発進行までの時間が想像していたよりも遥かに短く、
バタバタとした入りをいただくことになってしまったのですが、
にもかかわらず、非常に柔軟に構成を調整いただき、完璧に! かわいく!
そしてマルロらしい甘えっ子感全開の車内アナウンスをいただけましたこと、大変に感動いたしました。

車内放送は、こんな感じの内容でございましたので――

【マルロ】
「発車しまーす。閉まるドアにご注意なの」

【マルロ】
「次は海鹿島(あしかじま)。足腰元気☆緩
消法(かんしょうほう)海鹿島駅に停車なの」

【マルロ】
「海鹿島駅は、関東で一番東にある駅なの!
記念碑が駅舎の横にたてられてるから、
時間があったら見ていってほしいの」

【マルロ】
「あとこの辺は、キャベツととうもろこしの
産地なの。それぞれの季節には、犬吠駅でも
売られてたりするから、要チェックなの!」

【マルロ】
「ちなみに海岸線から見える島が、海鹿島。
大昔には、実際アシカが済んでたらしいの、
マルロ、見てみたかったのー」

【マルロ】
「次は海鹿島。足腰元気☆緩消法、海鹿島駅
に停車なの。降りるホームは左側なの」

――イベントご参加叶わなかったみなさまにおかれましても、
どうぞ脳内でご再生いただけますと、とても幸いに存じます。

この車内アナウンスを堪能しつつ、車窓の横にリアルタイムで広がっているキャベツ畑を眺める時間は、まさしく贅沢。
銚子電鉄の小さな旅の楽しみを、さらに大きくひろげてくれるものでした。

ずっとこのまま乗っていたい――


撮影:渡辺さん

と思うところではございましたが、
総路線長6.4km。実乗車時間22分の旅は、あっという間に終わりを迎えてしまいます。

外川駅着、13:08。
ここから今回のイベントで、最も難易度が高い行程がはじまりましたのです。

■ 1308 ■

外川駅には、マルロの電車、釣子電鉄デハ801のイメージモデル機、銚子電鉄デハ801が静態保存されています。
この記事を執筆している2022/11/27現在は、残念ながら老朽化のため車内見学は不可なのですが、
綺麗に整備されている外観は雨に濡れ、さらに輝きを増しておりました。

お昼休憩にはいられる福原さんをお見送りしてのち、~13:20までを、撮影、見学、トイレ休憩の時間とします。

13:20。
見学・撮影を終え、犬吠駅まで徒歩で移動――というその瞬間に、奇跡が発生いたしました。

あれほど降っていた雨が、うそのように上がりましたのです!

往路の車内、福原さんが「晴れ女」であるとおっしゃられていたその効能――いやさご利益が、この瞬間に、イベント参加者の皆さまを守ってくださったとしか思えません。

とはいえ足元が悪い中での、大人数での移動です。

「右側1列を崩さないように、道路に広がらないように」

とのお願いを、今回も参加くださったみなさま本当にきっちり守ってくださり――

一同一度のトラブルもなく、無事に犬吠駅まで、15分の距離を歩き切ることができました。

犬吠駅では1400まで自由時間。

お昼を食べるには微妙……という時間であることもあり、犬吠駅売店のたいやき屋さんには長い列が発生しました。

わたくしのその列に粛々とならび、たい焼きを買い。
また今となっては大変めずらしいハイシーオレンジ、しかも瓶入り、を自動販売機で購入し。

お昼というかおやつというかで、骨休めさせていただきました。


■ 1400 ■

参加者一同、犬吠駅に再集合して、復路の「とかわ」号に乗車です。

復路は「Q&A」のトークを展開させていただきました。

事前にみなさまから募っていたご質問の中から、

『今日の生車内放送の感想』

『福原さんと千葉県、銚子電鉄とのご縁について』

『福原さん的おすすめスポットin 千葉県』

『千葉を離れて初めて知った、「これって千葉ローカルだったの!?」なこと』

『もしも福原さんが銚子電鉄の一日社長になったら、やってみたいこと!』

についてのご回答をいただきました。

ご回答の詳細はイベント参加者のみなさまだけのお楽しみ、かと存じますが、
詳細に触れない範囲で、わたくしの所感を書かせていただきますと

「千葉県の人は、鴨川シーワールドを『かもしー』。マザー牧場を『まぼく』(うろ覚えなので間違ってたらすみません)と略すのか! 知らなかった!!」

「千葉感では誕生日順に出席番号が決まるのか!!!」

「福原さんが銚電の一日社長になったら面白いイベント列車走らせてくれるっぽいので、ぜひ実現してほしい!!」

的なことを、うきうきと拝聴させていただきました。

また同時に「福原さんが、鉄道そのものや鉄道ファンのみなさんに、このイベントを通じ、親近感をいだいてくださったこと」をお伝えいただけたようにも感じ――
それは本当に嬉しくて、ありがたいことだなぁ、とも感じました。

■ 1422 ■

あっという間に復路の時間もすぎさりまして、「とかわ」号は車庫のある仲ノ町駅へともどってまいりました。

ここで参加者のみなさまに、嬉しいサプライズがございました。

なんと「とかわ」号。乗客全員を乗せたそのまま入換作業へと以降して、そのまま車庫(留置線)へと入りましたのです!

留置線上にはもちろんホームがございませんので、下車はタラップを設置して――ということとなります。

そこでわたくし、おもむろに物販のご案内をさせていただきます。

「イベントはここで終了。物販参加されない方は、このまま下車をお願いいたします」

「物販はここでこのまま開始され、『マルロ記念券(記念きっぷ)』が物販物となります。
 イベント先行販売となり、1セット700円(税込)。ここでのお買い上げの場合は、なんと福原さんのサインをいただくことできます」

マルロ記念券_サンプル

――ご案内のあと「物販不参加の方はご起立ください」とお願いしたのですが、なんと起立者はゼロ。
『イベント参加者が全員物販参加』という、わたくし史上はじめての出来事が発生いたしましたのです!

(福原さん&銚電さんのコラボパワー、すごい!)

と感動しつつ物販のお手伝いを終え、最後の参加者さんが「とかわ」号からタラップを通じおりられましたその瞬間、

『レヱル・ミーティングwithマルロon銚子電鉄』は、無事に終了いたしました。

■ 総括 ■

悪天候に見舞われてしまいましたが、だからこそ!
ご参加くださったみなさまのマナーの良さが際立ち、車内により強い一体感が産まれた、
素晴らしいイベントであったかと存じます。

その中心となり、素晴らしい時間を、マルロを、アナウンスをトークをくださいました、
マルロ役声優 福原香織さんに。

イベントを実施くださり、安全快適に我々を運んでくださった銚子電鉄さんに。

そしてご参加ご応援くださいましたみなさまに、こころより御礼を申し上げます。

おかげさまで、わたくしもとても楽しませていただきました!

そんなこんなで本日のメンバーシップ限定記事は、
短いお話にかわって

「マルロの車内アナウンス台本」

を公開させていただければと存じます。

銚子駅から外川駅まで。

発車準備でばたばたしてしまいスキップいただいた部分を含めた、アナウンス全台本を掲載いたしますので、
もしよろしければ今回の旅の振り返りに。
あるいは脳内参加の一助として。

どうぞご笑覧いただけますと、とても嬉しく存じます。

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【メンバーシップ限定記事のご案内】

『レヱル・ロマネスクnote』メンバーシップ
『御一夜鉄道サポーターズクラブ』

にご参加いただきますと、さまざまなショートストーリーや、イベント台本、掲示板機能などをお楽しみいただくことができます。

ぜひご参加ご検討ください。

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