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■アバンタイトル■ ■ネーム■
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「紅嬢はたしか昔、人間のみなさま向けのレストランを経営されてらしたのですね?」 「『がたんごとん亭』だね。経営じゃなくれ雇われ店長みたいな立場だったけど――」 正直、ヤな思い出もめちゃくちゃたくさんある話。 けど、汽子っちにはそんなこと関係ないし……それに。 「――ぼくなりに、上手く回せてたと思うよ。 がんばってたし、人気もあった。楽しいこともたくさんあったしね」 閉店めちゃくちゃ惜しんでもらえたし、同時にお祝いもしてもらえた。 キハ101が、お店から再び列車に戻れ
「姐さん! 姐さん! オリヴィ姐さん!!」 「だから! 姐さんはやめてっていってるでしょ…
「姐さん! 姐さん! オリヴィ姐さん!!」 「んもー、姐さんはやめてっていってるでしょー…
■ 字コンテ公開 ■ #6 S2の字コンテです
「みかん鉄道にも御一夜鉄道さんにもレイルロオドも職員も結構いるのに!」 はじめての九洲鉄…
「わ。紅さんもおもちゃで遊んだりするんですねぇ」 「おもちゃ言うなし! パズル!」 「パ…
「おひさー、汽子っち。って、わ!?」 あら? 紅嬢のただでさえ丸い目が、さらにまあるくな…
「すごいじゃん! 月刊誌で連載だなんて。 ファンクラブ通信のエッセイ、そんなに好評だったんだー」 「らしいんですけど! すずしろ、褒められると調子に乗っちゃうタイプだから、ついつい気楽に引き受けちゃったんですけど~っ」 んん? 雲行き怪しくなってきた? ま、ボクにすずしろから電話だなんて、その時点でなんかあったに決まってるけど。