12月25日(月)冬戦争26日目

 潜水艦ヴェシヒーシとイク=トゥルソがバルト海に派遣された。彼女らは以前はパルディスキ前面への機雷敷設を行い、その後はリエパヤ周辺水域の偵察にあたっていた。

 フランスのリールの市議会はフィンランドとポーランドの戦いに敬意を表して、町の2つの通りの名前を変更した。ルエ・デ・モロウはルエ・デ・フィンランドに変更され、ルエ・デ・ルシーはルエ・デ・ポローニャに変更された。

 小説家のヴェッラ・ヴォリヨキは、タンネルへの手紙でソ連政府とのつなぎをとることを提案した。その中でコロンタイと共に友人として私的に話し合おうと提案した。これはもちろん私的なものなどではない。これまでのテリヨキ政府を正統フィンランド政府とみなす、すなわち現フィンランド政府とは交渉しない、というソ連の態度の変化を表すものであった。


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